末期がんを告知された
兄(知的障がい者)のおはなし
↓つづきです(^^)
10月2日(日)
兄は意識混濁の状態から
奇跡的に回復しました
ただ、以前のように自分で
起きあがり立ちあがって
トイレへ行くのは難しそうで
ずっと兄が避けていた
紙おむつを使うようになりました
複雑な思いですが、それは
家族からすると転倒の心配が
なくなるということでした
もうひとつの変化としては
兄の話す言葉が不明瞭になり
(ろれつが回らないのか?)
聞きとりづらくなってきました
兄:
〇※”□#$△%*
ルーシー:
え、あンだって?
(志村けん風に)
兄:
だめだこりゃ
(いかりや風に)
↑
なぜかこれだけは聞きとれる(笑)
。。。。。
こんなやりとりが増えたので(笑)
ルーシーは、兄のために
ダンボールにかなを書いて
簡易な文字盤を作りました_
よくamazonの箱に入ってる厚紙(笑)
コックリさんを思いだしました(^^;)
これを使って指さしして
兄の意思を伝えてもらえたら
と思っていたのですが・・・
あらためて文字盤をみて
ハッとしたんですよね
下に書いてある5つの言葉
「おきたい」「たべる」「のむ」
「うんち」「おしっこ」
今の兄には、もう
起きることも、食べることも
飲むことも、排便することも
できないのかもしれない
人としての生理的欲求が
満たされることがない
ただ苦痛を和らげてもらい
今を生きることだけ
兄が伝えようとして
伝えられない言葉はひとつ
そばにいてほしい
がまん強く遠慮がちな兄は
心で思っても そんなことを
言わない(伝えない)だろう
そうとわかっているのだから
文字盤になんて頼らずに
こちらで察して動かなくちゃ
10/5(水)は母が退院するので
休みをとっていましたが
ほんとうは、気持ち的には
明日3(月)も あさって4(火)も
兄のそばにいたくて
とても仕事に行くような
心境ではなくなっていました(´・・`)
さいごまでお読みいただき
ありがとうございました(^^)
゚.*: 明日もいい日になりますように :*.゜