ご訪問ありがとうございます。
ちょいとぼやけていますね。出所ならよく見えると思います。
私が二度目に受験をした1992年と2017年、大学受験はどちらが熾烈なのか?
比較してみます。
と言っても、緻密な比較検討を期待された方には申し訳ないのですが、ダラダラした文章です。
たまたま、私が二度目の受験をした1992年の18歳人口が205万人と、史上最高でした。
そこだけ見ると「昔の受験の方が熾烈だった」と言いたくなる、かもしれません。
でも、たぶんそれは違うと思います。
このグラフの出どころははっきりしません。
ただ、18歳人口や大学進学率は、他で聞く数字と一致するので、そこそこ現実に近いのでしょう。
1992年 18歳人口 205万人 大学進学率だいたい25%(目盛りを読んだ)
2017年 18歳人口 120万人 大学進学率 63%
18歳人口が減少していくなかで大学進学率が上昇を続け、ピークに達したのが2017年だったようです。
25%から63%は、約2.5倍
単純に考えると、同じ大学でも以前よりは学力が低い層が入れるようになったと思います。
トップ校では少子化で数が減った上位層だけでは定員が埋まらず、以前では合格できなかった学生がいくらか入れるようになったようです。
ちょっと古いのですが、こんな文章を見つけました。
林さんによると、高い論理力と表現力を備えた答案が減ったそうです。
母校でも、上位層はともかく、ぎりぎりで合格した層が怪しいという話を聞きます。
語弊のある言い方ですが、「大学が大衆化した」と思います。
私は、そりゃ~勉強しました。頭から煙が出るぐらい笑。
でも、1992年当時、大学に進学する人は18歳のうち4分の1でした。
熾烈な競争は、そのまたごく一部だけのことでした。
過酷なのは承知の上で挑む、そういうことに特化した層です。
大変ではありましたが、勉強で燃え尽きることはなかった。
大学の仲間は、いつも何かしら勉強しています。天然の勉強好きとでも言いましょうか。
もし、もしも、
あまり受験向きでない子供を受験に追い立てているのなら、今の方が「厳しい」と言えます。
「教育を受ける権利」ならぬ「過剰な教育を受けない権利」も保障してほしい。
最後までお読みいただきありがとうございます。