下記の記事で、首都圏のマンション価格相場MAPが紹介されていますが、都内マンション価格高騰の様子が良く分かります。
東京は怖い街だ 異次元のマンション相場に震えるTwitter民 「メーカー勤務者はもう東京なんて住めないからな」｜まいどなニュース
SUUMO首都圏マンション価格相場マップの画像がSNSで話題です。市区ごとに70平方メートル換算の平均価格を表示したもので、千代田区（16781万円）を筆頭に、渋谷区、港区、目黒区、文京区、品川区、新宿区が1億円オーバーと、この7つの区では…
maidonanews.jp
また、サピックスの校舎一覧を見ると、このMAPの赤くなっている地域（70平米換算で7000万円以上）にしっかりと照準を合わせて校舎展開しているということが良く分かると思います。
教育に惜しみなくお金を落としてくれる層をターゲットにしていることが見て取れます。
ただ、マンションが1億円超えとなると、一流企業勤めでも一馬力では厳しく、会社経営者かパワーカップルでないと買えない世界になってきます。
そうなると、今後は以下のようになるのではないかと思いました。
都内マンション価格高騰（今）
↓
サピックスのターゲット層が都内を断念し神奈川、千葉、埼玉にシフト
↓
サピックスの都内校舎の生徒数が減少（＝全体の生徒数も減少）
もちろん、賃貸で住むケースも多いので、あくまでこのようなケースもあるということですが、減る要因にはなります。
マンション購入は子供が生まれた直後～小学校入学前というケースが多いと思うので、マンション購入からサピックス入塾までは3～7年程度のずれがありそうです。
そう考えると、現時点でマンション価格高騰から3年位経過しているので、サピックス入塾者が減少に転じてもおかしくありません。
実際、昨年11月の新1年生募集において、ほとんど募集停止が発生しなかったことや、現在も募集停止の校舎が少ないことから、この仮説が当たっている可能性もあります。（単に校舎のキャパシティを拡大した成果なのかも知れませんが）
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