ISO9001の審査員になるにはどうすればいい?具体的方法について解説!

みなさんこんにちは!

日々街を歩いたり、会社で仕事をしているとISO認証のマークを目にすることが多いかと思います。

ISOに限ったことではありませんが、認証を取得するにはそれを審査する仕事もあります。

本記事ではISOのもっともオーソドックスなISO9001の審査員の話について書きたいと思います。

本記事では以下の方を対象にしています。

・ISO9001の審査員になる方法について知りたい。

・ISO9001審査員になったらその先はどんなキャリアがあるのか知りたい?

・ISO9001の審査員にはどんな手順があるのか?

以下記事で解説して行きます。



ISO901の審査員になる手順について

ISO9001の審査員にはJRCAとIRCAの2種類の資格があります。

JRCAの審査員になる場合と、IRCAの審査員になる場合とで方法は異なります。

ISO審査員

審査員の資格取得は具体的には以下の手順で行われます。

・5日間の研修を受ける

・最終日に試験を受験する

・審査員補として登録する

以下で解説して行きます。

手順①5日間の研修を受講する

最初の手順として5日間の研修を受講することです。

JRCA、IRCA両方ともまずは審査員補になるべく、この研修を受ける必要があります。

この研修機関も審査員評価登録センターの研修コース承認基準を満たしたものではなりません。

つまり、お墨付きの研修機関でしっかり研修を受けなくてはならないということなので、民間機関や商工会議所でHACCPやISOの研修を受けただけでは取得することは出来ないということです。

この研修も朝から晩までミッチリ行われる上、グループワークや課題も多くあるのでかなり体力を使います。

しかも遅刻などしたら即アウト(研修に参加できない)なので注意が必要です。

私は交通機関の遅延などで贈れることが嫌だったので、近くにホテルを借りて研修を受けるプランにしました。

ISO審査員研修とセットで安く申し込めることがあるので、研修機関に問い合わせてみましょう。

また、この研修も規格要求事項について十分に理解している前提で実施されるので、この先にISO審査員やコンサルタントになろうと考えている方は、一度規格要求事項や、概要をザックリ解説してくれているものを読み込んでおくといいでしょう。

大抵参加する人も会社でISOの事務局をされている方などが殆どです。

この研修中に審査員としての振る舞いや、洞察力などの適性なをチェックされることになります。

ISO審査員

手順②研修最終日に筆記試験がある

この研修機関での5日間の研修を修了した後に、筆記試験があります。

JRCAとIRCAは全く異なる組織なので試験もそれぞれ異なり、2時間程度ずつの試験になります。

この試験は不合格の場合は1年以内に1度だけ再試験を受けることが出来ますが、それにも落ちてしまうと再度研修から受験しなくてはなりません。

研修もかなりミッチリだったので、ぶっちゃけそれは避けたいところです。

特にIRCAの試験は殆ど全て筆記なので、受講する講師の話をちゃんと聞いておく必要があります。

手順③審査員補として登録する

晴れて筆記試験に合格したら、審査員補として登録する必要があります。

ここで登録することで審査員補の資格を有していると認められた段階となり、会員だけが見られる情報(規格の解説や最新情報など)にアクセスする権限を貰うことが出来ます。

審査員として活躍する場合は、ここから自分が決めた認証機関と契約する必要があります。

各認証機関がどの分野に強いのか?審査のスタンスなどについてよく確認しておくといいでしょう。

自分で情報が取れない方が多いかと思うので、そんな時は業界に精通している転職エージェントサービスを利用するのもいいでしょう。

ISO9001審査員の受験資格は?

次にISO9001審査員の受験資格について解説します。

ここで資格がないと上記で解説した研修に参加することが出来ません。実務経験がないとなれないのがISO審査員の特徴でもあるのです。

受験資格はJRCAとIRCAで異なります。

受験資格①JRCAの場合

まずはJRCAです。

名前の通り、この審査員資格があれば国内のJRCA審査が可能です。

JRCA

どちらの規格も学歴については高卒以上あれば問題ありません。

JRCAはIRCAよりも要求事項が多く、目を引く特徴として

品質マネジメント分野の実務経験が申請日をさかのぼる10年以内に2年以上の品質マネジメント分野の実務経験を有していること

と書かれています。

こう書かれても自分の業務がそれに該当するのかどうかピンとこないかと思いますが、この品質マネジメント分野における実務経験とは以下のような業務を含みます。

・所属する組織または他の組織における品質マネジメントシステムの構築、運用、もしくは統括

・品質マネジメントシステムの内部監査または2社監査の計画、実施及び報告

・製品およびサービスの品質管理、品質の改善

・製品およびサービスに関わるプロセスの管理及び改善

以上のような経験があれば問題ありません。

また、4年以上の常勤による実務経験については社会人歴が4年あればいいと考えて間違いありません。

こう考えれば、自分の業務に関わると言える方は多いのではないでしょうか?

ISO審査員



受験資格②IRCAの場合

次にIRCAの審査員についてです。

IRCAとは、International Register of Certificated Auditors(国際審査員登録機構)の略で、国際的に認知された審査員登録機関です。

海外の組織審査も視野に入れたい方はこちらを取得するのがいいでしょう。

教育経験も実務経験も特に制限が設けられていないので、審査員の研修と試験でのパフォーマンスのみが問われる形となります。

IRCA審査員

筆記試験はIRCAの方が難しい印象があるので、しっかり準備して臨みましょう。

JRCAかIRCAのどちらの審査員として登録するか?

JRCAに登録すべきかIRCAに登録すべきかという点ですが、これについては自分が活動するのが国内にするか、海外も視野に入れるかによると思います。

国内で審査員やコンサルタントとして活動するのであればJRCAでも十分でしょう。

FDA とは

JRCAで国内の審査やコンサルをしているうちにIRCAの審査もしてみたいというのであれば、途中からIRCAの資格を取得すればいいのです。

ISO審査員の資格を取得した後はどの様に活動すべきか?

研修と試験を終了して審査員資格を取得した後は、どこかの審査員登録機関に就職する必要があります。

完全に社員として働くことも可能ですが、契約審査員として断片的に働くことも可能です。

自分のライフスタイルに合った働き方を考えてみましょう。

また、審査員として経験を積んだ後は、そのまま主任審査員の道に進むのももちろんアリですが、審査員の経験を積んだうえでコンサルタントになる手もあります。

稼ぐのであればこれが最も良い手でしょう。

ISOを取得したい企業がいれば、どうやったらISO認証を取得できるのか組織に入り込んで達成するのです。

ISO業界も二極化が進んでいるので、

・簡単な指摘だけしてすぐに認証が取得しやすい審査をする

・しっかりプロセスアプローチから組織を見て、仕組みから良くするための審査をする

これらの審査はそれぞれ審査で審査員が求められることが変わってきます。

しっかりと組織を良くするための指摘をしたいのであれば、その方針を持った審査会社に就職する必要があります。

自信のキャリア形成に合った審査機関に出会うためには情報収集が必要ですので、各審査機関に直接問い合わせてみましょう。

ISO審査機関も、認証を与えるだけのところは本当に簡単に治せる指摘しかしません。

ISOを受診する組織としては非常に楽ですが、審査員の力量としては全く上がっていかないので、しっかり組織を良くするための指摘をする方針の審査機関で働く方がISOの良さを知る良いチャンスです。

ISO審査員

ISO審査員になるに認証審査機関に登録する必要がある

ISO審査員資格を取得した後は、認証審査機関に登録する必要があります。

ただ問題なのは審査会社にも社風があるということで、どこに登録すべきか迷うということかと思います。

社風の中には当然ながらパフォーマンス重視で審査をするところ(厳しく審査をしてISOを経営に役立てようとする認証審査機関)と、簡単な指摘だけ行う認証審査機関(登録証が欲しい会社向けの認証審査機関)があります。

その中でも認証審査機関と何らかの繋がりがあり、会社の細かい情報まで知っているのであればいいのですが、そうでない方が殆どかと思います。

そんな時には認証審査機関の情報を取らないと自分のスタンスに合った審査員活動が出来ないリスクがあります。

登録するISO認証審査機関は転職エージェントを利用しよう

ISO審査員の資格を取得した後にはどこかの認証機関に登録する必要がありますが、これには転職エージェントを利用するのがオススメです。

理由は自分で認証審査機関の情報を集めるにも限界があるからです。

せっかく転職しても結果的に離職してしまった場合は時間も労力もコストもったいないですよね?
だからこそ人材のプロフェッショナルであるエージェントに任せるべきなのです。

エージェントサービスは以下のサイトから登録することができます。

個人的にはリクルートのエージェントサービスがオススメでした。

認証審査機関への案件もかなりありましたので、例えばパフォーマンス重視の認証審査機関を探したい場合にも、スムーズにマッチングしてくれます。

しかも自分がこれまで働いてきた業界にふさわしい認証審査機関を探してくれるのです。

認証審査機関には外資系も多いので、日本のメーカーで働いてきた方にはイメージが付きにくいかと思います。そんな時でもそこの社風などについてもエージェントはよく把握していますので(それが仕事なので)、かなり頼りになります。

エージェントを利用して認証審査機関を探す場合、通常の転職と同じく、まず登録をする必要があります。

オススメは先に解説したパソナですが、ここを含めて多くの会社のエージェントとやりとりが出来るのがエージェントの一括サービスです。

これまでの職務経歴など最初に登録する必要が当然ながらありますが、かなりの数の案件を効率よく得ることが出来ます。

審査員活動をしたいけれどもどうしたらいいか分からない方は最初にこちらに登録するのがオススメです。

審査員として更なる活躍を目指すならば英語力が必要

審査員として海外の審査も視野に入れるのであれば英語力は必須です。

ISO審査員に必要な情報についても海外の新鮮な情報を見ることができますし、転職市場でも高年収待遇されるケースが多いです。

ISO審査員に必要な英語力はボキャブラリーも専門用語が多いですが、マスターしておけば怖いものはナシです。

英語学習のメリットについては以下記事で解説していますので参考にしてみて下さい。

英語学習のメリットについて

まとめ

今回はISO9001審査員になる為の方法を簡単に解説しました。

少しニッチな分野ではありますが、専門性を高めれば十分十分食べていける職業ですし、ISO取得コンサルであればフリーランスでもドカンと稼ぐことができます。

ISOには様々な規格がありますが、全ての規格の核となるのがこのISO9001です。

迷っているのであればこの審査員資格からチャレンジしては如何でしょうか?

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