9月上旬に血液検査を受け中旬に診察を受けに行ってきました。


服薬からちょうど2ヶ月を過ぎた頃でした。この頃から徐々に回復を実感し始めることができました。




医師「体調はどう?」

僕「徐々にですが実感として調子いいなと感じています。理由のわからない微熱がある日も下痢の回数も極端に減りました。あとは背中の皮膚炎も治りかけてると感じますし足の痒疹は久しぶりに綺麗に治りました。」


明らかに微熱や頭痛などもかなり実感として減っていました。


医師「それは良かった。前回言っていた腹部の痛みはどう?」

僕「そっちはありますね。同じところなんですけど時々突き刺すような感じの痛みがあってしばらく経つと大抵落ち着きます。

医師「頻度が増えてきているとか痛みが激しくなっているって感じはする?」

僕「いえ、同じような感じであまり大きな変化はありません。」

医師「先月のエコー検査の結果から見て胆石は急ぐ必要はないと思うけど、もし頻度が多くなったり痛みが強くなったらすぐに言ってね。」


そう伝えると1週間前の血液検査の結果を貰い体調記録を渡します。




医師「体調の実感がそのまま数値に出ているようで順調ですね。」



CD4陽性ヘルパーT細胞の割合は30%台に乗りました。2020年の夏以来30%台は一年ぶりです。


まだCD8キラーT細胞の割合が46%台と高く、CD4/8比は0.6と横這いです。


徐々にCD4の割合が回復に向かっているという感じですが今回は時間がかかると思っていたので予想より順調です。


ちなみに通常の健康な方はCD4の比率は40-50%程度でCD4T細胞の割合の方が多くCD8T細胞が少ないのでCD4/8比は1.0-2.0などを示します。


逆にCD4ヘルパーT細胞の割合が増えCD8キラーT細胞が減少するような病気は自己免疫疾患などありますが、CD4/8比が減少するのは免疫不全特有で疾患の状態を把握しやすいです。




CD4実数も2020年の6月以来、1年2カ月ぶりに1000台に戻りました。白血球が通常値に戻ってきた影響も大きいと思います。CD8も増えていて割合は変わっていないのがよくわかります。





医師「CD4の値も1000を超えているしウィルス量も抑えられているね。」

僕「そうですね。CD4比が30%台にこんなに早く戻るとは思っていなかったです。」

医師「いや私も思っていた予想より大きく回復していてびっくりしてるよ。良い事だね。」



医師「口腔カンジタは?」

僕「あれ以来出てないです。」

医師「じゃあ抗HIV薬だけ処方しておくね。」

処方箋を出してもらい薬局で薬をもらい診察終了です。


夏の終わりが見えかけてきたころ、服薬再開から2ヶ月ちょうど実感として表れてきて順調に推移していきました。