映像プロデューサーの三池(智弘)さんからも、21時の公開をお楽しみにという事でツイが出され、イコノイジョイに向けた新曲の発表という事で界隈は沸き立ちました。

 

三池 智之@miike_1101 

お楽しみに✊🏻 #イコノイジョイ2022 #イコラブ #ノイミー #ニアジョイ https://t.co/P86C6KFSCe

2022年06月26日 15:10

 

まぁ、21時の公開という所でそらいろは仕事中という事あって、家に帰ってからゆっくり見ようとしていました。

しかし、やはり我慢できないですよね...プレミアム公開の冒頭部分こそ見れなかったのですが、抜け出してチラ見しました(これがいけなくて、ちょっと見たもんだから、しっかり中身まで未だにしっかりとは確認できていません(笑))。

 

この様にイベントに際して新曲が出るのは、２周年の“866”、卒コンの“フラジャイル”ぐらいですかね(他にあれば補完お願いします)。

特殊な例としてはリアルイベントが悉く中止になった時に発表された“次に会った時何を話そうかな”(これは後に配信コンサートのコンセプトになりました)とノイミーの夏イベント出演に向けて作られた“クルクルかき氷”(超特急、≠ＭＥ行きに収録)もありますが、これは特定のライブ向けでは無いので今回の例とは少し違ってくると思います。

つまり、この様にイベントに際して曲が用意されるという事は、先に挙げた楽曲とそのライブと同様に今回のフェスが特別な意味合いを持つという事なのでしょう。

 

 

急遽用意された経緯は？

 

尤も今回の作品に関しては当初は作成される予定は無かった様で、指原Ｐよりは今回の作品に関してツイでこの様に述べています。

 

指原 莉乃@345__chan 

本当に急遽、とある方に言われて制作した曲なのですが（この話はまたいつか）ハイクオリティ楽曲！MV！

2022年06月26日 21:22

 

恐らく指原Ｐの中では３グループ揃ってとか、中味の方が重要(各部のコンセプトなど)で、恐らくそれを見ていた周辺の誰かがその姿を見てアドバイスしたのでしょう（この様な言い回しを見ると、そらいろ的には御大辺りじゃないかと思うんですが、どうでしょうか？）

そらいろ的には指原Ｐがこのフェスの為に作ったのは、やはりここがデビューとなるニアジョイちゃん達の“国歌”じゃないかなと思っていますが、昨年の様子を見ていたアドバイスした方がステージに全員並ぶなら夫々の楽曲を全員でやるのもいいが、３グループ揃ったオリジナルの楽曲があった方が良いと進言したのでは無いかと思います。

 

一方でブロガー仲間のぬくぬくさんが指摘していた通り、追加メンバーで小澤さん(小澤愛実)が加入したタイミングから“国歌”は難しいのではという点も捨てきれなくて、それならば全員が参加する曲をという運びになったのかもしれません(尤もこのケースだと、アドバイスを受けてというより指原Ｐ自身が発案しそうな気がします)。

 

 

ニアジョイちゃん初の公式作品歌唱シーン

 

今作の見どころはたくさんありますが、作品としてはニアジョイちゃん達が初めての歌唱シーンが収められたというところもその一つだと思います。

 

大体のシーンではユニットでのユニゾンシーンが多いのですが、メンバーによってはソロ歌唱シーンが収められえており恐らくそのメンバーがイコノイに於ける所謂歌唱面で優れているメンバーに位置づけられるのでしょうね。

(逢田)珠里依ちゃんや(大西)葵ちゃん(後半でなごちゃん(川中子奈月心)の“君と僕の歌”でのソロシーンを思わせる伸びやかな声を聞かせます)、(村山）結香と順当な線なのですが、意外だったのがこのちゃん(天野香乃愛)が冒頭でなぎさん(齊藤なぎさ)から受け継ぐ形でソロシーンがあった事...それ程歌唱面では注目していなかったのですが、結構優しい感じの甘い声だなと思い、グループのバラエティさに貢献するメンバーになるかもしれません。

このちゃんについては他にもＭＶを見ていると感じるのですが、結構所作の取り方がうまいんですよね...めっちゃ釣ってるというか、自身のやりたい事目指す事を冷静に分析して何をすべきかをちゃんとわかっている所にまた彼女もかなりのスキルを持っていると感じさせられました。

そうそう、勿論指原Ｐがその歌声を見込んで加入させた小澤さんも早速その歌唱力を見せつけてくれています。

 

もう一つ驚いたのが冒頭各グループのセンター担当(イコラブは先日固定センター制を止めましたが)の２人(髙松・冨田)と一緒に出て来たのが(江角)怜音ちゃん...これだけで判断するのは早計だとは思いますが、

これはもしかしてという事を暗に匂わせているかもしれませんね。

 

 

誰がセンターになるかでそのグループのカラーがある程度決まりますからね、怜音ちゃんがもしそうなった場合結構革新的なアイドルグループになるんじゃないかと思っています。

 

全員分用意された制服衣装

 

ＭＶを初見した時に思ったのですが、全員がデビュー前にプロモーション用として着用した制服衣装に身を包んでいた事にすこし驚きました。

何故なら制服衣装はイコラブがデビュー前に用意した12着しかないはずで、代々デビュー前にその衣装を各グループが受け継ぎ襟のリボンの色をチームカラーにするのがイコノイジョイにおいては習わしになっていたからです。

 

まぁ、シンプルな制服衣装ですから用意するだけなら別段障害も無く作る事は可能だと思います(尤も流石に既製品を使うわけではないですから、24着制作するのは勿論大変だったと思いますが)。

それよりもその伝統を破って全員分の衣装を用意した事、それが各グループが生まれたばかりの時に着用した(している)制服衣装という所に少しばかり重みを感じました。

恐らくイコノイジョイ2022で、全メンバーがこの衣装に身を包んでコニファーフォレストのステージに登場してこの曲を歌うのでしょう...富士の裾野に彼女達の声が響き渡る姿を思うともう胸がいっぱいになりそうです...。

 

全体シーンに登場できなかったなぎさんは花菜ちゃん(大場花菜)のイラストで参加...そしてその下にいるのが親友の尾木ちゃん(尾木波菜)！

 

楽曲としてのクオリティよりも全員が参加する事に意味合いがある

 

ＭＶ公開後に勿論この推し達が楽しそうな姿しかないＭＶに界隈は沸いたわけですが、中にはこの様な予定調和的な作品に対して少し否定的に見る向きの声もありました(一昨日の件もあって、界隈にはまだ現体制に対してモヤモヤする空気もありますし)。

まぁ、その点はそらいろもその様な声に対して気持ちはわかる様な気もします...もしこれが一般の作品だったら恐らくここまで沸かなかっただろうし、歌詞も普通に３グループの何れかが歌ったとしてもそれ程響かないと思います(楽曲を用意する時間的制約もありますし、浮かんだそのままの言葉を並べたのかもしれませんし)。

また、心の整理がつかないうちにあれよあれよとみんなが楽しそうなＭＶを見て、さらに心に引っかかるものを抱える方もいるかもしれません。

 

とはいえ、この曲は全員がステージに並んで歌った時に初めて魅力を発揮する曲であり、そのステージを見た時にきっといい曲だなぁ...楽しかったなって感じる曲だと思います。

語弊がある言葉ですが、これまでも〝ちょっとなぁ〟って思ってた曲でもライブで披露されて評価が一変した曲をたくさん見てきましたので、恐らく“トリプルデート”もその様な曲の一つなのでは無いかと思っています。

言い過ぎかもしれませんが、この曲を36人のメンバーが歌い終えた時にきっと〝この子達を好きで良かった...〟、そんな気持ちにさせてくれるような気がします。