皆さん、こんにちは。^^
今日は、アウトドア系の衣類のお話です。
頑丈なアウトドア系衣類も寿命がきます!
実際に自分のモンベルのソフトシェルを洗濯したらダメになってしまった例もあります!
【アウトドア系衣類って?】
アウトドア系の衣類といえば、実際に登山やキャンプで使用したりオシャレ着としても着てる方が多いですよね。
有名どころですと、ノースフェイス、パタゴニア、アークテリクス、ホグロフス、マムート、モンベルなどなど探せばいくらでも出て来ます。
アウトドア系衣類の優れている点は、もちろん実用性や機能を重視した縫製や素材の組み合わせです。
フリースひとつとっても活動時に身体が動きやすい縫製になっていたり、ストレッチが十分に効いている、保温性や透湿性などの生地自体の機能性もあります。
◎頑丈な服でもダメになるの?
頑丈な生地や縫製なら、ずっと着続けられるんじゃないの?
確かに一般的な衣類よりは丈夫ですし長持ちすると思います。
ですが使われている素材によっては部分的に劣化してしまいます。
今回は、自分が10年以上着ていたモンベルのソフトシェルのロッシュジャケットで紹介します。
10年以上着たらもうええやろ!と思いますけど。笑
◎10年選手の大切なジャケット!
このモンベルのジャケットは、登山に普段着にと10年以上着ていました。
いつも通り洗濯しました、毎回これだけバケツに入れて手洗いです。
中性洗剤を使って襟や袖口の予洗い、水温にも十分注意してます。(クリーニング屋ですから。笑)
洗い終わって一度目のすすぎをした時、すぐに異変に気付きました。
ポケットの縁の部分が剥がれてしまってる!
バケツの中にはシート状に貼られた黒いツブツブと、剥がれ落ちた糊(接着剤)が浮いていました。
前回洗った時は特に問題なかったんです、劣化の臨界点はある時突然やってきますよ!
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本当は胸ポケットと同じように黒いブツブツがありました。
しかもただ取れてしまっただけでなく、ポケット周りに糊(接着剤)が付いてしまって簡単には取れません。
剥がれた部分を触ってみると、ネバネバとしており少し力を加えるとポロポロ剥がれてきます。
「これはもうアカン、終了や。」となりました。
着ようと思えば着れないこともないですが、万が一お客さんの衣類にこのネバネバが付いたら大変なので処分しました。
◎ポリウレタン系樹脂の劣化は不可避!
このブログで何回となく説明しているポリウレタン樹脂の話です。笑
ポリウレタン樹脂が使用されているは、一般的に3年程で寿命が来るといわれています。
今回は10年以上着れたので良しとします。^^
詳しくは⇩こちら⇩の記事をご覧に頂ければと思います。
【あとがき】
というわけで、今回は頑丈なつくりのアウトドア系衣類でも部分的にダメになってしまうことがありますよ!というお話でした。
写真で紹介したモンベルのジャケットですが、劣化した箇所は機能面というよりはデザインや装飾要素が高いのかな?と思いました。
ロッシュジャケットと言う商品ですが、現行モデルの同じ商品は違う作りや素材になってます。
「ものは使ってこそ。」という言葉があるように、洋服もたくさん着てこそ本来の価値があるように思います。
自分も昔は「ただ欲しいから。」と言うだけで大量の服やスニーカーなど物を買って持ってました。
欲しいものと必要なものが違うこと、ただ欲しいと思うものは買った時が嬉しさのピークだということ。
歳をとれば経験則からいろんな事が解ってきますね。
これからもシンプルで質素倹約の生活を目指していきたいと思います。
今回の記事が少しでもお役に立てればと思います。^^
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