1月7日
タスマニア滞在最終日です。
クレイドルマウンテンからこの旅の出発地、ローンセストンにとうとう戻ります。
この日の14時くらいにレンタカーを返却する予定だったので、寄り道をせずにローンセストンへ向かい、ホテルにチェックインしました。
部屋にはまだ入れないとのことだったので荷物を預かっていただきました。
翌朝に空港までのシャトルバスにホテルまで来てもらい、空港へ行こうと思っていました。
このホテルを予約するときに「空港シャトルバス対応」と書いてあったので、フロントで予約してくれるのかなと思っていたのですが、、
聞いてみると電話番号が書かれたカードを渡され、
「自分で電話して予約して」で終了
空港までは車で20分ほどと近いものの、翌朝の飛行機は早朝便なので、空港に4時には着きたいところ。
そうなると3時半にはホテルを出発しなければいけません。
ホテルが責任を持って予約してくれるなら安心ですが、電話の口約束で3時半という早朝にちゃんと遅れず来てくれるか、なんだか不安しかない(笑)
まあきっと大丈夫なのでしょうけれど、、、
レンタカーを前日返却することにしたのは返却時に営業時間内でないといけないと思い込んでいたからです。
過去にレンタカーを借りた際には返却時にスタッフが車の状態をチェックしたり何かしらの手続きがあったので、営業時間外の車の返却はできないのかなと思っていました。
ただ、初日に車を借りた時、受付のカウンターに小さな穴があって、「返却時にカウンターに誰もいなければここにキーを入れておいて!」と言われたのを思い出しました。
もしかして早朝でもあの穴に車のキーを入れて返却終了とできたのかも??ダメ元で翌朝まで延長できないか聞いてみようということになりました。
延長できなかった時のためガソリンを満タンにして空港のレンタカー返却のところに車を停め、カウンターへ向かいましたが誰もいない
諦めて返却するしかないかなと思いましたが、メールをしてカウンターに来てもらえないか聞いてみようとメールを打っていると、スタッフさんがタイミングよく戻ってきてくれました!
事情を話し、翌朝まで延長できないか?と聞くと、「ダメだと思うけど、、」と言いながら調べてくれました。
すると、
「あぁ、100ドルの追加でこのまま延長できるよ!」
とのこと
夫思わずその場でガッツポーズ
スタッフの方笑ってました。
空港シャトルバスよりは高くつきますが、この日の午後も車を使えるし、翌朝も安心。
ランチを食べ損ねていたのでま近くのガソリンスタンド併設のミートパイ屋さんでまたまたパイを食べホテルに再度戻り、部屋に荷物を運んでからお土産を買いに出かけます。
しかしこの日は日曜。。
とにかく、とにかくお店が開いていない!!!
結局スーパーでお菓子などを買い、酒屋さんでワインを買ってお土産としました
お土産は計画的に。。
日曜日の悲劇はまだ続きます。
この旅では冷凍食品か、カフェのミートパイばかり食べていたので、「せめて最終日くらいタスマニアっぽいものが食べたい!!」と思っていました。
ホバートでは大晦日は混雑でお店に入れなかったり、元旦はお店がやっていない。。
ブルーニー島で名物の牡蠣を食べたかったけれどやはり元旦はお休み。。
タスマニアで2番目に大きな街であるローンセストンに賭けていました。
タスマニア産の生牡蠣を出してくれるお店を探したのですが、これがまた日曜はことごとくお休み。。
お酒を飲みたいのでホテルから徒歩で行ける範囲でなければならず、必死に探してやっと一軒、日曜も営業しているお店を見つけました。
タスマニアの牡蠣もメニューにあるし、刑務所をテーマにしたレストランのようで面白そうと期待したのですが、、早めの時間に入店したのにも関わらず、「予約で満席」と言われてしまいました
「2時間後なら席あるよ。予約する?」と言ってくれたのですが、翌朝は早いし諦めました。
このお店に来る途中に一軒開いているお店を見つけていたので、お店のメニューを見てみるとタスマニア産の生牡蠣が!
そのお店はお客さんは多かったもののまだ空席があったので無事に着席できました
スパークリングワインを頼んで、念願のタスマニア産生牡蠣とタスマニアビーフのステーキを注文しました。
ここまで私は牡蠣牡蠣騒いでいますが、実は夫は牡蠣があまり好きではありません💦
この時まであまりにもという食事だったので旅の最後に私に好きなものを食べさせてあげたいと思ってくれたのだそうで、私が牡蠣を探して彷徨い粘るのにも黙って付き合ってくれました。
なので結局生牡蠣は私1人で平らげました
大満足でした!!
↓少し小ぶりですが美味しいです。
↑おつまみにポテトを頼んだら、量が多すぎて結局は牡蠣、ステーキ、ポテトでお腹いっぱいで食事終了。
でもこのポテト美味しかったです。
ホテルに戻り、少しお酒を飲んで早々に寝ました。
↓ホテルからの眺め
1月8日
3時起きで身支度をしてホテルをチェックアウト。
空港へ向かいます。
↓空港への道のり。雨が降っていました。
この時初めて暗い中車を走らせたのですが、かなり緊張しました。
タスマニアは本当に素晴らしいところで、最高の気候、景色を楽しめました。でも唯一本当に残念だと思ったことがありました。
それは「ロードキル」があまりにも多いことです。
ロードキルとは野生動物が車両に轢かれて死んでしまう事などをそう呼びますが、タスマニアのどこを走っても、とてもたくさんの野生動物が無惨な姿で道路上に倒れています。
本当にかわいそうでした
ワラビー、パディメロン、ウォンバット、タスマニアデビルやポッサムなど、オーストラリアの野生動物には夜行性が多く、夜にカーブのある道などでは急に車のライトなどに照らされて驚いた動物たちが飛び出してきてしまう、道路を渡っていた動物たちにライトが当たって驚き、そこで立ち止まってしまう、などが原因で車と衝突してしまうのだそうです。
そこで轢かれてしまった動物たちを食べに来る鳥などがまた轢かれてしまうという二次被害もあります。
タスマニアの道路は市街地以外だと一般道でも制限速度が100km/hや110km/hというところも多く、車のスピードが速いことも原因の一つです。
なので私たちは明るい時間のみ運転するようにしていました。
しかしこの日は仕方がないということで、とにかく動物さんたち出てこないでください!と祈りながら移動しました。
大きな道路で時速30キロなどで走るわけにもいかず、飛び出してきてしまったら避けようがありません。
ビクビクしながら移動しましたが、幸い動物に出会うこともなく無事に空港に到着することができました。
飛行機は小型でボーディングブリッジはなく、雨の中順番に指示された数人ずつ飛行機まで走って行って乗り込みました
まあまあ降っていたので、それでも結構濡れてしまいました
経由地のメルボルンに到着。
相変わらずツリーが。。いつまで飾るのかな。
メルボルンから成田への便は1時間ほど遅れて乗り込み、出発した後もまた離陸待ちで1時間ほど離陸できませんでした。
メルボルン〜成田便はやたらとおやつが出るなぁと驚きました。
最初にスナック菓子→機内食1回目→棒アイス→チョコレート→スナック菓子→機内食2回目という感じでしょっちゅう何か出てくる感じでした。←大歓迎
↓機内食1回目
醤油味っぽいヌードル。焼きうどん風。
↓機内食2回目
チキンのフライドライス。チャーハン風。
夕日が綺麗でした。
無事に成田空港に到着。
10泊12日のタスマニア旅行が終わりました。
長いと思っていたけれどあっという間でした。
何が一番良かったかと聞かれたら、「空気」と答えるかもしれません。
とにかく気候が心地よく、吸い込む空気が美味しいです。
タスマニアは「世界で最も空気が綺麗な場所」と言われているそうですが、納得です。
夏なのにとても涼しい気候でしたが、夏が涼しいからといって冬が逆にとても寒いということはありません。
積雪がある地域もありますが、それでも極端に気温が低くなることはないそうです。
なんて快適な
滞在中、朝ベッドの中で「あータスマニアに住みたいな。。タスマニアの中古物件っていくらくらいなのかな?」なんて思って中古物件サイトを見ていたら、隣で寝ているはずの夫からLINEが送られてきて、何かと見てみたら同じようにタスマニアの中古物件サイトでした(笑)
横で全く同じものを調べていたなんて笑えます。
たとえ安い家が買えたとしても、そもそも通うための飛行機代がありません
当然買えるわけはないし、買う気もないわけですが、調べてみた中古住宅の高さに愕然としました💦
だいぶボロボロ築年数が経っているように見える家でも億超えだったりします。
再び言いますが、買えるわけないし、買う気もないわけですが、なんだか撃沈
旅行が精一杯ですね。
今回は時間が足りず行くのを諦めた場所もたくさんあります。
またいつか再訪できたなら、キャンピングカーをレンタルしてゆっくり周ってみたいね、と夫と話しています。
そういえば成田空港で「これいいな」と思ったのがこの機械。
いろいろな国の通貨をいっぺんに放り込んでも、自動でレート計算し電子マネーなどに交換してくれる機械です。
夫と私が過去の旅行や仕事などで微妙に余って持っていたいろいろな国の硬貨やお札を電子マネーに交換できました。
次に行った時のため、なんて思って保管しいていてもなかなか行けなかったりするので助かるなぁと思いました。
空港からの帰り道。スカイツリーが綺麗で、帰ってきちゃったなぁ!と実感しました。
随分と長い旅行記になってしまいました。。
別荘と関係ない記事でしたが、読んでくださったみなさまありがとうございました
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