こんにちは！！
いかがお過ごしでしょうか？
私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
今回紹介するのは、
「バジとあかいボール」
松丘コウさん作
です。
『きんようび うたのテストをします』
月曜日。
お知らせを見た主人公のバジは、憂鬱で仕方ありません。
なぜならバジは、みんなの前で歌うのが大の苦手だからです。
「いやだなあ。うたわなくてすむ ほうほうは ないかなあ」
そう考えながら歩いていると、木の根元がキラッと光りました。
それは、今まで見たことのないような、深い赤色のボールでした。
バジは思いました。
「これって もしかしたら……まほうの ボール？」
魔法のボールは、
「すすめ」
と唱えると、時間を進めることができる魔法のボールです。
でもこの魔法のボールは、使いすぎると早くに年老いてしまうという怖い副作用があったのです。
時間を進めることで嫌なことから逃げることのできる、とても便利なボール。
使ってみたいけれど、でも、使い続けていたら老化が進んでしまう怖いボール。
バジは、ボールを使う？使わない？
色々と想像できる始まり方ですが、ラストはとてもきれいな終わり方をしています。
バジの晴れ晴れとした表情が、何とも言えません。
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