地味な話のつづき(片耳日記) | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

前回、入院にまつわる地味だけど重要なコトについて書きました。
今回はその続きです。
 

 

病気になって、身体のことや、これから受ける治療のことは最大の関心事ですが、一方で生活のこともありますから、そちらの心配もしなければなりません。
他の家族が、そのようなこまごまとしたことを代わりにに引き受けてくれれば良いのですが、自分1人だけだったり、自分が家計の中心的な役割を担っている場合はそうもいきませんね。
ただでさえ、肉体的にも精神的にも辛い時に、こういった事務仕事は応えます。しかし、退院後の生活がキチンとおくられたり、家族が困ってしまわないように準備しておくことはとても大事なことです。残りのチカラを振り絞って対応しなければなりません。
 
前回は特に心配になる、”医療費の支払い”で外せない「高額療養費制度」について触れました。これよりもさらに地味な話ですが、重要な手続きに「診断書」の発行依頼があります。
「診断書」の発行は当然のことですが、保険が効かないので、”そこそこ高額”な「文書料」というものを徴収されます。
書いてもらう診断書の種類や内容によって文書料の料金は異なるようです。
病気休暇をもらうための診断書の場合は、たいていが任意の様式で良く、診断名や状態、いつからいつまでの休暇が必要かということが判れば用が足りるようです。
主治医が病院のシステムへ入力したものをそのまま出力する形式のものが、一番カンタンで料金も安いようです。このタイプのものは、受診日の帰りまでに発行してもらうことが可能です。
 
ちなみに、私の通院している大学病院では「和文一般診断書・証明書(院内様式)」というやつで、料金は税込み3,300円となっています。
1枚の料金は比較的安いのですが、医師に書いてもらう内容を予め提出する先(勤務先の窓口)に確認しておくことが必要です。勤務先で必要とされる事項が漏れていると再提出のため、書き直してもらうことになります。この時はおそらく文書料がその分必要になるので、再度来院する手間に加え、余計な散財となってしまいます。
それを防ぐためにも、診断書に書いてもらう内容は事前に提出先窓口に良く確認し、記載項目について簡単にメモを作っておいて、”こんな感じで”と診察の時に担当医師に渡すと喜ばれます。
ただ、あまり下書きみたいに”作りすぎる”とそれは私の仕事だと怒られるので気をつけましょう(笑)
 
診断書でもう一つ重要なものが、保険会社へ提出するモノです。こちらは手術の詳細な内容や投薬類など非常に細かい項目の記載が求められます。私の通院している病院では「保険会社の指定用紙(入院・手術・通院診断書)」というものに当たり、料金は倍の6,600円(税込み)になっていました。こちらの方はさすがにその日のうちに受領することは無理です。案内では”3〜4週間ほど期間をいただきます。”となっていました。
この病院では出来上がりを自分で受け取りに来るほか、別途郵送料がかかりますが、レターパックで送ってもらうことができて便利です。

 

 

 

 

 

文書料というのは特に決まりがなく、病院ごとに自由に決められるようです。
大概の大きな病院では文書料が明示されていてわかりやすいですが、そうでない病院もあるかもしれませんので、いくらかかるのか、ココロの準備のためにも予め問い合わせてみるのも良いかもしれませんね。
 
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