砂糖が固まってしまって困った経験はありませんか?
そう、砂糖ってすぐに固まるんですよね。こんな風に ⇑
そんなときに「砂糖が固まるから珪藻土スプーン入れてみた」という発言をときどき見かけるんですが、それは正反対です。
砂糖に珪藻土スプーンはNGだってご存知でしたか?
今回は、固まってしまった上白糖を元のサラッとした状態に戻すやり方をご紹介します。
とっても簡単なんですよ。
必要な物は
それだけです♪
・砂糖が固まって困っている
・固まり防止に珪藻土を入れてみたけど効かない
・砂糖をサラサラに戻したいんだけど
という方、必見です♪
目次
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砂糖が固まるのはなぜ?
砂糖が固まるのは湿気ったせいではありません。
乾燥しすぎたからです。
上白糖は、元々固まりやすいものなのだそうです。
そのため、砂糖の結晶の周りを糖液という水分でコーティングして、固まりにくくしているんです。
砂糖が乾燥することで糖液の水分が蒸発してしまい、元の固まりやすい砂糖に戻ってしまいます。
珪藻土はNGなの?
珪藻土は砂糖の固まり防止に使うにはNGです。
珪藻土は水分を吸う性質があります。なので最近では珪藻土のバスマットなんかもありますよね。
先ほど書いたとおり、乾燥が上白糖の固まりの原因です。
珪藻土は水分を吸って砂糖を余計に乾燥させてしまうんですから上白糖に使うには、NGということになります。
※砂糖への使用は湿気を吸い取りすぎて固まる為、使用できません。
と、注意書きがあります。
こちらは、楽天で週間ランキング1位を獲得したそうです。
こんな風に親切に注意書きがあれば助かりますね。
でも、実際に売られている珪藻土スプーンには、注意書きがないことも多いので気をつけた方が良さそうです。
※珪藻土スプーンがNGなのは上白糖についてであって、塩や湿気を嫌う粉物などには大丈夫です。
固まった砂糖を簡単にほぐす方法
では、固まった砂糖をガシガシしなくても、簡単にサラッとした状態に戻す方法をご紹介します。
まずは、上でもご紹介した我が家の固まった砂糖がこちら。
プラスチックのスプーンでガシガシやっても全く壊れません💦
準備するもの
準備する物はこちら。
お弁当用のアルミカップ1個
ティッシュペーパー1枚
これだけ。
アルミカップでなくても、普通のアルミホイルを小さくちぎったものでもOKです。
また、ティッシュじゃなくてキッチンペーパーでもOKです。
やり方
1.ティッシュを水で濡らして、軽く絞ります。
2.それをアルミカップでゆるくくるみます。
4.キッチリとフタをして一晩置いておきます。(数時間でも大丈夫かも)
できあがり
翌朝の状態です。
(前日の写真と区別しやすいようにランチマットの上で写真を撮ってみました)
一見、変わりないように見えますが、サラサラの砂糖に戻っていますよ♪
スプーンで軽く触ってみただけで、固まりがホロリと崩れていきます。
こんな感じ。
元通りのサラッとしたお砂糖に戻りました✨
注意点
注意する点を少しあげておきますね。
・ティッシュを包んだホイルは口を少し開けて置く
・ティッシュは砂糖がほぐれたら取り出して捨てる
(そのままにしておくと雑菌が繁殖する恐れがあります)
・これは上白糖の場合に使う方法です
急いでほぐしたいときは
一晩も待てない。今すぐほぐしたい!というときは、霧吹きで砂糖に水分をかける方法もあります。
ただ、私はかける水分の量にイマイチ自信が持てないので、この方法は使っていません。
その内、試してみるかもですが……。
まとめ
固まってしまった上白糖を元に戻す方法をご紹介しました。
・珪藻土は逆効果
・準備する物は、アルミカップとティッシュ(orキッチンペーパー)1枚だけ
・砂糖のケースに入れてフタを閉め、一晩置く
これだけで、あんなに苦労してガリガリしていた砂糖の固まりが、ウソのようにスッとほぐれてくれます。
お困りのときは、ぜひ試してみてくださいね。
珪藻土スプーンは、塩やコーヒー、茶葉など湿度を嫌う物に使いましょう♪
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