☆ 記憶力を伸ばす ☆
私は、子供が3歳くらいの時から
『これ、覚えとって』
と言って、よく、子供にいろいろ覚えてもらっていました。
簡単なことです。
例えば、妻から頼まれて、買い物に行く時など、子供はお菓子が買えるから、ついて行きたがります。
それで、買って来るものなどを子供に覚えてもらうんです。
『え~っと、豆腐、しょうゆ、ネギ、
キャベツ、豚肉。』
『パパ、覚えれんけん、覚えとって
全部覚えれたら、お菓子、買っていい
けん。(博多弁)(笑)。』
結果的に、子供が、全然、忘れていても怒らなくていいし、一つでも覚えていれば
『お~、すごいね~。』
『よく覚えとったね~。天才やね~!』
って、大げさにほめてやります。
そして、お菓子を買うときは、自分でレジに並ばせて、買わせていました。
駐車場が大きい場所に行った時、例えば、イオンモールなどに行った時は、子供に
『車の場所覚えとって。』
と言って、壁の色やアルファベットの文字、赤い車の横とか、自分の車をどこに駐車したか等を覚えてもらっていました。
ことあるごとに、いろいろ覚えてもらっていたように記憶しています。
一緒に、テレビを見たりしたときも、見終わった後
『あれ、さっきの何やったかね?』
などと聞いていました。
そして、これは覚えておくように言った訳ではありませんでしたが、子供が幼い頃、今から十数年前に親戚のおばあさんが亡くなり、亡くなって数年後、小学生になった息子に、ふと亡くなった日付を聞いたところ、亡くなった日付を正確に覚えていたのです。
もしかしてと思い、家族での旅行やらいろんな出来事の日付を聞いたところ、正確に全部覚えていました。
さすがに、これにはびっくりしました。
実際に、意識して行っていたことではないので、はっきりは言えませんが、子供が幼い頃に、私が子供に対して無意識に行っていたことが、結果的に、現在の抜群の記憶力の良さにつながった一因ではないかと思います。
記憶力が悪ければ、そもそも医学部に合格は無理でしょうし、合格しても医学部の勉強はとてもつらいものになるでしょう。
私も、まず、基本として子供の記憶力がよくなければ、医学部受験は反対していたと思いますが、親から見ても、記憶力は抜群だったので、医学部受験に賛成したわけです。
高校の時に、英単語100個の試験があることに当日の朝気付いて、通学の電車の中と試験前10分くらいで覚えて、満点をとってクラス一番になることもありました。
もしかしたら、先天的なものがあったのかも知れません。
医学部には、英単ならぬ
『骨単』とか『肉単』、『脳単』
とかがあって楽しく覚えてるみたいです。
記憶力が抜群であるということが、医学部受験には必要です。