皆さん、子どもたちがお買い物ごっこを楽しそうにする姿を見たことはありませんか?
トマトやパン、おもちゃのお金を使って「これください!」なんて言う様子、とても微笑ましいですよね。
でも、実はこの遊びが将来の金銭感覚を育む第一歩になることをご存知ですか?
今日は、「トランプお買い物ごっこ」という遊びを通して、キャッシュレス時代にこそ重要な「お金の価値」を伝える方法をご紹介します。
トランプお買い物ごっこって何?
この遊びでは、例えばトランプの絵札(12)を「お金」として使います。子どもたちはこの「お金」を使って、ままごとのトマトやパン、ジュースを「購入」します。
例えば…
- トマトに「2円」
- パンに「5円」
- ジュースに「10円」
と値札をつけておくと、子どもたちは持っているトランプを使ってお買い物を楽しみます。
お釣りをもらったり、持ち金の範囲で商品を選んだりする中で、自然と「お金には限りがある」という感覚が身につくのです。
なぜキャッシュレス時代にこの遊びが必要なの?
最近では、クレジットカードやスマホ決済が主流ですよね。
とても便利ですが、子どもたちにとっては「魔法のカード」に見えてしまうことも。
欲しいものをなんでも買えると思い込んでしまい、実際に大人になったときに金銭感覚が身についていないと、知らず知らずのうちに借金が膨らんでしまうリスクがあります。
現金を使う経験が少なくなっている今だからこそ、あえて遊びを通して「お金には限りがある」という感覚を育てることが大切です。
遊びを発展させて「実際のお買い物」へ
トランプお買い物ごっこを繰り返す中で、少しずつルールを増やしていくのもおすすめです。
例えば大きな金額(30円)を用意し、貯金をしなければ買えない商品を置いておくことや、実際にお手伝いをしたらトランプ(例えば食器片付け1、布団敷き2など)を渡して、稼ぐ経験にも繋げていく事もできます。
そして
- 持ち金を増やして「たくさん買える」楽しさを知る
- 欲しいものを全部買うとお金が足りなくなる体験をする
- 節約して「次のお買い物」にお金を残す工夫を学ぶ
最終的には、実際にスーパーでの買い物にチャレンジしてみましょう。
トランプの代わりに小銭を持たせて、簡単な商品を選ばせてあげると、さらに「現実のお金の価値」を実感することができます。
お金の話をタブーにしないことが大切
お金の話はつい「子どもには早い」「難しい」と思われがちですが、遊びを通じてなら抵抗なく伝えられます。
子どもたちは楽しみながら学ぶことで、お金に対するポジティブな感覚を持つことができるのです。
キャッシュレス時代の今だからこそ、こうした経験がより一層重要になっています。
ぜひご家庭でも「トランプお買い物ごっこ」を試してみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログが少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
それではまた!