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【#朝鮮日報】【社説】政権紅衛兵検事の昇進祭り、秋美愛式の法治破壊人事

2020-08-28 20:15:11 | 新聞記事
 韓国大統領府(青瓦台)と韓国法務部(省に相当)が7日に断行した検察の幹部人事で、政権紅衛兵の役割を果たしてきた検事らが大挙昇進し、核心要職を次々と自分たちの手中に収めた。今年1月まで権力に対する捜査を行ってきた検事らを人事虐殺したのに続き、今回は数少ない「真の検事」たちまで一気に追い出したのだ。尹錫悦(ユン・ソクヨル)検事総長は秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の側近グループによって完全に包囲され、孤立無援状態に陥った。

 今回の人事で最も目に付くのは、政権が作った「検察・メディア(検・言)癒着事件」について、チャネルA記者の録音記録にもない内容をでっち上げ、このうその情報をKBSにリークし、韓東勲(ハン・ドンフン)検事長が共謀したとの誤報を流させたとして注目されているソウル中央地検の申成植(シン・ソンシク)第3次長が大検反腐敗部長に昇進したことだ。告発を受ければいつ被疑者になってもおかしくない人物が、全国の検察捜査を総括する地位を占めたのだ。自らが告発された事件をどう指揮するというのだろうか。

 チャネルA記者事件を中間で指揮したソウル中央地検の幹部は、選挙法違反事件の捜査を総括する大検公共捜査部長に昇進した。尹総長の妻の母を起訴した検察幹部は、ライムファンド疑惑事件などに関与するソウル南部地検長となり、さらに尹総長に対し角を立てた大検幹部は「秋長官の息子による軍復帰拒否疑惑」の捜査を行っているソウル東部地検長にそれぞれ栄転した。

「検察4大要職」と呼ばれるソウル中央地検長、検察局長、大検反腐敗部長、大検公共捜査部長はいずれも湖南(全羅南北道)出身者が独占し、検察局長は3人連続で全羅北道出身者が占めた。それでも「出身地域などを反映したバランスの取れた人事」と自画自賛している。国民を完全にばかにしているのだ。秋長官は今回の人事においても「検察総長の意見を聞いて検事の補職を提請する」と定められた検察庁法に違反し、尹総長から形式的に受け取った「推薦」の意見はことごとく無視した。この程度の違法行為は今や平気で行うようになったのだ。

 秋長官が「証拠があふれかえっている」と主張していた「検察・メディア癒着事件」は、結局実体がなかったこともわかった。軽々しく行使すべきでない捜査指揮権まで行使し、韓東勲検事長に対する令状執行という暴力事態まで起こしたにもかかわらず、韓検事長を起訴する証拠は確保できなかった。ここまで来れば秋長官が責任を取って辞任するのが道理だ。しかし何もなかったかのようにしらを切り、政権の意向に沿って無理な捜査を指揮した検事らを栄転させる人事をやってのけた。政権に対する捜査に関与した検事らを追い出した虐殺人事にも劣らない、まさに法治破壊行為だ。秋長官は「検察改革」という言葉を盾に、どこまで検察を崩壊させようとするのか。


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