歪んだ基準をクリアにリセット・食の安全追及のための第一歩目を総点検! | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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「有機野菜、減農薬野菜、特別栽培農産物、栽培期間中農薬不使用・・・」

食の安全に関心を持つと、こうした言葉が気になるようになってきます。

業界ならではの専門用語とでも言うべきか。

ネットで検索しても、本や雑誌で情報を得るにしても、この手の言葉がやたらと目につくようになるのです。

でもこれってハッキリ言って、

“面倒じゃないですか?”

普段から仕事に家事に、趣味に育児に、実に忙しい私たち。そんな私たちはこれらの小難しい言葉をそれぞれ調べて、自ら咀嚼し、理解して・・・。

そんな面倒なことに時間と労力を費やす余裕もゆとりも全くない。イチイチ以って、

“煩わしい!”

そう思っている方だって少なくないと思うのです。

 

もしあなたがその通りだ!」と思われるのなら、あなたは実に素晴らしい洞察力を兼ね備えた方。そんな風にいえてしまう。

 

なぜならこれらの言葉はアナタを惑わせ、混乱に導く。こうした目的のもと、あえて分かりにくいように命名されている。

 

私などはそう勘ぐっているのです。

 

その野菜の本当の姿、偽らざる実像。これらから目を背けさせる目的で作られた言葉。

業者の振りまく宣伝文句やイメージ戦略、これらにあなたをまんまと乗せるためのコトバではないか?私は強くそう思っているのです。

そこで今回は、これまでの復習のような内容になってしまうのですが、「実像」

 

このことについて考えてみることで、医者を遠ざけ、クスリを拒む。

 

そんな生き方のヒントについて述べてみます。

 




■まずはリセット!
有機野菜も、減農薬野菜も、無添加食品も。これらをすべてひっくるめて、

「自然食」

という言葉でまとめられています。

自然食品店、自然食の宅配、自然食レストラン、私たちはこのように呼んで疑うことがないのですが・・・。

でも自然食という以上は、その判断基準はどこまで行っても

“自然界!”

でなければなりません。自然の摂理に即した食材だからこその自然食。そこから外れた食材は、すべて反自然食。

安全で自然な食材を手にしたいのなら、まずは判断基準をしっかり!リセットしてから始める必要があるのではないでしょうか?

誰かお偉い学者先生の言ったことや業界に蔓延る悪しき常識や慣習など。判断軸は決してこれらのものではないはずなのです。

自然食か否かを判定する際の唯一の基準は、自然界の仕組みや摂理。平ったく言えば、

「自然か?不自然か?」

この視点を持って判断していくと、さまざまな事がらが見えてくるのではないかと思うのです。



■野山と田畑
私たちの周りの自然の野山。そこに目を向けて考えてみましょう。

自然の野山のどこにも、人が肥料を与えている場所などありません。人が肥料という栄養のカタマリを与えている場所は、田畑以外に

「見つからない」

この事実が明らかになってくるのです。

有機野菜は有機肥料を使った野菜であることから、そのように名づけられています。

化学肥料は人造物だから反自然物。有機肥料は動物の糞尿などを使うものだから自然物。だから有機肥料は

“良い肥料!”

業界においてはこんな風に言われているのですが、自然の野山においては有機も化学も、どちらの肥料も使われていない。

落ち葉が肥料ではないか?そう思われるかもしれませんが、落ち葉に肥料となるような成分はほとんど含まれていません。

動物の糞尿や死骸が肥料ではないのか?そう思われるかもしれませんが、それらが同時期に一か所に集中して、大量に入り込む。

こうしたことは自然の野山では極めて起こりにくい現象といえるのです。

人が肥料など与えなくても、野山に生きる植物たちは栄養失調に陥ることなど起こり得ない。翌年また翌年へと、未来永劫にわたって生命を繋ぎ続けていく。


有機肥料を使った野菜は本当に自然なものといえるのかどうか?自然食と呼べるのかどうか?

リセットした判断軸に照らし合わせれば、答えは明らかではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

 



■2つで充分!
このブログの読者であるあなたには釈迦に説法。そうなってしまうのですが・・・。

有機野菜には法律で使っても良いとされている約40種類の農薬の使用が許可されています。

でも、自然の野山に人が農薬をまき散らかしているような場所などはどこにもありません。

アマゾンのジャングルも、屋久島の縄文杉も、人が肥料・農薬を駆使して作り上げた世界では全くないのです。

減農薬・低農薬野菜も同じで、低農薬の自然の山も、減農薬の自然の野原も、どちらも自然界には存在しない。

自然界はいつだって変わることなく、無農薬の世界。有機、低農薬・減農薬は反自然で不自然な野菜といえてしまう。

低とか減とか、言い方が回りくどくて、あまりにめんどくさい。この世には、

「自然な野菜と農薬野菜」

 の2種類以外に存在しない。見分け方はこの2つを知っていればそれで充分。

 

低だろうと減だろうと、農薬を使っている以上は、『農薬野菜』の四文字で終わりで以上。それ以上、細かく論じる必要は一切ないというわけです。

自然界を教師に据えれば、こうしたことがクリアになっていく。自然で安全な野菜を求めるのなら、農薬野菜は

 

“買わないこと!”

低や減などといった言葉に惑わされてはならないと思うのです。


■買うなら最低限!
有機野菜は一般野菜に比べて

「1.5倍~3倍」

くらいの値段がするのが普通です。

果物になると3倍以上は当たり前!こうした価格設定になるのが現在の状況といわれています。

高い買い物をするのだから、有機野菜を買うなら買うで、使われた農薬の種類と回数くらいは最低限、お店の人に質問する。

その回答次第で、買う買わないの判断を下していく。この必要を感じます。

 本当に残念なことではありますが、自然食品店においても、有機野菜や自然食の宅配においても、

 

有機野菜には、「有機」、減低野菜には、“減や低”
 
このようにしか表示しないところがほとんどになります。農薬情報を積極的に公開している業者は、ほぼ

 

“皆無!”

 

なのが現状といわねばならないのです。

使われた農薬や肥料の状況をあえて確認できなくさせている。私たちは目くらましを仕掛けられ続けている。

自然食品店選びや有機野菜の宅配でお試しなどをしてみる際には、使われた農薬の情報がきちんと公開されているのか否か?

この点を厳しくチェックした上で、お試しなどに申し込む必要を感じます。

高い買い物がムダな投資にならないようにと願っております。

 

 

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