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ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

子供との距離感

親子の距離(https://www.counterpointadvisory.com.au/recent-research-summaries/2019/2/19/for-understanding-the-impacts-of-family-violence-on-the-mother-child-relationship-factors-which-promote-closeness-and-distance

親は子供のやることなすことにズケズケと侵入しやすい。

そりゃあ、産声をあげたその瞬間は、

親は我が子のためになんでもやってあげるつもりでいる。

だって赤ん坊は100%親の責任なのだから。

親がいなければ生きていけないか弱い存在なのだから。

 

でも少しずつ手を離していかないといけない・・・・

わかっているけど現実は、そう簡単にはいかない。

いつ、どこで、どういうふうに手を離して行くか・・・

その感覚を把握するのは微妙に難しいからだ。

当然、子供によってそれは異なる。

方程式がない課題なのだ。

 

まず、我が子は別の人格を持った人間であると頭ではわかっていても

心がついていけないのだ。

我が子を愛するが故に離れられない。

干渉もやめられない。

 

こういうのは国を問わずよくあることだ。

でも割と子供の人権を認め、自立した関係を築こうとする北欧ではちょっと違うらしい。

なんでも国がやってくれるしで、親の犠牲もそこまでではないからだろうか。

それはいいとして

ただその結果、問題も出てくるらしい。

実は北欧では、孤独死が多いらしい。

・・・それは親子の絆が薄いからだろうか。

 

自立を促すということは、線を引き、

口出しせず、親子双方がわれ我が道を歩むことなのだ。

それを実践すれば執着心も薄いに違いない。

薄いと絆とかそういうのも弱くなりやすいのかもしれない。

 

なんか・・・そういうのも残念な気がする。

でも過干渉とかないから毒親呼ばわりも少ないだろう。

それならそれでいいのかもしれない。

 

結局、どこに住んでいようとも、

親は自分の人生を賭けた子育てに終止符を打つ時が必ずくることを認め、

我が子が自分で決めた道を歩めるように、その場を去ることも必要だったりする。

 

子供は自分の所有物じゃあない。

心は別。

親子でも相性はある。

というようなことをしっかりと認識して向き合うことしか親子関係解決への戸口はないのだ。

 

でも・・・やっぱり親子はどこかでつながっている。

だから、

子供は親に後ろ髪を引かれ、完全に無視もできないのだろう。

そして親は死ぬまで我が子のことを考えて生きて行くのが運命のよう・・・。

でも生きている間に相当苦しむのは親の方かもしれない。

子供は親が亡くなってからより苦しむ。

 

親ははっきり言ってこの世を去ってしまえば後はどうでもいいのだ。

この世のしがらみはこの世に置いていく。

後は自分でどうにかしてください。ということ。

 

でも今生きている間は、たとえ互いにひっぱり合うものがあっても、

互いに尊重する関係を築くのが理想的。

 

線を引く、って大事。

親子だからより大事なのだ。

 

下の動画は、ある親子関係についてだ。

この娘の立場にある人は母親のことを毒親と呼んでいた。

過干渉の親に耐えられなかったようだ。

最終的には仲直りできたようだけど、距離的に離れて初めて頭を冷やして考えることができたからだ。やっぱりなんだかんだ言ってもいい親子だと思う。

 

私も距離的に離れて頭を冷やしている。

子供たちには、

「親の希望とか犠牲とか、どうでもいいことで、自分の好きなように生きていいですよ。自分が幸せならいいんですよ」と伝えている。

とは言っても心の中では「勝手にやればいい。でも遺産はもらえると思うなかれ」とか口走っている(😅)ところを見ると、やっぱりまだしがらみが完全には消えていないのかもしれない。

そして子供たちはどうも親の本音に気づいているようだ。

ただ気づいているけど何も言わない。

それだけのこと。

 

私は子供たちに嫌われていると思っていて、あちらさんは母親に嫌われていると思っているようだ。この切れ目と誤解を解くために手紙を出したりとか話をしたりとか努力を重ねた時期もあったけど、今は疲れてしまって、なんの努力もする気持ちになれない。

いずれわたしが死ねば解決することだから、そのままにしておくことにした。

努力とかもうやりたくないことなのだ。

ただ自分の魂をいたわり、残りの生涯を平和に笑って生きたい。ただそれだけが望むこと。

あちらさんも放っておいてほしいのが本音だと思うけど、

こちらも放っておいて欲しい。

だからお互い様。

 

今、やっと子供たちと距離感が取れる。

子供たちの望んでいた距離感。

でも不思議なことに彼らは幸せではない。

親子とは不可思議なものだ。

 

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ドクダミママ至言

親子の距離は子供の年齢に合わせて、長くしていくべき。

ただその加減が難しい。

それを上手にできる親が子供から好かれる親なのだ。