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発達障害のある子の登校しぶり? 不登校になったらどうしたら良いの?

登校しぶり教育

こんにちは。ひまわり(@hattatsusurvive)です。

子どもが多くの時間を過ごす、学校。
そんな学校では、問題が起こることも。

ある日、自分の子どもが「学校に行きたくない」と言い出したら?
保護者は、どんな対応をしたら良いのでしょう。

もちろん、発達障害のある子どもだけが不登校になるわけではありません。
けれど、発達障害のある子が、行きしぶり(不登校)になるケースも見られます。

今回は、発達障害のある子の、学校への行きしぶり(不登校)について考察してみました。

ひまわりは学校の教員をしていたから、子どもの行きしぶりも何度か経験したよ

なぜ学校に行きたくないのか?

行きしぶり(不登校)といっても、様々なケースがあります。

ちょっとした行きしぶりだと、保護者の声かけだけで登校できるようになるケースも。
けれど、保護者が声をかけても、頑として登校しないケースも見られます。

では、なぜ学校に行きたくないのでしょうか?

いじめ

発達障害のある子で、いじめを経験する例もあります。

私も小学生の頃、いじめられた事があるよ

発達障害の特性のため、空気が読めなかったり、みんなと同じ行動が取れなかったり・・・・・・。
ひまわりも、今思えば、小学生の頃、子ども同士のコミュニケーションが苦手だったのだと思います。

もちろん、いじめは許されるものではありません。
しかし、残念ながら、いじめられた事が原因で不登校になるケースも見られます。

学習面でのつまずき

発達障害のある子の場合、学習面でも凸凹が見られる場合があります。
そんなとき、苦手な科目では、授業についていくのが難しい事も。
また、LDのある子の場合、苦手面が顕著になるケースも。

苦手なものを頑張るのは、大人でも辛いもの。
ましてや、子どもが苦手な科目に取り組む辛さは大きなものがあるでしょう。

そういった学習面でのつまずきが、行きしぶり(不登校)に繋がるケースも考えられます。

集団への不適応

学校は、集団行動が基本になっています。
発達障害のある子の場合、その集団行動が苦手なケースも見られます。

マイペースでやっていきたいという気持ちも尊重したいところではありますが。
集団行動が苦手で、行きしぶり(不登校)になるケースも。

理由がわからないケース

これといった理由がわからない行きしぶり(不登校)も存在します。
もちろん、何も理由がないわけではないのでしょうが、本人も保護者も教員もそれを把握できないケースです。

この場合、突然、学校へ戻ることができるようになるケースもあるのですが。
理由が把握できないまま、行きしぶり(不登校)が長引くケースも。

保護者ができる対処法

登校せずにいれば、家で対応せざるを得ませんし、不安はつのる一方。

ずっと登校できないのは不安・・・・・・

では、保護者は行きしぶり(不登校)にどう対処したらよいのでしょうか。

担任に相談する

まず、考えられるのは、担任の先生に相談すること。
保護者が知らない、学校での様子など、担任なら知っていることもあるでしょう。

いじめなどの場合は、学校で対応してもらうことが必要になるでしょう。
また、学習面での問題に、合理的な配慮をお願いできる場合も。

スクールカウンセラーに相談する

学校に、スクールカウンセラーがいる場合があります。
(巡回方式などで、常駐しないケースも)

スクールカウンセラーがいる場合、行きしぶり(不登校)について相談してみるのも良いでしょう。
子どもがスクールカウンセラーと面談するのが難しい場合、保護者が相談するというパターンもあります。

スクールカウンセラーは心理のプロですので、的確なアドバイスを貰える事もあるでしょう。

教育支援センター(適応指導教室)への通所を考える

不登校が長引いてしまった場合は、教育支援センター(適応指導教室)を利用するという手段もあります。

適応指導教室(てきおうしどうきょうしつ)、または教育支援センターは、市町村の教育委員会が、長期欠席をしている不登校の小中学生を対象に、学籍のある学校とは別に、市町村の公的な施設のどこかに部屋を用意し、そこで学習の援助をしながら本籍校に復帰できることを目標に運営している教室である。

ウィキペディア(Wikipedia)

例えば、東京都練馬区では、こうした教室が設置されています。

ただし、教育支援センター(適応指導教室)が学校よりも遠かったり、子どもに合わなかったりするケースもあるので、注意が必要です。

フリースクールを利用する

教育支援センターが遠かったり、子どもがセンターに合わない場合もあります。
そんなとき、利用を検討したいのが、フリースクールです。

フリースクールについて詳しいのはこちら。
ウィキペディア(Wikipedia)

地域やフリースクールによっては、そちらに通うことで、出席扱いにして貰える場合も。
ただし、フリースクールはシステムや利用料がまちまち。

こちらも、子どもに合う・合わないの問題がありますし、利用料が高額になるケースも。
不登校が長引きそうな場合は、自宅の近くのフリースクールを検討してみても良いでしょう。

学習支援教材の利用

不登校が長引きそう。
かといって、適応指導教室やフリースクールが子どもに合わない。
もしくは遠方や高額で利用できない場合。

学習することで、出席扱いにすることができる学習支援教材があります。
無学年式教材なので、学習に凸凹がある子どもでも遡って利用が可能。

ただし、学校の先生が、こちらの教材で出席扱いにできることを知らない場合も。

こちらは、今なら無料で資料を取り寄せることができます。
取り寄せた資料を学校の先生に見せて、出席扱いにする方法について相談してみるのも良いでしょう。



詳しくはこちらの記事へ

不登校のゴールは登校できるようになることだけじゃない

学校への行きしぶり(不登校)について、ここまで書いてきましたが、不登校のゴールは登校できるようになることだけではありません。
社会へ出るための、最善の道筋は子どもによって違います。

焦ることなく、その子にとって望ましい方法で学習を進めることが大切です。

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