ダ・ヴィンチ2021年2月号は「美少女戦士セーラームーン」特集です。
- 原作者・武内直子先生
- 月野うさぎ役・三石琴乃さん
- 作画監督・只野和子さん
のインタビューなどが盛りだくさん!
今回、雑誌を買ってみたので、ネタバレなしでご紹介したいと思います。
ぜひ、90年代アニメが好きな方にも手に取っていただきたいです!
ダヴィンチ2月号はセーラームーン特集!
- 発売日:2021年1月6日
- 定価 :700円(税込)
- 出版社:KADOKAWA
映画「美少女戦士セーラームーンEternal(前・後編)」の公開を記念したスペシャル特集!
- 武内直子先生ロングint.(4)
- エターナル前編あらすじ(1)
- 作画監督・只野和子さんint.(1)
- セーラームーンが教えてくれたこと(2)
- 過去のセーラームーンプロジェクト(2)
- 月野うさぎ役・三石琴乃さんint.(2)
- フィッシュアイ役・蒼井翔太さんint.(4)
- ゲスト5名コメント(6)
※int.:インタビュー/():ページ数を表しています。
原作者・武内直子先生のインタビューは非常に珍しいため、紙媒体は発売されてから各書店で完売の恐れもあります!
まだゲットしてない方は書店に走るか、ネットで購入しましょう!
下記、紙媒体は在庫がない場合もあります。ご注意ください!
ダヴィンチ セーラームーン関係者インタビュー感想
ここからは、ネタバレしない程度に感想をお伝えしたいと思います!
ぜひ、90年代のアニメが好きな方にも読んでほしいです。
直子先生への想いがあふれすぎるオタク感想ですが、どうぞ…w
武内直子先生ロングインタビュー
セーラームーンファンなら、このインタビュー(4ページ)を読むだけに、ダ・ヴィンチを買うべきです。
なぜなら、直子先生の
- 連載当時の想い
- 90年代アニメに対する想い
- ジェンダー/ボーダーレスに関する考え方
- 女性へのエール
などが書かれているからです。
特に「女性へのエール」の部分は読んでいて、とても勇気づけられました。
最近うまくいかない・モヤモヤしているという方は、ぜひ直子先生のメッセージを読んでほしい!(笑)
さて。直子先生と言えば、素晴らしい才能を持った「天才」のように見えますよね。
もちろん、これほどまでに完成度の高い漫画を産み出すほどですから、天から才能を与えられた人なのだと思います。
しかし、このインタビューを読むと、表側に出ている煌びやかなイメージとは裏腹に、連載中はまさに「死闘」の連続だったことがうかがえます。
「産みの苦しみ」を改めて感じさせられるインタビューです。
また、直子先生は連載当時を振り返り、後悔している部分も多いようです。
その「後悔」の部分を、「アニメがうまくフォローしてくれていた」とおっしゃっていました。
私は連載当時、小学生でした。
直子先生のインタビューは読んでいたかもしれませんが、覚えていません。
だからこれまで、直子先生のアニメに対する印象については、Wikipediaの情報を鵜呑みにしていたところがあります。たとえば、
レイちゃんの性格が大きく変わってしまったことに腹が立っている
プルートの活躍が少ない
など、直子先生が90年代アニメの設定改変に怒っている!という情報ですね。
しかし、今回のインタビューを読んで(もちろん不服だと思うこともあっただろうけど)アニメへの感謝が、はっきりと描かれていた気がします。
90年代アニメは、ある意味自由な部分があって、原作派の人・クリスタル派の人からは受け入れられていないかもしれません。
ですが一方で、直子先生が描ききれなかった部分の「補完」として成立しているのだと思い、とても嬉しく想いました。
このインタビューでは、原作の印象に残っているシーンなども直子先生が教えてくれていますので、ぜひ!!ぜひ読んでください!
三石琴乃さんインタビュー
月野うさぎ役・三石琴乃さん。
- 14歳のうさぎちゃんを20代の女性が演じる
- 14歳のうさぎちゃんを40代の女性が演じる
20代のころに獲得した役を、25年を経てもう一度演じる。このプレッシャーといったら、誰もが想像を絶するでしょう。
しかし、世間ではもう「セーラームーン=三石琴乃」なんです。うさぎちゃんは、三石さん以外ありえない。
その周囲の期待(ともすると、無言の圧力)をずっと、心に刻んでこられたのだろうなぁと、インタビューを読みながら感じました。
当然、男女関係なく声も老化していきます。昔のような可愛い声を出せないかもしれないけれど。
それでもクリスタルでうさぎちゃんを演じてくれたことは、とても嬉しいです。
また、三石さんは無印の終盤3話からRの4話まで、病気の治療でお休みをされていました。
その時の気持ちを正直にインタビューで答えています。
ぜひ手に取って読んでほしい。感動しました…
作画監督・只野和子さんインタビュー
直子先生のインタビューの次に、めちゃくちゃテンションが上がりました!!
只野和子さんといえば、90年代アニメの作画監督も務められていました。
90年代アニメの作画の魅力と言えば、
- むっちりとした脚
- きゅっと締まったウエスト
- スカートのプリーツ
だと思っています。(超個人的見解)
ねえ、そうじゃないですか!?(食い気味)
上記のすべてではありませんが、只野さんが「あの部分」に、こだわりを持ってらっしゃったと書かれていて、感極まりました(笑)
90年代のアニメはそこが魅力なんだよ~~~!!!!と激しく同意!
実際に、只野さんが何にこだわっていたのかは、雑誌を読んでほしいです!
また、今回の映画の作画についても、こだわりを書かれていますので、ぜひお手に取ってみてください!
買い逃した方はネットでぜひご覧ください!
今回のセーラームーン特集から、武内直子先生、三石琴乃さん、只野和子さんのインタビューについて感想を書きました。
そのほか、
- エターナル前編あらすじ
- セーラームーンが教えてくれたこと
- 過去のセーラームーンプロジェクト
- フィッシュアイ役・蒼井翔太さんint.
- ゲスト5名コメント
など全19ページにわたって特集が組まれていますので、セーラームーンファンのみなさんは、ぜひ読んでみてください!
90年代アニメが好きな方も楽しめる内容になっていますよ
紙媒体での購入もおすすめですが、売り切れてしまうと手に入らない可能性があります。
その場合、バックナンバーの充実しているAmazon Kindleなどの電子媒体を利用してみましょう!
<紙媒体はこちら>