窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(125)

第26週「世紀のうた 心のうた」(木)

放送日

  • 2024年3月28日

概要

引退会見後もスズ子は、羽鳥善一と相変わらず話ができないままでいた。そんなスズ子に対し、茨田りつ子はきちんと羽鳥と話をすべきだと伝える。一方、麻里も善一にスズ子と話をすべきだと伝える。やがて、スズ子が羽鳥の家を訪ねようと家の玄関を出ると、そこには訪ねてきた羽鳥の姿があった。これまで苦楽をともにし、数々の名曲を生み出してきた二人が心の底から思いを語り合う。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

スズ子と羽鳥が腹を割り、お互いに相手に感謝の気持ちを伝える。スズ子は、先生とワテは人形と人形師のようなものでした、ワテは先生の一番の人形でいたかった、と言う。オープニングロールの人形の意味だ。あの奇妙な人形の踊りは、花田鈴子が夢見たものだったというわけだ。

それにしても草彅の演技は神懸かっていた。スズ子を完全に食っていた。……ふたり主人公と思えば、おかしいことはないが。

今日の話もよかったが、少々くどい。同じような意味の言葉を重ねて時間を伸ばしている感じ。半分の尺で十分表現できただろう。最終週だから、ゆっくりとひとつひとつを畳んでいるということだろうか。畳み切れなくなって駆け足で終わらせるよりはいいのかも知れない。

羽鳥は、会見で終わらせちゃだめだ、最後にもう一回、お客さんを喜ばせよう、と提案し、スズ子はそれを飲む。つまり明日の最終回は、そのラストステージというわけだ。これまでの曲をみんな歌うのかな。

ラストが一回では、一部の人しか来られない。福来スズ子ほどの歌手だったら、ラストツアーと銘打って全国を巡るべきだろう……と思うが、まあツッコミはこの辺で。



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