こんにちは。
先日マレーシア保健省がまたまた少し大きな発表をし、波紋を呼んでいますが、「入国条件」が一部変わります。
ワクチン未接種者・1回接種者：10日隔離
ワクチン2回接種者：7日隔離
ブースター接種者：5日隔離
ブースター接種を終えている場合は隔離が5日間へ短縮、自宅待機も申請可能なので5日間家にいれば良いというのはありがたい。少しづつ国境が再開されていっている事がよく分かります。
さらに入国時のピンクリストバンドも廃止。
MySejahteraのインストールは必須なのでアプリでの追跡、管理は引き続き行われ、また一部高リスク国からの入国の場合はGPS機能付きの機械の装着が義務付けられます。
さらに入店時の「検温」が近々廃止される予定。
約2年間、マレーシアでは検温とQRコードのスキャンが義務付けられていますが、現在マレーシア国内の感染者のほとんどは無症状、もしくは軽症の為「高熱」という症状が無い。
検温すればコロナに感染しているかわかる！という指標はもはや無く、「高熱＝コロナ」が紐付かなくなった事から検温を廃止するとマレーシア保健省が発表。
マレーシアの現在の方向的には「エンデミック」を目指していて、毒性が弱まった現在の新型コロナウイルスであれば、季節性のインフルエンザなどと同等に扱うことを目指しています。
そのエンデミックフェーズへの移行時期についても話し合われているようなので、今月〜来月は動きがあるかもしれません。
オミクロン株が流行した事で毒性が確実に弱まり、さらにイギリスなどでは感染者が激減しているデータなどが出ている事から、マレーシアも「ゼロコロナ」政策は辞めています。
感染しても重症化しなければ大丈夫、医療崩壊しなければ大丈夫、思い出してみればロックダウンはコロナの感染者を減らすのが目的では無く、最初から「医療崩壊を防ぐ」事が目的であったので、医療崩壊の危機が無い現在、ロックダウンは二度と実施しない予定。
あとは徐々に開けていくのみ。
まず検温が無くなるというのは大きな一歩、次にSOPが変更されて人数制限やら営業時間制限が撤回されるでしょう。MyTraceとやらが本当に効果的であればQRコードのスキャンも無くなりそうだが、それはもう少し先の事か。
そして完全解除の最終段階の砦はワクチン接種・未接種のステータスで分けなくなる事か。インフルエンザのワクチンは「自主性」にしている様な感じで、打ちたい人は打つ、別に打たなくていいと考える人は打たない、そんな医学的自由が再度認められる世界になれば、エンデミックになったと言えるでしょう。
あと一息！
