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【#中央日報】韓国のコロナ新規感染者数、なぜ100人以下に減らないのか

2020-09-19 02:54:50 | 新聞記事
韓国で新型コロナウイルス感染症の一日の新規感染者数が1カ月間にわたり100人以下に減らない状況だ。

疾病管理庁中央防疫対策本部によると、18日0時基準で一日の新規感染者は126人だった。14日は109人、15日は106人となり、減少が予想されたが、16日には113人、17日には153人に増加した。先月14日(104人)以降、一日の新規感染者は34日連続で3けたとなっている。

防疫当局は新規感染者が100人未満に減らない理由を「社会的距離の第2段階、2.5段階の実施効果が表れるのに1カ月ほど時間がかかる」と説明する。

政府は8月19日にソウル・京畿(キョンギ)・仁川(インチョン)の首都圏で社会的距離の第2段階に入り、8月23日からは全国に拡大した。また8月30日-9月13日には首都圏に限り2.5段階に引き上げた。その後、14日からまた2段階に緩和し、29日まで維持することにした。

政府と防疫当局は首都圏の2段階措置がこの日で1カ月ほど経過し、その効果は今後1、2週以内に表れるとみている。ユン・テホ中央事故収拾本部防疫総括班長は17日の記者団説明会で、「2、3月の大邱(テグ)・慶北(キョンブク)流行当時も一日の新規感染者数がピークから50人以下に減るまで40日間ほどかかった」とし「(新規感染者が)ピークに達した後、安定した水準になるまで時間がかかる。首都圏も2週間ほど推移を見守る必要がある」と説明した。

鄭銀敬(チョン・ウンギョン)中央防疫対策本部長も17日の会見で「2.5段階を2週間続けたことで、一日440人でピークになった感染者を100人台に抑えることができた」とし「強力な社会的距離を施行して増加の流れを変え、減少傾向である程度の統制をするのに、2.5段階が役割を果たした」と述べた。

大邱・慶北では2月29日に一日の新規感染者が909人とピークとなった後、4月2日から100人以下に維持された。今回の首都圏流行の場合、8月27日に新規感染者が441人でピークとなった。

首都圏は大邱・慶北と違い、人口3500万人が密集する大都市であるため、新型コロナ拡大傾向に対応する防疫当局の力が不足するという指摘もある。社会的距離を実施しても効果が落ちる側面もある。
ユン班長は18日の会見で「新規感染者の発生が減少しているが、首都圏の感染者発生は大幅に減っていない。感染経路を確認できない事例と散発的な集団感染が続いている」とし「これは首都圏では防疫網統制範囲の外の感染が依然として存在するという点を傍証する」と述べた。

過去2週間(9月4-17日)の新規感染者2013人のうち感染経路が把握されず調査中の感染者は532人と、全体の26.4%にのぼる。統計を出し始めて以降、最多だ。

鄭銀敬本部長も感染経路調査中の比率が20%台と高く維持されていることに関し「地域に確認されていない無症状・軽症の感染源が残っていて、追加の感染拡大リスクがある」とし「感染経路を追跡する防疫力量を増やしているが、限界が存在する」と話した。

このため当局は首都圏の住民が外出自粛など防疫管理を徹底することを呼び掛けている。ユン班長は「先週末(12、13日)携帯電話の移動量を分析した結果2883万件と、1カ月前の社会的距離施行(8月15、16日、3348万件)直前の週末と比べて13.9%減少した」としながらも「2.5段階が施行中だった9月初めの週末と比較すると8.3%増えた」と話した。携帯電話移動量は利用者が居住する地域とは違う地域を訪問し、30分以上滞留した場合を集計したもので、人口移動件数を表す。

ユン班長は「首都圏はあまりにも人口密集度が高く、経済的活動が旺盛な側面がある」としながらも「基本的に距離、マスク着用など首都圏の住民の注意が求められる」と強調した。また「政府は国民が秋夕(チュソク、中秋)連休にできるだけ故郷・知人訪問や旅行を自粛し、家で過ごすことを勧告する」と強調した。


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