後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔547〕後期ゴシック彫刻を歩く㉚  美術史美術館はまさに中世彫刻の宝庫でした。

2022年11月26日 | 美術鑑賞
 10月9日(日)、ウィーン中央駅からSバーンで2つ目のウィーン・ミッテ駅で下車し、約1キロの道をシュテファン寺院まで歩きます。ここまでは通い慣れたる道です。少し左手にカーブすると王宮が見えてきます。その先が美術史美術館です。







 美術史美術館修復士のバルバラさんは残念ながら出張で再会なりませんでした。彼女については写真集第Ⅴ巻に紹介しています。

 今回、美術史美術館で見たかったのは、もちろん後期ゴシック彫刻です。リーメンシュナイダーやミヒェル・エーアハルトなどの著名な彫刻家だけでなく、マウホやヴェックマンなどの作品はありそうです。
 ありました、ありました。興味深い作品がてんこ盛りでした。人はほとんどいないので写真撮影にはもってこいのはずですが、ほぼすべてがガラスケース入りのため光が反射していてうまく写らないのです。それでも資料作りのため、粘り強く作品と表示を写しまくりました。

 絵画もたっぷり堪能しました。でもフェルメール「絵画芸術」がなぜか「不在」でした。前来たときは、まわりに人もいなくて、消失点まではっきりと確認できました。
 クリムトの壁画は階段正面を上がったところの上部にあります。反対側からこれを写すのはけっこう難しいですよ。






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