どうも、アキノリです^^
2021年10月29日に発売されたElgato(エルガト)初のウェブカメラ Facecam。
Elgato初のウェブカメラということもあり非常に話題になりました。
2023年8月には後継機となるモデル「Facecam Pro」が発売されました。
4K/60fpsという高性能モデルということで価格もそれなりに高騰し4万円台。
僕は手を出せずに断念。
そのあとに発売された「Facecam MK.2」を購入しました。
「Facecam Pro」が4万円台のに対し、この「Facecam MK.2」は2万円台で購入可能!
ちなみに僕はアマゾンのブラックフライデーで購入したので19,980円と、かなり安く買う事ができました。
購入を検討するのであればセールの時を狙うといいでしょう。
ということで本記事では「Facecam MK.2」の特徴や使ってみての感想をまとめてみました。
Facecam MK.2について
Facecam MK.2とは2024年4月5日に販売されたElgato製のウェブカメラです。
1080P/60fpsのフルHDで綺麗にキャプチャーでき、HDR対応で、画角は84度とびっくりするくらい広角、さらにストリームデック(複数の液晶式ボタン機器)でコントロールもできるという注目の製品になっています。
まず、HDRとは簡単に言うと明るい部分と暗い部分を綺麗に表現できる技術です。
薄暗い室内でも照明なしで明るくきれいに映してもらえる為、照明を買う余計なコストや設置や作動などの手間を省けて配信などもやりやすくなるでしょう。
カメラ内部には危機を冷やすヒートシンクも搭載されているので熱の心配もご無用です。
外装は旧型モデルは四角形タイプだったものが今回は横に少し伸びた形でサイズも若干大きくなっています。
ウェブカメラで少し大きめで金属などを使った製品は重さもその分重くなりがちですが、このFacecam MK.2はめっちゃ軽いです。
計りで測定したところ135.5gでした。
この重さであればデスクトップモニターはもちろんですが、ノートパソコンなどもディスプレイが本体の重さにより閉じることもないと思います。
エルガト提供のカメラハブというソフトウェアを使っての光量や背景ぼかしなど細かい設定も可能になっています。
起動中はレンズ左側のランプが青色に点灯するため起動しているのかどうかが非常にわかりやすい製品になっています。
🗒特徴
- 1080P/60fpsのフルHDでHDR対応(ソニーのSTARVISセンサー搭載)
- 非圧縮ビデオで低遅延ストリーミングとクリーンな画像
- カメラハブを使って細かい設定が可能
- 接続方法はUSBタイプC
- プライバシーシャッターが内蔵(手動で開閉スライド式)
Facecam MK.2のスペックについて
製品名 | Facecam MK.2 |
---|---|
本体サイズ | 84(W)×61(D)×38(H)mm(マウントを除く) |
商品重量 |
90グラム(マウントを除く) |
対応解像度(非圧縮※) | 1080p60、1080p30、720p120、720p60、720p30、540p120、540p60、540p30 |
光学 | Elgato Prime Lens(固定焦点) |
フォーカス範囲 |
30–120 cm(11.8–47.2 インチ) |
絞り |
f/2.4 |
焦点距離 |
24 mm(フルサイズ相当) |
画角 |
84° |
センサー |
SONY STARVIS CMOSセンサー1/2.5" |
USB ビデオクラス |
UVC標準v1.5 |
システム要件 |
Windows 10(64ビット)以上、IntelまたはAMD CPU / macOS 12以上、IntelまたはApple CPU |
接続 |
USB Type-C |
※USB3.0に接続された場合。それ以外はMJPEG。
個人的にうれしかったのはソニーのSTARVISセンサーが搭載されていることです。
STARVISセンサーと言えば監視カメラ用にソニーが開発した技術で、よくドラレコなどに搭載されていますね。
僕の部屋は40W1個の間接照明とパソコンの自作PCデスクトップの光のみとそこそこ暗めな部屋なので、配信などをする場合は別途照明機材も必要になるレベルです。
しかし、Facecam MK.2は暗い場所でも明るく鮮明に写してもらえるので照明を使わず配信もなんの問題もなくできています。
Facecam MK.2の内容物
- Facecam MK.2
- モニターマウント(1/4スレッド付き)
- USB-C 3.0 TypeC to A ケーブル(200 cm | 79 インチ)
- クイックスタートガイド
冒頭でもお伝えしましたが、今回はレンズキャップがなくなりプライバシーシャッターとしてカメラ本体に内蔵されています。(手動開閉式)
接続はタイプCですが、注意がすべき点は付属のケーブルを短くしたり調整したい場合はUSB3.0系を繋げる必要があります。
モニターマウントがあることで三脚などにも設置可能となっており、ノートPCの弱いディスプレイなどの場合は閉じてしまう可能性があるので小型三脚などでの対応も可能です。
CAMERA HUB機能について
エルガトのカメラは「CAMERA HUB」というアプリが必要になります。
以下のURLから簡単に無料でダウンロードが可能です。
CAMERA HUBで調整しよう
このソフトにより自動露出とホワイト バランスの切り替え、明るさ、コントラスト、色温度、ダイナミック レンジ、彩度、シャープネス、シャッター スピードの調整などの細かい設定ができるようになっています。
もし画面上にちらつきがある場合は最下段の「処理」の中にある「アンチフリッカー」をお住いの地域のHzに変更させると治まります。
50Hz 東日本
60Hz 西日本
本体の中にメモリ自体も内蔵しているため調整内容や設定を保存することが可能です。
これにより再起動したときに前の設定のまま使うことができます。
全ての設定を完了したら、右上にある「SAVE」ボタンを押しましょう。
CAMERA HUBのエフェクト機能
NVIDIAのRTX2000、3000、4000番台のグラフィックボードを搭載してるPCであれば、エフェクト機能を使うことができます。
顔検出
例えば顔検出機能をONにするれば、顔の位置をAIが把握し常時顔が画面の中央にくるように追尾してセンタリングしてくれます。(※アプリ内【カメラ】の欄上部にあり)
AI背景
またエフェクトでは「AI背景」を使っての背景ぼかしや様々な背景に設定することができます。
また動画のような動くバーチャル背景も設定可能です。
アイコンタクト
カメラの方に目線があるように常に見せかけてくれる機能になります。
ただ実際に使った感想としては若干違和感のある目つきになります。
まとめ
初めてウェブカメラというのを購入しましたが、
「照明なしでも鮮明で細部まで映してくれる」
結局のところ、これが購入して良かったと思えた感想です。
マイク機能はありませんが、それは好みの問題だと思います。
個人的にはデスクトップPCのみでの使用なので、マイクも別途持っていることから不要な機能でした。
価格も「Facecam Pro」が4万円台と比べて、この「Facecam MK.2」は2万円台ですが、決して安いという値段ではありません。
しかし、価格に見合った、あるいはそれ以上のパフォーマンスを発揮してくれることは間違いないでしょう。
今回の記事は以上になります。
最後まで、お読み頂きありがとうございますm(__)m