株歴30年生の雑感ブログ

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自分だけ好き勝手やる上司って!

おはようございます

 

昔から会社ってパワハラの温床だなって思ってたんですが、時代が進みIT化が進展しようとも、結局人間は変わらないんだなって思いますね。この前「パワハラ通信2」と題して、私の勤める職場で起こっていたパワハラ事件について書き記したんですが、パワハラ君が転勤して消えた後、転職して配属された新部長がその本性を表してきました。と言っても暴れ回るわけでもないですし、ましてや暴力を振るうわけでもありません。その部長は、今の会社の上層部からの引きで入社してきたという意識が強めな人なんです。まぁまだそれだけならいいのですが、入社の時に経営から会社を変えてくれと言われてると言うんです。ある意味外部の人を入れて新しい風を入れるというのは効果的です。これまでいた方々では現状を変えられないというのであれば、それは縮小均衡が精一杯である事を表しますしね。民間企業が他のライバル会社としのぎを削り合いながら、取ったり取られたりして何とか少しでも拡大発展していく事は使命の1つですよね。そんな中にあって、旧態依然とした現状を打破するために外部の優秀な人間を招き入れることは、経営戦略上有効に機能した場合の経済効果は大変高いものがあります。しかし、一方でどんな人間を雇い、その人に何を託すのか、どんな風に動いてもらうのかはとても大事な点になります。どのような権限を与え、会社をどのように変えていくのか具体的なビジョンをよく示し落とし込まないと、総論は良いが各論はダメみたいになりかねません。そんな状況を生んでしまうくらいなら、むしろ人件費をかけて新しい血をいれることは会社をダメにしてしまいかねません。

何故そんな当たり前のことをワザワザ書くのかと言いますと、その当たり前のことがやっぱりこの会社はできていないんだなと痛感するからです。新部長は業界最大手の会社を辞めて、わが社に中途入社で入ってきた同じ会社出身の役員に誘われて入社してきました。まあ、それは良いんですけど、結局その人はその役員の後ろ盾があるとばかりに好き勝手やっているんです。例えばですが、「外訪」と言ってお客様の所へ出かけて行くんですが、毎回帰社時間をオーバーします。15分や30分の遅れならまだ良いのですが、1時間から時には3時間くらい予定が変わります。しかも部下のお客様の所へ行く以外は何処へ行っているのか、土地の場所は書いていきますが、どのお客様の所へ行っているのか分かりません。午前中9時から10時の間に出かけていって、帰社時間は早くて13時、遅いと16時なんて日もあります。別に遅くなっても構わないのですが、その間なにをやっているのか記録がないんです。我々には事細かく行動した履歴を残すよう指示を出す側の人間が、自分の行動の履歴や記録は残さないんですよ。ですから9月からの約3か月間に亘り、外出時の行き先や行動がどうなっているか分からないんです。そして会社にいたとしても、離席は頻繁で、一度離れるとトイレは別ですが、喫煙を理由にして30分弱は帰ってきません。会社の机にいるのが好きじゃないのかもしれませんが、部長職で色々とやるべき事務関連の仕事や検印なども仕事としてあるわけなんでね、席にいる時間の方が長くて当たり前なんですけど、「会社を変えてくれ」という一言を大義名分として好き勝手やっているんですよね。そのくせ部下からの数字の出が悪いと、数字で詰めることはしないと当初言っていたはずなのに、詰め始めます。自分の数字は限りなくゼロに近いのにです。会社を変えるという意味では、ここ何年かで普通になっていた新しい商品がありまして、それは主に法人向けの商品なんですが、そちらをメインでやる部署みたいな感覚でいるんですね。その志向は分かりますので、何の文句もありませんし、むしろこれから伸びる分野だと思いますので基本的な方向性は賛成なのですが、そうは言っても旧来からやっているいわゆる「本業」の部分もやりながらが前提の話のはずなんです。しかし、どうも見ていると新部長はそうではなく、旧来からの本業はできればやらないようにしたいくらいな思いのようなんです。だから我々が旧来からの仕事の仕方をしていて、求める新事業に対して進捗が少なかったりするといい気持ではないんです。まぁある意味当然の話ですけどね。しかしですよ、新事業を「メイン」にし、「本業」に取って代わる地位にしようと思うと、顧客層なども根本的に変えていかないといけなくなります。相手にするお客様の層が違うからです。でもそこは変わらないのに違う事を要求されても、今までの付き合いもありますし、そう簡単に変わるものではありません。そうした基本的なことには触れずに数字だけを求めてきて、出来ないと前言を簡単に撤回し詰め始めるようでは、仕事になりませんし、上司としての信頼も醸成されてきませんね。そうした仕事の進め方は間違っているし、本当に取り組む仕事を変えていこうとするならば、やり方から考え方から変える必要がありますね。我々も若くは無いので、自分達でそうしたことを租借しながら腹落ちしようとしていますが、なにせ新部長自身の行動がちょっとおかしいと言わざるを得ないので、結局文句になっていきがちなんです。そんなこんなで、新部長と呼んではいますが、8月に入社してきて早や4か月が経ちます。もうそろそろ「新」ではなくなりつつあるので、ご自身でも実績・数字が欲しいという所なんだと思います。そんな感じなので、最近は焦っているんだと思いますが、それでも前職の旧同僚と思われる人との就業中の私用電話は頻繁ですし、早く退社して誰かとは毎日のように飲み歩いているようなんです。飲んじゃダメって事もないし、時には関係構築のための集まりなどもあるようなので全否定的な事を言いたいわけでもありませんが、最近では自分は「何々があるから帰るけど、皆さんは○○はやってから帰ってくださいよ」と部下には残って仕事をさせる指示を出す様になりました。結局早く帰るのは、数字が出来ていなくとも自分だけで、部下は残すことを平気でやる人間だという事も分かってきました。同じ支店で前からいる部長達は、本当は何か言いたいんでしょうけど、そうした事の全てについてダンマリを決め込んでいます。彼らは旧来の権力構造の中にいるので、新しく入ってきた新勢力達には派閥のトップの職位が低いのでなにも言えない感じなんですね。新部長はそうした権力図も良く把握している感じです。まあ、サラリーマンですから、そうしたことも瞬時に判断し下手な態度は採らないことがその地位にいられる術だと知っていますからね、その意味ではお互いアザトイですよね。でもそうした状況は、結果的に会社を変えることにはならないんですよね。むしろ悪化させることに繋がりかねないです、何も言えないから。そう考えるとやはり組織を変えるとか新しい血を入れるというのは、特に幹部職員に関しては下手をすると会社を傾かせてしまうくらいの変化を生み出させてしまう事でもあるんだなって思いましたね。これが大企業なら自浄作用はもっと働くのでしょうが、パワハラの件といい、中小企業、良くも悪くもベンチャー企業は人も大事ですが、トップの経営哲学などは最重要なんだと思います。

私たちサラリーマンは上司の指示に対しては従う事が当然ですし、それが出来ないならそこの職場にはいられなくなります。なので多少おかしくとも、何か違和感があったとしても我慢します。しかし、堂々と自分ばかりがやりたいように振舞われてしまうと、そうもいかなくなってきます。部下の方から上司を上層部に突き上げることは、反乱と同じなのでこちら側も無傷ではいられなくなりますので、大概の「部下」は我慢するんですよね。しかし、そうれで良くなるならまだ良いのですが、仕事がやりづらくなるだけなら弊害でしかなくなりますので、そうした中途半端な「会社を変える」ような事は止めてもらいたいですね。さて、今週は月末を迎えると共に12月に入る月でもあります。いよいよ師走となってまいりますね。寒さも厳しくなってくる季節となりました。これからも体調管理にだけは気を付けてお過ごしください、それでは。