20日のハンセン指数は2.23%安、利益確定売りに押される!!
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中国株投資家のみなさん、こんにちは。
20日(木)のハンセン指数は安寄り後、終日売りに押される展開となり、終値は2.23%安、2万4219.95ポイントで引けました。

20日(木)の中国企業指数は2.33%安で引けました。

参考として、2024年以降の主要4指数の値動きを示しておきます。

ハンセン指数は先週、浅い押し目を付けた後切り返し、14日(金)から19日(水)にかけて4日続伸、19日(水)は終値ベースで2022年2月17日以来となる約3年1か月ぶりの高値を記録しています。
ただ、出来高をみると、3月上旬に高値を記録した頃と比べ、はっきりと減少しています。
売買代金でみると場中ベースでの当時の高値更新となった3月7日(木)のメインボードの売買代金は3832億香港ドルでしたが、直近高値を更新した19日(水)は2719億香港ドル、20日(木)は少し増えていますが2949億香港ドルに留まっています。
ハンセン指数の動き自体はきれいな上昇トレンドを描いており、20日(木)の下落でそのトレンドが変わったというわけではありませんが、売買代金のピークアウトは気になるところです。
短期的な値動きに敏感な投資家にとって、利食いするつもりなら、そのタイミングなのかもしれません。
ただ、今回の上昇トレンド発生は、中国のAI革命への期待が大きく、それが進行しているような情報が追加でどんどん出てくれば、大きなトレンドが出るような状況だとみています。
19日の場中高値24874.39ポイントを出来高を伴って超えてくるようであれば、乗り遅れないようにしたいところです。
セクター別では、広義の自動車関連の一角が買われています。
先進運転支援システムを開発する深セン佑駕創新科技(02431)が22.94%高、電子製品、自動車などに使われるパワー半導体を製造する英諾賽科(02577)が12.93%高、自動車用の燃料電池システムを提供する北京億華通科技(02402)が12.61%高、東風集団が8.82%高、新興のEV専業メーカーのリープモーター(09863)が6.24%高と大きく上昇しています。
全人代で承認された政府活動報告、今年の経済運営方針の中で、消費拡大が大きく取り上げられており、16日(日)には「消費振興特別行動方案」が公表されました。
消費が相場の中心テーマの一つとなっているのですが、その中で電気自動車、スマート自動車に資金が向かっています。
材料が深堀された結果がこうした銘柄の上昇に繋がっているとみています。
バイオ医薬関連が買われています。
和黄医薬中国(00013)が7.95%高、浙江同源康医薬(02410)が7.82%高、健康之路(02587)が7.34%高、三生製薬(01530)が7.21%高と大きく買われています。
日中足の動きをみると、寄り付きから大きく買われているわけではなく、特に目立った材料も見当たらないので、ディフェンシブなところに資金が向かったのだとみています。
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