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いまさら「ひんがしの国」の考察

ひんがしの国を研究しよう!

ひんがしの国の考察

エオルゼアから見てはるか東方にある、どこかで見たことのあるような独立国家「ひんがしの国」の解説です。

ひんがしの国とは?

ひんがしは「東」の古めかしい言い方で、漢字で書くとそのまま「東の国」となります。
英語表記は「Hingashi」です。
FF14とは関連はありませんが、FF11から「ひんがしの国」という設定はあり、残念ながら本国には行けません。
「東の国」から来たという説明をするための通称かと思っていましたが、これが正式な国号のようです。
現状としては昔のイシュガルドと同じように鎖国していて、貿易港「クガネ」と「シロガネ」以外は入ることができません。

場所

ひんがしの国の場所

紅蓮前までは、ドマとひんがしの国を混同している方もいましたが、別の国となります。
惑星ハイデリンにある最大の大陸「三大州」の東に位置する、たくさんの島々からなる国家です。
他の大陸と比べると、かなり領土の広い国と見て取れます。
エオルゼアにあるバイルブランド島(リムサ・ロミンサ)からドマまで船で約2ヶ月かかるという設定なので、同じくらいの時間がかかると推測されます。
現在はオーシャン・フィッシングのように短時間でバイルブランド島の周りを航海している船もあるため、そこまでかからないかもしれません。

ミツルギ幕府

ミツルギ家
国家元首として朝廷である「レイゲン帝」というミカドらしき人物が国を治めています。
政治は尾ノ国を領地に持つ「ミツルギ家」が行っていて、国旗の代わりにミツルギ家の家紋が使われています。

地理

地理

どこまでがひんがしの国の領土かはわかりませんが、「ひんがし諸島(列島)」という大小さまざまな島から成り立っている国です。
大きな島として、主に「コウシュウ」と「シシュウ」の2つの島があります。

実装エリア

ゲーム中にプレイヤーが行けるエリアは次の5つです。
  • クガネ
  • シロガネ
  • クガネ城
  • クガネ大橋
  • 紅玉海の一部
次の項目から各地域を詳しく解説します。

コウシュウ(Koshu)の解説

ひんがしの国で一番大きな島であり、ここがひんがし本土ということになります。
漢字では「紅洲」と表記し、もうひとつの島の「紫洲」とは、紅と紫の関係になっています。
東西にはかなり距離があり、巨大な島と見て取れます。

瑠璃洋(The Glass Ocean)

ひんがしの国の南側に広がる大きな海です。
瑠璃は宝石としてラピスラズリを表す言葉です。
しかし、英語名ではグラス(ガラス)になっています。
古語辞典によると瑠璃にはガラスという意味もあるそうなので、この海はガラス洋と考えるのが適切になります。
魚の中には「ルリニシン」のようにこの海の名前を冠するものもあり、英語名には「グラス○○」という魚もたくさんあります。
禁断の地エウレカのコンテンツで行く「バル島」が出現したのも瑠璃洋になります。

ブキョウ(Bukyo)

「ミツルギ幕府」が開かれている尾ノ国の都市です。
クエストやギルドリーヴなどで名前だけ出てきます。

井ノ国

白帝江のほとりにある場所で、「ヤツルギ家」が治める領地です。
忍者クエストに登場するユキ姫(ユキ・ヤツルギ)の出身地です。
アウラの命名法則に漢字表記で「八剣雪(やつるぎのゆき)」と書いてあるので、「ミツルギ」は「三剣」になるのかもしれません。
(中国語Wikiでは「御剣」と表記されていました)

大天山(Daitenzan)

コウシュウ東部に位置するひんがしの国最高峰の山です。
裁縫クエストに登場する「大天屋」はこの山由来の名称です。

シシュウ(Shishu)の解説

ひんがしの国で2番目に大きな島になります。
プレイヤーが訪れることができる唯一の場所です。
シシュウ

末ノ国

シシュウの南部の地名です。
その昔、武将「ブヘンのズイコウ」が打ち立てた領地です。
クガネのエーテライト広場前に彼の像が立っています。
今でも「武辺家」が領してるのでしょうか。

クガネ(Kugane)

ミツルギ幕府がひんがしの国で唯一、対外政策用に開いている港街です。
場所は末ノ国にありますが、この街のみ末ノ国領外の幕府直轄地になります。
街は西向きで造られ、紅玉海からクガネ城の天守が見えるようにデザインされています。
ウルダハの商館や、ラザハンやガレマールの大使館もあり、異国人も多く住んでいます。

シロガネ(Shirogane)

クガネに隣接しているシロガネ島にある、異国人専用の居住区です。
ひんがしの国の国籍の人は住めません。

クガネ城(Kugane Castle)

クガネの街の東側にある大きな城郭が天守になり、街の象徴として存在しています。
プレイヤーはインスタンスダンジョン攻略のために訪れます。
「二の丸御殿庭園」からスタートし、クガネ城「本丸御殿」へ入り南下します。
南端の「天守能楽堂」がラスボスです。
「天守能楽堂」は青魔道士クエストでも登場します。

1ボスのフィールド「渓泉園」から南を見ると、クガネ城天守のような建物が見えます。
渓泉園
これがクガネの街から見える天守と同じものだとすると、クガネ城の位置は次のようになります。
全く別の場所という可能性もあるのでご了承ください。

クガネ大橋(Kugane Ohashi)

クガネ大橋
クガネの街と街の間の川、もしくは海に東西に架かる橋です。
ここから見るクガネはかなり大きな街になっています。

南北ならまだしも東西の橋となると場所が見つかりません。

イメージ映像的な場所なんでしょうか。

螺旋海峡(Rasen Kaikyo)

螺旋はバネや巻き貝、螺旋階段のような拗じられた円形の立体物を表します。
海峡は必ずしも海だけとは限りませんが、陸地と陸地に挟まれた狭い海の部分を指します。
広域のマップにはシシュウとコウシュウの湾岸部に、エオルゼア文字で書いてありますが、紅玉海のマップにも螺旋海峡はあります。
蛮神スサノオの技としても有名です。

紅玉海(The Ruby Sea)

ひんがしの国とオサード小大陸の間にある海域の名称です。
この海にある「紅玉台場」や「境島」までがひんがしの国領土です。
オサード小大陸とかなり近いところに設置されている印象があります。
地図にはRuby Tideとエオルゼア文字で書いてありますが、こちらは地図を書いた人の間違いという設定みたいです。

その他小ネタ

クガネ文字

ひんがしの国には「ひらがな」に対応したクガネ文字が存在します。
クガネだけで使われているわけではないので、正確には「東方文字」と呼ばれています。
主に縦書きで表記します。
ドマには「漢字」に該当する延夏(ヤンサ)字があります。
延夏字を崩して簡単に書いたものが東方文字となっています。

詳しくは『>言語と文字の研究』をご覧ください。

住民の種族

ひんがしの国の種族構成は「東方系ヒューラン族」「東方系ルガディン族」「アウラ・レン」「その他」となっています。
「東方系ヒューラン族」というのは「ミッドランダー」「ハイランダー」とは違う、東方にだけ存在する部族です。
ただし、グラフィック的な見た目はミッドランダーとほぼ同じで、髪色や瞳の色は黒に近いキャラメイクなのが特徴です。
「東方系ルガディン族」も同様です。

住民の命名規則

公式に解説している「アウラ・レン」の命名規則と同じで、古風な東方系の名前となっています。
表記的には「名前→苗字」の順ですが、自分の名前を名乗る場合は「苗字→名前」になります。
「ミコト・ジンバ」の場合、「ジンバのミコト」のように間に「の」を挿みます。


その他、地理に関しては『>世界地図の研究』をご覧ください。