11月28日、掛川の葛布を見に行く。染と織に関わった者としては、静岡では掛川の葛布の現場を見に行かなければ、と思った(^^)
20数年前に当工房の草木染めテレビ放送をご覧になった静岡の女性が、葛布を送ってくれた。そのころの私たちの技術では、染めることのできない植物繊維の布だった。
掛川の小崎葛布工芸(株)を訪れた こちら
葛布の歴史と今
2階の工房には織が数台
襖やカーテンの広幅は2人掛かりで織る
今の私たちならば、なんとか染められるような気がする(^^ 日本産の天然繊維の糸はほんの一部を除いて、絹も綿も麻も外国から糸や布を仕入れている。織りや仕上げの最終加工だけを国内で行って国産だという。・・・?どうして、そんな国になってしまったんだろう?
葛布は今も掛川の葛を採取し手間をかけて繊維にし、手機で布に織りあげている。艶のある美しい繊維だ。染めが化学染料で行われているので、能登の植物染料で染めてみたくなった(^^;
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