本日受験本番初日を迎えられた皆さま、
早朝からお疲れさまでした。
今はとにかく身体をしっかりゆっくり休めていただきたいと思います。
そして、
明日は本日の1日目以上に東へ西へと長く遠く動く方が多いかと思います。
寒さもまだありますし、
疲れなど言葉にできないくらいのピークに達していると思います。
この3日間を激走される全てのお子さま、
そしてそのご家族の皆さまに、
さらにより一層のYell!を送りたいと思います。
前回は、
初日のドタバタ劇について書きました。
↓↓↓
今回は、更にパワーアップしての( 笑 )関西統一入試日2日目の『お昼ご飯事情』に関して書きたいと思います。
…我が家はいつも食事関係でてんやわんやです。
前日以上の、ある意味生死を分けるほどの…は言い過ぎですが、
かなりのドタバタ劇を演じてしまった母と子です。
緊張続きのお母さまには、笑い話として読んでいただいて、
このようなドタバタ劇にならないように事前にご準備していただきたいと思っております。
今日の教訓:
統一入試日2日目のお昼ご飯は事前に打ち合わせしよう！
以下、我が家の場合です。
まず、昨年の我が家の関西統一入試日2日目のスケジュールです。
第一志望校での2日目算数国語が終わり前日と同じ第2グラウンドにて合流です。
そのままJR神戸線から大阪駅乗り換えで、大和路線にて2日目午後入試に臨む…予定でした。
しかし、この2日目午後入試の中学校に向かう途中のJR神戸線での車内にて、
母と子のお昼ご飯のメニューをめぐる昼食バトルが勃発してしまうのです。
この時には、本当に肝を冷やしました。
唖然…
呆然…
何と表現したらいいのでしょう。
同時に、この時の私自身のヒラメキは、今も自画自賛してしまう程( 笑 )の私の人生でも渾身の一発のヒラメキだったと思います。
そのドタバタ劇を続きで書きたいと思います。
…何度も繰り返しますが、
このようなことのないようにと願います。
この2日目午後入試ですが、
我が家の場合は、私自身の重い感情もあって、この奈良県の中学校を選択しました。
しかも、試験会場は、神戸からの移動のための電車遅延などあらゆる可能性を考慮して、この年から選択可能になったJR王寺駅近くの会館を選択していました。
当初からこの中学入試において、
入試が午前と午後で重なる2日目は、息子の天王山、
そして、
入試と合格発表が重なる3日目は、母親の私の天王山、
との位置づけでした。
そもそも息子には、第一志望校のこの2日目の算数の攻略こそ、合否を分けると考えていたようです。
従って息子にとっては、この2日目午前の算数が終わった時点で、かなり大きな山を超えた感覚だったのかもしれません…。
話を元に戻します。
私自身の体調ですが、
前日の1日目の試験の待機中より既に発熱と悪寒に苦しんでいました。
その日はホテルに戻ると同時に、動くことすら不可能なほどになりました。
しかし、さすがに根性だけは昭和生まれです。
12時間の睡眠で、夜中にはなんとか…起き上がれるまでに回復し、朝には6〜7割方を戻しました。
そして、息子の体調はこの1日目の入試をもって身体を回復させたようでした。
私がホテルの部屋でダウンしている間も、目をキラキラさせながら神戸の街に電車を見に行ったりしたようです。
←骨の髄まで鉄ヲタですね。笑
またその日の夕方にお助けマンとしてホテルに来てくれた主人と一緒に夕食として『おうどん（丸亀製麺）』を食べに行ったようです。
このように息子の身体は、4日間続いた絶食も、ここに来てようやく元に戻りつつありました。
話を進めます。
2日目のお昼の移動は、午後入試の開始時間が遅くなったとはいえ、そして、JR駅近くの会館での会場を選択したとはいえ、かなりのハードスケジュールとなることは間違いないです。
そのためその日のお昼ご飯は、
『大阪駅の駅マルシェにあるいつものお気に入りパン屋さん（パンデュース）で美味しいパンを買う』
ということにして決めておきました。
しかし、かなりかなりかなり…究極にお腹が空いていたことは予想されましたが、
この乗り換え駅でパンを買って電車内で、若しくはJRの駅に着いてから落ち着いて食べるということを息子はどうしても了承しないのです。
以下、実際のJR神戸線電車内での母と子の会話です。
息子「俺、腹減ったから、大阪駅の美味しいイタリアンのお店でカルボナーラが食べたい」
母「いや、さすがにそれは25分の乗り換えの時間的に無理でしょ」
つまり、乗り換えで確保できる時間は計算しても25分間程度なのです。
ここで息子はは食べログやぐるナビなどネットで検索し始めます。
しかし、調べて出てくるものは、
グランフロント大阪、
阪急三番街、
32番街グランドビル、
LUCUA大阪、LUCUA1100、
大丸、阪急、阪神各百貨店の各上階
またヒルトンプラザetc…
どこもかなり美味しいけれど大阪駅からそのお店まで歩くだけで15分くらいかかるお店ばかりです。
私は25分間という乗り換えの時間内で食べられるところはやはり上記のパン屋さんのある駅マルシェしかないと思い、『こなな』という和風パスタ屋さんを提案しました。
しかし息子はそのお店のホームページを見た瞬間に納得しません。
息子「えー、和風だから、純粋なカルボナーラがない。いやや！」
私「そんなこと言わないのよ！
そこは私も食べたことあるけどすごい美味しいよ。私もお姉ちゃんもとってもお気に入りのお店だよ。」
息子「いや、和風はとにかく無理！」
私「何言ってんの！今は試験受けるのが最優先なんだから、時間より大切なものは他にないでしょ！試験開始までに間に合わなかったら、そもそも受けられないんだから！」
息子「いや、俺は絶対に電車とかでパンとか食べるのは嫌や！！！
お店で座って美味しいカルボナーラ食べないと試験受けられない！！！」
こうなると、駄々っ子です。
こういう感じの押し問答を何度も繰り返しました…ちなみにJR神戸線の車内です。
私が何をどう説得しようとしても、息子は頑固に聞き入れません。
とにかくお店で美味しいカルボナーラを食べることが自分の人生において最優先との位置づけなのですから…まぁとほほです。
しかし、こういう時にはいくらネットで検索してもうまくヒットしないですよね…
こういう時に即役立つのは何故かアナログです。
とにかく錆び付いた自分の頭をフル回転で考えました…
ふと…神さまの降臨…でした。
『洋麺屋・五右衛門』大阪駅店を思い出したのです。
その五右衛門の店まで大阪駅中央改札口からは走ったら30秒、神戸線のホームからでも1分30秒程度です。
注文から10分で出されたら10分で食べて1分で会計すれば、25分での環状線の大和路快速への乗り換え可能と読み、ダッシュです。
ただし…即座れたら…ですけとね。笑
ここはなんと神さま仏さまがお味方くださり、
待ち時間もほぼなく、
（日曜日昼過ぎにやはり奇跡かと思います）
試験で急いでることを告げたために、8分で出してもらえたので、
結局は、
歩き2分、
待ち2分、
注文から出てくるまで8分、
食べるのは8分、
お会計2分
合計22分で、再び大阪駅の今度は南改札口へダッシュ…
と思いきや、
息子を確認しようと途中で後ろを振り返ると、
南改札口までの途中にMannekenさんのワッフルを買うためにお店の前に立ってるではないですか…
私は再び急ぎ戻って
「何してるの！」
と急かせようとしたら、
ここでまた息子お得意のこだわり！です。
息子「俺はこのワッフルを食べないと多分試験で力が出ない」
私「いやいや、さっきパスタとともにイチゴタルト食べたやん…」
…注文時にちゃっかりイチゴタルトを注文して速攻で食べてましたから。
でも、ここでも息子曰く
「間に合うって…」
ですから、
まぁ…どうしようもないですこのこだわりには。
とにかく数日間食べてなかったことを一気に取り戻すように大好きなパスタにスウィーツへのこだわりでした。
私は内心では人生の最上級にイライラしつつ、
そのお会計をしてから
大和路快速のホームへ走りました。
確かに神さま仏さまはお守りくださり、
その日に限って珍しく遅延も何もなく、
無事に駅に着きました。
そして、ギリギリとはいえ駅近くの試験会場に到着したのです。
そして、
この到着した駅での電光掲示板の文字を見て、
私は思わず泣き崩れてしまう…
訳にはさすがにいかなかったのですが、
内心では大号泣してしまいました。
係員一同の皆さまからの電光掲示板でメッセージ…
あの言葉は私はおそらく一生忘れません。
『受験生の皆さまへ。
長かった受験生活ももう終わりですね。
これまで苦しいことがたくさんあったと思いますが、ここまできたらあとは入試会場で全力を尽くすだけ。
いつもの自分を信じて一点でも多く得るつもりで、目の前の問題にぶつかっていきましょう。
王寺駅係員一同、皆さまの合格を願っています。』
ありがとうございました…
明日も、去年と同じくこの王寺駅で、電光掲示板を見る受験生親子さんがいっぱい力を出しきれますように。
先日大阪駅にて撮影した私たち母と子の思い出のパスタ屋さんの看板『洋麺屋・五右衛門』です。
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