himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

アンドロメダと露出倍数

2021年10月08日 | 天体写真
10月2日 みずがき湖天文愛好会 例会で、こうちゃんさんからのお話もあり、次に撮影したのはM31 アンドロメダ銀河ですが、DuoBandフィルターの有無で画像の違いと、露出倍数を確認してみました。
 
先ずはフィルターあり
DATE:2021-10-03
TIME:00:11..00:52
撮影場所:みずがき湖
カメラ:Eos Ra
鏡筒orレンズ:takahashi FS-60CB
コンバーションレンズ:FC/FSフラットナー
焦点距離:374mm
F値:F6.2
露出時間:300s
撮影枚数:9コマ
フィルター:L-eXtream
ISO:40000
気温:12℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:Si9、Lrで仕上げ 、約70%にトリミング
 
つづいてフィルターなし
DATE:2021-10-02
TIME:23:15..23:46
撮影場所:みずがき湖
カメラ:Eos Ra
鏡筒orレンズ:takahashi FS-60CB
コンバーションレンズ:FC/FSフラットナー
焦点距離:374mm
F値:F6.2
露出時間:60s
撮影枚数:30コマ
フィルター:none
ISO:12800
気温:12℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:Si9、Lrで仕上げ 、約70%にトリミング
 
M31はフィルター無しでは色にとぼしい感じなのですが、L-eXtreamを使った画像では色が豊かで、銀河の腕にはHαの赤いポチポチが確認できてM83銀河を真横から見ているような感じです。いつもとは違うアンドロメダ銀河の一面が見られたようです。
 
露出条件は、
フィルター無しが ISO12800 30s でヒストグラムは30%位。
フィルター有りは、ISO40000 300s でヒストグラムは20%位です。
 
ISO感度で約3倍、露出時間で約3.1倍と、ヒストグラムの違いは除いても10倍位の露出倍数になるようです。 間違っていたらゴメンナサイ。ご指摘ください。
 
でもミラーレスカメラでもこのような画像が得られるのでね。
 

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (こうちゃん)
2021-10-08 20:30:15
こんばんは、フィルターや露出時間、感度の特性が分かりますね。
この二つの画像を合成ししてみたらどうでしょう?
Unknown (himadawa)
2021-10-08 21:10:27
こうちゃんさん こんばんは。

今晩はこちらが晴れていますので自宅で撮影中です。
私もそのように思い合成してみました。その画像は後程blogにupしたいと思いますのでお待ちください。
Unknown (viewru3103)
2021-10-08 21:31:09
こんばんは。
フィルターは、Hαが出てますね。
それにしてもかなりの露出で、
ISO40000で300秒ってすごいです。
確かに、合成した画像が楽しみです。

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