コッコアポexの副作用は?防風通聖散はどのくらい入っている?

サプリメント

加齢に伴って代謝が低下し、お腹周りの脂肪や増え続ける体重が気になってきます。「決して食べすぎているわけじゃないのにどうして太っちゃうの?」と悩んでいる人も多いですよね。

食事はもちろんのこと、運動をして肥満対策やダイエットをしている人もいますが、それでも痩せない人が次に考えるのはサプリや薬。もちろんダイエットの基本は食事と運動ですが、頑張っても結果が見られなくて辛い人は頼ってみるのも良いかもしれません。ここでは人気の市販漢方薬「コッコアポex」について副作用や成分を解説していきます。

コッコアポex錠ってどんな医薬品?

コッコアポex錠は、クラシエから出ている漢方薬です。第2医薬品に分類され、ドラッグストアやネットショップなどでも購入することができます。

コッコアポexの有効成分は防風通聖散といって、ダイエットに人気の成分として注目を集めているもの。防風通聖散は、体の熱を冷ます、体内の水分の循環をよくする、便通を整えるなどの働きがあります。体が強く、お腹がぽっこりと出ている人に向いている成分です。


防風通聖散が向いている症状
■肥満症
■便秘
■尿量減少
■むくみ
■肩こり
防風通聖散はダイエット目的だけではなく、このような症状がある人におすすめです。麻黄や甘草、芍薬などさまざまな漢方を集めて作られたのが防風通聖散なので、幅広い作用が期待できます。
肥満治療目的で内科を受診すれば防風通聖散を処方してくれることもありますが、美容目的の場合は難しいこともあります。自分で手に入れたい場合は市販の漢方薬を利用するのが良いでしょう。コッコアポex錠の購入を考えている人は、最寄りのドラッグストアで探してみてくださいね。

コッコアポex錠の副作用は?

体に効くということは、それだけ成分が入っているということです。漢方は副作用が出にくいと言われていますが、体質に合わない場合は副作用が出てしまう場合もあるので注意しながら様子を見ましょう。
コッコアポexの副作用
■皮膚…発疹・発赤・痒み
■消化器…吐き気・嘔吐・食欲不振・胃部不快感・腹部膨満感・下痢・腹痛
■精神神経系…目眩
■その他…発汗・動悸・むくみ・頭痛
その他、重篤な症状として間質性肺炎、偽アルドステロン症ミオパチー、肝機能障害などが挙げられます。服用後にこのような症状が現れた場合は直ちに中止し、医療機関を受診しましょう。

コッコアポexの成分含有量と効果は?

コッコアポexの一日あたりの服用量は12錠です。飲むタイミングは食前か食間となっており、1回あたりの服用量は4錠ずつです。また、15歳以下の方は服用できません。

一日12錠あたりに含まれている成分の含有量は次の通りです。

防風通聖散エキス…3,420mg
日本薬局方で決められている防風通聖散の1日あたりの摂取量は最大で6,000mgです。コッコアポexに含まれる量は3,420mgなので満量の3/5ほどの量ということになります。満量が配合されている漢方薬は価格が高くなります。自分に合っているか試してみたかったり、副作用が心配な人は、防風通聖散が少なめに配合されているコッコアポexが向いています。

コッコアポexは肥満に効くか?

コッコアポシリーズにはex、L、G、当帰芍薬散の4種類があります。それぞれ配合されている成分が異なり、自分に合っているものを選べるかどうかがキーポイントです。コッコアポexはつい食べすぎてしまう人や便秘の人におすすめ。口コミを見ると「痩せなかった」や「下痢がひどくなった」という声が多いようです。

SNSを見ると、コッコアポexの服用で痩せている人もいますが、長期間続けることが必要なようです。コッコアポシリーズは、瓶タイプの大容量のものと、5日分の小さいサイズのものがあります。まずはお試しで5日間試してみて、体に良い変化があれば瓶タイプを購入するという流れが良いですね。まずは、自分の体をよく知ることがダイエットへの近道です。

コメント