皆さんは「もう勝手にしなさい!」と子供に向かって言ったことがあるだろうか?
あるある。(でしょう?)
そんな声があちこちから聞こえてきそうだ。
我が家の事件(相変わらず事件が多い・・・)
実は三男から数日前に連絡が来た。
それで発覚した。
彼が嘘をついていたことが。😓
そういえば新しく決まった仕事のことを色々聞いても
わからない、知らないの一点張りでどうもおかしいと思っていた。
トレーニングがいつ始まってどのくらい続くかも教えられていないなんてそんな変な話があるわけないじゃあないの。ねええ〜〜〜?
実は言えない、言いたくない理由があったのだ。
息子は
本当に陸軍に入隊してしまったのだ!!!!
一般募集の仕事というのは全くの嘘!
親が賛成しないのをわかっていたので秘密にしていたのだ。
息子は入隊の願書に本当のことを書かなかったから入れてもらえた。
なんでも
リクルーターに真実を隠せと言われたそうだ。(最低😰)
だから願書には、体に何も問題がないと記入したらしい。
それがマジで通ってしまったのだ。
リクルーターは軍にサインアップする人の数でコミッションがもらえるはず。
ということは数が必要なのだ。
確かに誰もサインアップしなければリクルートの仕事をしていないことになる。
ちょっとのことで「君はやめた方がいいよ」なんてホントのことを言ったら人数が集まらない。つまりコミッションが入らない。
だから軍隊の素晴らしさをほのめかして人生経験の足りない若い人を騙すのが仕事。
(噂には聞いていたけどホントだった!)
しかし、
これで体の問題がバレたら・・
息子には罰金が課せられるだけでなく
刑務所行きも待っている。
(もしそうなったらリクルーターさん!責任取ってよね!💢)
嘘はだめだと本人も知っている。
でも他にどこにも仕事の見つからない息子は
最後の手段として軍隊に応募した。
試験も上出来だったようだ。
それに’残念なことに’😅健康診断中も問題はバレなかった。
今月25日にサウスキャロライナ州で3ヶ月のブートキャンプ(ベーシックトレーニング)を開始する。その後4ヶ月の専門分野の士官トレーニング。
この報告に対して
夫も私もなぜか怒る気にもなれなかった。
結局この人はこれがしたいのだ。
軍隊人生が彼の生きるべき道なのだ。
そんな風な声がどこからか聞こえてきた。
(同時に’永遠の心配’で自分のメンタルがやられてしまうと感じた)
親はやっぱり賢明。でも子供はわかってない
別に次男が軍隊に入ると言っても何も言わないだろう。
かえって賛成する。
彼にぴったりだと思うからだ。
他はダメでも体だけは頑丈な彼には向いている。
でも三男は別。
彼は
構造的に強くない。
わかっているだけで体の問題はこんなにある。
- 頭を一度怪我していて脳震盪を一度起こしている(2度目の怪我で人生終わり😰)。
- 耳がよく聞こえない(軽度聾唖;だからかよく転ぶ)。
- 不思議の国アリス症候群(ストレスを感じると一瞬意識不明になる)。
- 潜在性二分脊椎。
- 乱視。
- 見るからに明らかな背骨の湾曲(腰に問題があるからその部分の弱さをサポートするために曲がってしまった)。
- シリアック症。
- 足底筋膜炎に罹りやすい。
- 神経障害の遺伝子を持つ(特に身体的に過酷な事を続けると抹消神経が麻痺してくる)。
本人からお母さんはなぜこうもネガテイブなのか?と聞かれたことがあるけれど、
それは彼の過去歴から判断して
軍隊は向かない、と言っただけなのだ。
データと統計学の見地からみて賢明でないと判断。
感情的な判断ではない。
でも息子は勝手に自分のしたいことをしたいようにする。
ちょうど夫が高校生の時にフットボールのチームに入ったように。
彼も身体的にやめた方がいいと言われていることを無理やり押し通すタイプ。
結果的に怪我をして現在に及んでも体の一部が機能しない。
息子は問題が多いのだ。
それを認めようとしない。
1%の可能性に賭けるなんて男の中の男!
と、これは褒められる特質なのかもしれない。
でも母親の目から見ると賢明でない。
カッコよくなんてない。
嘘をついてまでするなんて・・・ますますカッコよくない。😰
呆れて何も言えなかった。
だから言えることは
これだけ。
勝手にしやがれ!
本人は危険な橋だと思ってない。
息子がブートキャンプ中に大怪我をしたり意識不明になる可能性は高い。
それで軍隊を追い出されることも考えられる。
死ぬ人だっているくらいなんだから大変なはずだ。
たとえ無事にトレーニングを終わりにできても、
身体的なトレーニング(要するに模擬戦争訓練)はその後も毎月あり最低6年は続く。
そして戦地に送られることもある。
世界情勢は悪化しているからその確率は高い。
本人は「僕は技術的な仕事だから兵士にはならない」と言っているけど、
戦地に送られないという保証はない。
現に彼の叔父が空軍にいて、イラクに送られた。
彼も技術的な専門職だったけど、
戦地は戦地。
結局運悪く玉に当たり、歩けなくなりいまだにビッコをひいている。
PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)にもなり今も夜中全然寝付けないらしい。
彼は障害者となってしまったのだ。
何があるかわからない。
学費を払ってくれる?
ただより高いものはないってゆうでしょ?。
自分の命と引き換えに学費を払ってもらうのだ。
命を国に差し出す代わりに何かをあげようという条件なのだ。
若い人の命の尊さに比べれば学費なんて全然大したことない。
そのくらいでいいなら、と喜んでくれるだろう。
息子はわかっていない。
これでもし車椅子の生活を余儀なくすることがあっても
彼の面倒をみるのは母親ではない。
息子のやることに全く何も言わない嫁の責任。
そもそもすでに私は嫁に伝えてあるのだ。
何をしてもいいけど、軍隊と警察だけはやめるように言ってくれと。
彼には向かないのに夢を見ているだけ。
でも人の助言に耳を貸さない息子には何を言っても馬耳東風。
介入しない嫁にも何を言っても無視されるだけ。
嫌われるだけ。
申し込む前に実家の近くのリクルーターにやめた方がいい、と既に言われているのに
性懲りも無く嘘までついて入隊するなんて・・・。
それに一度入隊すると一生軍人なのだ。
退役しても兵士が足らなければお呼びがかかる。
そういう世界。
もうどうでもいい
私は息子達にうんざりしている。
母を泣かせてばかりの彼ら。
だから愛しているのと同じくらい嫌になることが度々ある。
100%愛しているけど、100%うんざり。
(妻と母のどちらが彼らを愛しているかって?そりゃあ母に決まってるでしょ!これに関してはうちの旦那様も同じ。母親が彼を誰よりも愛していていて、それに比べれば私の彼に対する愛なんて愛のうちに入らないのだ。だから母親を悲しませることはすんな!って言ってるの!全くもう〜〜〜!😰)
もういい加減にしてほしい!
いっそのことどこかに頭でもぶつけて自分に息子がいることを忘れてしまいたい。
でもあまりにも疲れてしまって、
はっきり言ってもうどうでもいい。
やっぱり
勝手にしやがれ!
怪我でも戦死でもなんでもござれ。
それが彼の運命なんだと思う。
磁石のように軍隊に惹かれてしまうのだ。
まるで呼ばれているような感じなのだろう。
そこに行くことがすでに決まっているかのよう。
それでもたとえ心がすごく惹かれても、コントロールできることは世の中にたくさんある。
それなのに自ら火の中に飛び込んでいく息子。
燃え上がったらすでに遅し。
火傷をするだけじゃあおさまらないかもしれないのに
そんなことは自分には起こるはずがないと高をくくっている。
(高校生じゃあないんだよ!何回火傷したら学ぶわけ?)
自分の弱点を認めようとしない暗愚と高慢さには頭が下がる思いだ。
これじゃあ神様も助けられない。
自分で墓穴を掘って目が覚める時を待つしかない。
でもその時はもうなんの手も打てないかもしれない。
もしうまくいけばそれもいい。
なんでもいい。
なるようにしかならないのだから。
まあ、ブートキャンプで落第する可能性も充分あるからね〜〜〜。
今後をご期待。
ドクダミママ至言
これ以上我が子になんの影響を与えることができないなら・・・
言える言葉はこれだけ。
勝手にしやがれ!
(でも口に出して言わないで、モナリザの微笑みを貫き通してね😅)