社労士開業失敗の反省から学んだこと

社労士とは何か、定義、開業成功社労士の業務、起業とは何か、開業準備の全体像、顧問先を着実に開拓できる仕組み、他

社労士試験合格後の知識維持法

 社労士試験合格後は、ほとんどの方が受験勉強をしなくなりますので、労働社会保険諸法令の「法律別」詳細な知識が時間の経過とともに徐々に失われていきます。

 そうしますと、多くの方がそれを不安に感じて、再び受験用テキストで勉強を再開しようとします。

 しかし、受験用テキストで「法律別」詳細な知識を再び勉強するのは、全く無駄だとは思いませんが、基本的にはもう止めましょう。

 なぜなら、社労士試験合格後は、「法律別」詳細な知識が求められるのではなくて、整理された「業務別」の詳細な知識が求められるからです。

 このため、社労士試験合格後は、社労士の取扱業務(商品)に関する専門知識整備に重点を移すようにしましょう。

 ただし、労働社会保険諸法令は毎年法改正がありますので、

 法改正がきちんと反映された、できるだけ薄い市販の受験用テキストを毎年1冊購入して、最新の知識を維持するため、週に数時間程度パラパラと復習するのは必要だと思います。

 また、試験合格後は、カンニングがOKになりますので、

 記憶が多少あやふやでも、業務別に法令では何が規定されているのかを大まかに知っていれば、いちいちその確認はしなければなりませんが、ほとんど問題ありません。

 しかし、あやふやな知識の確認はいつでもどこでも直ぐにできなければなりませんので、

 コンパクトでいつでもどこでも持ち運びに便利な独立行政法人労働政策研究・研修機構の「労働関係法規集」を、社労士の座右の書として持ち歩くようにしましょう。

 「労働関係法規集」については、社労士の実務能力を高める裏技的な使い方など、他にも紹介したいことがありますので、さらに詳しいことは、

 ウエブサイト「社会保険労務士/社労士とは定義」を参照してください。

 社会保険労務士や社労士受験生の方のご健闘をお祈り申し上げます。

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