2022年6月6日月曜日

【石鎚山登山と高知touring備忘録 その2 Climbing the Ishizuchi-mountain and Kochi touring, memorandum Part2】 22'5/26-29

2日目

この日は石鎚山に登ってから再び高知市まで戻ります。
オレンジフェリーでひでさんもこの日の朝にやって来たのでフェリー乗り場から途中の国道194号と県道40号の交差点で待ち合わせ。

本当は四国の屋根を通るUFOラインを使って登山口まで行く予定でしたが24日に落石があり復旧のめどが不明とアナウンスされており迂回路の40号をチョイス。が、いざ待ち合わせしてルートを再確認しているとTwitterで27日に復旧したとの情報が。

40号からではなく、いの町道 瓶ケ森線 通称UFOラインで土小屋登山口を目指します。

On the 2nd.day

I return to Kochi city after climbing the Ishizuchi-mountain on this day.
Mr.Hide came from the Orange ferry terminal this morning, we met at the intersection of National Highway 194 and Prefectural Highway 40 on the way.

Actually, we want to go to the trailhead via the UFO line that runs through the roof of Shikoku. But, there was a rockfall accident on 24 May, we thought we couldn't go through the root. But we knew the recovery information from Twitter, so we decided to go via the UFO line.



国道194号線からくねくねと枝道に入ればUFOライン。途中に駐車場とトイレとかがありますので一休みです。多くの登山者を見かけますがどうやら寒風山に登られるみたいです。ちょうど寒風山トンネルをまたいだ辺りであり石鎚山登山口はまだまだ先。離合不可能な狭い狭路をひたすら進んでいくと少し道が広くなり視界も開けます。




よくUFOラインとググれば出てくるメジャースポットのようです。天気は薄曇りでイマイチ感動できず。思っていたのと違うなーといつものような尻すぼみな気持ちになりあっさり先に進みます。まだ半分も到達していませんがこの先は気持ちの良いワインディングルートが続き土小屋付近に到着します。モンベルストアがあったりCAFEがあったりとなかなかの賑わい。ただ土小屋付近の駐車場は一杯だったので少し先の国民宿舎石鎚前の駐車場に停め、登山靴に履き替えて登頂を開始します。




国民宿舎裏の登山口から入りますが途中で土小屋からのルートとも合流し緩やかな登山道が続きます。
基本的に樹林帯で西日本最高峰に登っているという実感は皆無。




石鎚山と言えば鎖場が出てきますが二の鎖に到達。鳥居の先に鎖場が待ち受けていますが勿論迂回路もあり無理をしないで済みます。鳥居を越えて見返すと瀬戸内海が見渡せ西条市の今治造船所も見えます。




二の鎖はこんな感じ。こんな感じと言ってもなかなか伝わりませんが落ちたら死ぬなというレベル。自己責任の下でよく登るなーと正直思う。自分は安全第一派だと思っているので一人だったら迷わず迂回路ですがひでさんとのぞみさんは迷わず鎖場。仕方なく自分も後に続きますが一眼レフを鞄にしまうスペースがなく首からたすき掛けにして登ったので登りにくい事。かなり腕力と脚力を使います。二の鎖は登り専用で下りは迂回路のみ。



二の鎖を終えたら次は最終の三の鎖が待っています。こいつもなかなか距離があり勿論落ちたら岩に叩きつけられて死ぬ。カメラを持ちながらだからと言い訳をして迂回路に逃げますがおふた方は迷わず鎖場から行かれました。三の鎖は上り用と下り用のルートがありました。



因みに鎖場の迂回路は階段が整備されていて快適そのもの。写真は二の鎖の迂回路ですが雄大な景色を眺めながらゆったりと上り下りできます。



三の鎖迂回路を登り切ったら山頂です。鎖場は垂直に登ってショートカットのはずだけどおふた方は自分よりも着くのが遅かった。やはりそれなりの高さを垂直に登るので時間がかかるみたい。ヘルメットで来ている自分が鎖場を避けてノーヘルの人達が鎖場。ヘルメットしてきた意味ないじゃんと突っ込まれたけど安全第一。石鎚山は弥山、天狗岳等の総称であり今いるところは石鎚神社や山荘がある弥山山頂で1974m。



弥山の先にある天狗岳をこの先にある鎖場を使って目指します。
正直切り立った崖の上を進む必要がありここまででもええやんと思いましたがおふた方について行きます。




超広角レンズで撮ったらもう少し断崖絶壁感が伝わるかもしれません。確かに恐ろしやで誤って崖側によろけたら転落死亡コース。



振り返って石鎚神社の方を見返すと再び瀬戸内海との雄大な景色が。弥山山頂までに留める人が多かったけどこの日は地元の高校生らしき子達もジャージでやってきていた。なにかあればすぐに安全対策という事で規制が厳しくなる昨今ですが登山は正に自己責任自己判断だと改めて感じた石鎚山でした。



切り立った崖の上には天狗岳のプレートとお賽銭箱が。天狗岳のプレートはペラペラの金属板で固定もされていない。
きっと風も強くて何回も吹き飛ばされてその度に新しいのが置かれているのでしょうか。持ったプレートも比較的新しい感じがしました。



ヤマレコの記録を見てみると往復で4時間。実際に1982mと言っても登山口の1500mまでバイクで登ってきているので全然きつくない。国道194号で石鎚山登山口への案内板もありましたがガチで下から登るなら超絶ハードな予感はしますが。こんなんで百名山の一つを制覇したって言って良いのだろうかとひでさんに聞いたけど「いいんです!」と即答。



これにて石鎚山登山は終了し帰りはUFOラインから194号ではなく、石鎚スカイライン→国道440号→国道33号経由で高知市まで戻ります。石鎚スカイラインは快走路。気持ち良いワインディングが続きUFOライン経由より遥かに快適。石鎚山をバックに揃った3台で記念撮影を行い高知市まで急ぎます。



スカイラインのゲートを越えたら大きな鳥居がありその先のリナシェンテというCAFEで一服し高知市までラストスパートですがひでさんはちょうど京都で行われる会合の時間であり愛媛のCAFEからリモートで参加・・・。便利な世の中になったけどやっぱりオンラインよりFACE to FACEも良いものです。旅をVRで体験とかあるけど実際に見て感じて触ってその土地の空気を吸わないと旅ではない。と思う。



この日の宿は市内繁華街近くのホテルタウンセンター3200円也。
3200円だけどウェルカムドリンクをもらえ、鍵を預けて戻ってきたら「●●様、おかえりなさいませ」と声をかけてもらえたとひでさんはお喜びで5つ☆と御満悦。ウェルカムドリンクなんてもらってないし名前も呼ばれてないと言ったら差別されてませんかと(苦笑)

夕食を食べに繰り出しますがお目当てのお店は何処も満席で入れず。土曜日の夜で市内は賑わっている。困った時のひろめ市場という事で行ってみますが案の定ダダ混みで3人で座れる場所はない。彷徨っていたら中華料理屋のおばちゃんが手招きしてくれる。ビール頼んでくれるなら座って良いよと店先にテーブルを用意してくれた。

腹が減っているから高知に来たけど中華でもなんでもよい。食べ物の持ち込みも自由との事で他のお店から注文しつつ夜のひろめ市場を観察。ひろめ市場も感染対策は厳重で入口で必ず検温とマスクチェックを警備員のおじさんがされている。そして食べ物を買いに席を離れた時もマスクをしていなかったら警備員さんが飛んでくるという徹底ぶりでした。まあ、いざ席についたら皆酔っぱらっていて大声でワイワイやってるから歩く時だけマスクさせても・・・と正直思うけど日本の感染対策って一体全体なんなんやろとまた思ってしまった。

勿論、この日の夜のおかずも明神丸で購入したカツオのたたきはありました。しかし中華料理屋の真ん前の席でありメインディッシュは餃子とチャーハン・・・。ずっとカツオばかりだったから中華料理とかのこってりが愛おしく思えた夜でした。
そのままほろ酔いで帰れば良いものを調子に乗って屋台ラーメンで〆る事に。何件か屋台も出ておりおでんとかラーメンを出していますがマヨネーズラーメンなるものが。高知のB級グルメらしい。中華で既に胃が重くなっていたけど高知に来たからには高知グルメをと自分はマヨネーズにチャレンジ。のぞみさんはノーマル醤油にニンニクを乗っけたニンニクラーメン、ひでさんはノーマル塩ラーメン。



ノーマル醤油にしておけば良かったかな。
塩ラーメンに入れられている塩の量は半端なかったけど酔った勢いかひでさんは汁を半分以上飲み干していた。マヨネーズはスープが白濁してマヨネーズ味が強く胃が重たい自分にはきつかった。この日の夜はひでさんは口喝に苦しみ自分は胃もたれで苦しんだそうな。
それでも高知市で屋台の味と雰囲気を味わえたのは贅沢な思い出です。

翌日は日曜日で会合もなく夜のフェリーで関西に戻るのみですがどうやって帰りましょうか。



その3へつづく


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