狙い馬 競馬

2022 JBCクラシック予想

今年は盛岡で開催されるJBC

その昔、カネツフルーヴという一頭の競走馬がおった。そして、その出資者であったのが何を隠そうこの私だ。

 

アッと驚く帝王賞勝ちを決めて地方交流競走の路線に乗ったカネツフルーヴ。彼を追い掛けて「愛馬観戦行脚の旅」に出向くことが習慣となっていたのだが、その中でも深く記憶に残っているのが2002年に盛岡でおこなわれたJBCクラシック。

いま、平然と「2002年」と記したが、20年も前かい!

愛猫カムイも迎える前の昔々のお話じゃないか。これには、おそ松くんのイヤミじゃなくても「シェーッ!」と飛び跳ねてしまうくらいおったまげてしまった(笑)

この時は、「帝王賞を2馬身半差で完勝したカネツフルーヴの未来は明るい。この後は地方交流を回り続ければガッポガッポ。これから一体いくら稼いでくれるのか。うへへへへへ」

そんな夢を描いていた若き日の私なのであった。

 

しかし、その年、盛岡でおこなわれたJBCクラシックに、突如芝路線から3歳のアドマイヤドンが殴り込みをかけてきた。正直、来てほしくなかった。

でも、「3歳馬だし、初ダートだし、ここは帝王賞馬の意地を見せてくれ、フルーヴー!」と盛岡競馬場に乗り込んだ私の夢は、レースであえなく打ち砕かれた(´・ω・`)

アドマイヤドン、初ダートで7馬身差の圧勝!だったからね。

ここからドンの時代が始まった。カネツフルーヴにとってこの馬と同世代だったことは不遇でしかない。サンデーサイレンス産駒のゴールドアリュールまで芝路線から転戦してきたしなぁ…遠い目…

 

まぁ、フルーヴ君はその後、鬼のいない長距離重賞に狙いを定め、リージェントブラフとのライバル関係の中で、川崎記念、オグリキャップ記念、ダイオライト記念(全て2着はリージェントブラフ)という3つの重賞タイトルを重ねてくれたのだから、私の中では名馬中の名馬、さすが地方の名牝ロジータの仔であった。

 

さて、そんなほろ苦くも楽しかった思い出をよみがえらせてくれた今年のJBC、ちょろっと予想してみよう。

 

JBCクラシック

基本的に堅いレース。データ的に大事なのは前走人気

過去10年30頭中28頭が前走3番人気以内。残り2頭はホッコータルマエが4番人気(その時点でG1を9勝)、トランセンドは前走ドバイだったので人気不明(その時点でG1を4勝)。

過去30年人気の着順

【13-9-6-2】

ちなみに我がカネツフルーヴも帝王賞を6番人気で勝ったので、JBCでは牝馬にも後塵を拝す3着だったのかもしれない。

 

スプリントやレディスに比べて地方馬に厳しい条件になるので、今年も中央馬の序列だけでいいだろう(去年のミューチャリーは例外視)。

 

④クラウンプラウド(前走3番人気

⑥メイショウハリオ(前走5番人気)

⑧ペイシャエス(前走1番人気

⑨クリノドラゴン(前走9番人気)

⑪カフジオクタゴン(前走3番人気

⑫オーヴェルニュ(前走7番人気)

⑬テーオーケインズ(前走1番人気

 

前走で1番人気は意外にも2頭。そして、過去10年で前走1番人気が絡まなかったことはない

ここは順当にテーオーケインズで問題なし。真の狙いはチャンピオンズCとは思うが去年に比べて相手も弱いし。

 

予想

◎⑬テーオーケインズ

○⑧ペイシャエス

かつては連動レースでもあった日本テレビ杯組。勝ち馬と3着馬が地方の8歳馬(しかも3着は牝馬)というレベルが気になるところだが、本馬はユニコーンS、ジャパンDDで激走した反動が出たものと思っている。ユニコーンSは、負かした馬が後に続々と勝ち上がっているハイレベルレース。先行した本馬にとってはきつい流れだったが、それを勝ち切ったのだから単純に能力が高い。本来ならそんな激走後のジャパンDDは凡走して然るべきレースだったが、そこでも2着に好走したわけだから、さすがに前走では疲れが出た。前走でガス抜きなった今回は、本来の力さえ発揮できれば通用していい。前走で大きく離されたクラウンプライドとの逆転もあるとみた。

▲④クラウンプライド

前走の日本テレビ杯は自ら勝ちに行って最後の最後に勝ち馬の出し抜けにあった形。負けた相手が中央OPでは頭打ちだったフィールドセンスというのが情けないが、海外競馬明けの休み明けと思えば悪くない内容。もともとここを見据えた前哨戦仕様だったとも思うし、この枠で福永騎手ならソツなく回ってくるシーンしか想像できず。大崩れはない。

△⑥メイショウハリオ

前走5番人気で評価を下げたわけでもないが、前走の帝王賞は展開に恵まれた面があったことは確か。帝王賞としては珍しい少頭数(9頭)で先行激化の直後の位置を取れたのも良かった印象。本来は少頭数よりは多頭数の混戦でこそ能力を発揮すると見ているのだが、G1レベルまで上がってしまうと後方からの立ち回りだと勝ち切るのはなかなか難しいという側面があり、その点で前走は向いたと判断。最近は以前より前に行けるようになってきたし、この枠も苦にしないと思うが、前有利の舞台で位置取りが悪くなった時に取りこぼしがあっても。まぁ、いろいろ御託を並べても、単に1番人気、2番人気だとつまらんなぁというスケベ心も多分に含まれてしまった評価ではあるのだが…

×⑪カフジオクタゴン

 

 


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