コトの始まりは、去年の11月。

マルタ生活も慣れてきたので、そろそろ活動を始めようかと思い、まずはオンラインで色々と選考、相性とかどんな感じかとか、チャットの対応とか。

 

で、1人に決めて、先週までお付き合いしてみたのですが、薄々感じてたのが、しっくりこないし、なんかコミュニケーションとかも私好みでないし、何より、大事なことをちゃんとはっきりいってくれないことがだんだん顕著になり。。。

 

その結果、

はい、やっぱり〜

 

 

落ちました。運転免許試験。

 

マルタで車両を運転するには日本の免許証をそのまま書き換えるということができず、在住者となる場合は、残念ながら一から免許取得のために、筆記試験、実地試験に合格してマルタ発行の免許を取得する必要があります(EUやオーストラリアの免許はそのまま書き換えが可能)。

 

そして、マルタでは日本の自動車教習所のような施設はなく、自ら先生を探して、練習を重ね、その先生的にテストへOKとなれば、マルタ交通省?のようなところが実施する実地試験にその先生を通して申し込みをして、試験日を待つ(大体1から2か月待ち)という流れです。
 

マルタで流通している車はマニュアル車が主流なので、マニュアル車の免許獲得が良いということで去年11月くらいから週1ペースで練習してました。が、冒頭の通り、なんか、のらりくらり、というか、きちんとした指導プログラムがなくて、実践的なアドバイスがなく、とにかく途中から、この先生だとなんかだめかも、という感じで、終わりのない迷路をさまよっている感じがありました。

 

で、なぜその先生から他に移らなかったか(移れなかった?)というと、面倒くさいことに、一度ある先生に登録すると、それがマルタ交通省に申請する、いわゆる仮免的な申し込みとなり、その先生在りきの仮免になるので、変更するのにまた手続きそして、変更手数料がかかるというところで躊躇してました。

 

でも、今回の落第をもって、もうこれ以上一銭たりともこの人に授業料とか払いたくないという強い嫌悪感を感じた訳です。しかも、再度調べたところ、先生の変更手数料は無料になってました(最近なのか)。

 

文句は山ほどあるけどもう前に進むしかない。と、今週は新しい先生探しをしてました。

方々からお勧めの先生の連絡先をいただくことができ、早速いろいろと連絡を取らせてもらって、

運命の木曜日。

一人目の先生とのお試しレッスン。

その先生以外にも試してみようかな、という人たちがいたので、まあ、軽ーく様子見させてもらおうと、仕事の合間の昼休みの1時間お願いしました。

。。

。。。

この1回がこれまでのあのダメな先生から受けた何十回のレッスンに比べて実り多いものでした。

ほんとに、これまでの何だったの!?という目からうろこ以上の衝撃。

理論だった説明など織り交ぜてくれ、もちろん理解しやすいように自作の教習ファイルみたいなのから該当する交通規制に関するメモ的なページを開いてくれて説明。そしてミスするごとにいったん車止めて、くどいくらいの説明。

ほんとに濃い1時間でした。

授業の終わりには既に心は決まってました。

なぜなら、授業もよかったけど、その先生(孫がいる若めのおじいさんです)と、ベージュのトップスと白いボトムの奇跡のペアルックだったから〜。

 

またしばらくは辛抱して練習教習しないといけないんでしょうけど、ゴールの見えないトンネルから抜け出しそうな予感は200%。

 

試験に落ちて落ち込みながら見たAirShow。いっそ、飛行機の操縦免許を目指す!?