花かつみ

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郡山市と周辺市町村の街並み画像と情報を不定期に掲載

●更新履歴
2022/05/14 【福島県の高層ビルランキング】に「福島駅東口再開ビル」画像追加
2022/10/16 【福島県の高層ビルランキンギ】に「郡山ビューホテル・アネックス」画像追加
2023/04/02 【福島県の高層ビルランキング】に「ダイワロイネットホテル郡山」画像追加
2023/10/08 【福島県の高層ビルランキング】に「レーベン福島THE MID TOWER」画像追加
2024/02/24 【福島県の高層ビルランキング】から「福島駅東口再開ビル」削除
2024/02/25 【福島県の高層ビルランキング】に「いわき市医療センター」画像追加


松本市の老舗「井上百貨店本店」が来年3月末で閉店すると発表がありました。百貨店機能は東筑摩郡山形村の大型商業施設「アイシティ21」に統合し、リニューアルする。本店の今後の利活用は未定なものの、学生服や人気ブランド、ギフト販売、外商といった一部機能は、中心市街地の別の場所に拠点を設けての維持を検討している。松本市から百貨店が姿を消すことになりました。「井上百貨店本店」は、1979年(昭和54年)の営業開始から45年が経過、施設の老朽化も進み快適な売り場の維持が難しくなったため、アイシティ21に経営資源を集中させる。新拠点は本店から徒歩圏内に設けることを検討。本社は引き続き松本市内に置く。

 

本店の土地と建物は井上が保有している。営業終了後の利活用については、不動産事業者などから複数の提案があり、同社が今後も活用、他社と共同開発といった可能性があるという。アイシティ21のリニューアルはその節目と、本店の営業終了に合わせて段階的に進める。新たなテナントを誘致するほか、近年売り上げが伸びているネット通販や宅配といった分野との連携、地域連携商品の拡充などによって売り場の充実を図る。井上の社長は「物販だけでない多様なニーズに対応しつつ、従来のアイシティよりも百貨店のDNAを感じられるショッピングセンターを目指す」と話している。長野県も一県一百貨店の状態となり、長野市の「ながの東急百貨店」が唯一の店舗となってしまいました。

 

松本市では「イトーヨーカドー南松本店」が来年1月に閉店、「松本パルコ」が来年2月末の閉店が決定している。ここに来て3店舗の大型店が街中から姿を消す。地方都市小売業界の厳しい現実に改めて暗澹たる想いします。

 

来年3月末で閉店する「井上百貨店本店」

来年1月末で閉店する「イトーヨーカドー南松本店」

来年2月末に閉店する「松本パルコ」

 

郡山市大町の旧星総合病院駐車場の画像になります。建設中の複合施設用の駐車場に転用されると思われますが、立体駐車場化し商業施設と併設させるなど土地の高度利用を計って欲しいです。逢瀬川の対岸は一大住宅地である富久山町が控えています。商業施設が進出すれば大町地区と合わせて地域住民に歓迎されるでしょう。

 

 

 

星総合病院が郡山市大町の同病院跡地に建設している複合施設(7階建て)の最新画像です。4階部分まで組み上がった感じでしょうか? 昭和通りと美術館通りが交差する通り沿いに、その存在感を誇示する大変目立つ建物になっています。

 

 

 

福島駅前再開発ビルの新たな活用案が福島市と再開発組合から提示されました。再開発ビルの規模は縮小されますが、ホールが入る「公共棟」では音楽ライブを開催する。広場を設置し、学生の学習場所などを設ける。バスケットボールなど屋内スポーツイベントの開催も想定している。商業施設などが入る「権利者棟」には、横丁型飲食店街や物産展施設を設ける。起業家を中心に産学官連携のインキュベーション施設の設置も検討する。全体のコンセプトは「にぎわい・文化・つながりが生まれる<<たまご>>=FUKUSHIMA EGG」とした。福島市では、市民からも意見を募り、5月中にも方針を纏めるとしています。6月からの議会に諮り、ビルの階数などはその後の議論で決定する。【福島民報記事引用】

 

あれもこれも中途半端なモノを詰め込んだ印象で纏まり感が無く、この計画の迷走を象徴しています。野村不動産が建設を予定している「住宅棟」だけ先が見えている感じです。外郭団体の新ポスト欲しさにゴリ押しする箱物ですから、あらゆる方便で取り繕い建設に持ち込みたいでしょうね・・・そのツケを払うことになる福島市民に同情いたします。

 

 

郡山市清水台の「介護老人保健施設清水台」新築工事(8階建て:令和5年9月竣工)と老朽化した病院棟の改修工事が終了し、「郡山病院」のリニューアルが完了した模様です。

 

 

 

郡山市中町の「郡山駅前一丁目第二地区第一種市街地再開発事業」で建設中の旧寿泉堂病院跡複合再開発ビル(21階建て)の名称は、「プラウドタワー郡山」に決定したようです。外観のイメージパースが野村不動産の公式HPで公開されています。タワーの頂部には、安積疏水の水の流れをイメージした、スタイリッシュなアルミマリオンと軒となる水平フィンを頂部にデザイン。フィンの天井部分をライトアップする照明計画により、夜間でも存在感を主張する建物になるそうです。ビッグアイ展望階からの眺めが楽しみな建物となります。

 

 

野村不動産は地方中核都市の都市再生と地域振興に積極的で、本再開発と類似する開発事業を全国で実施しています。下記に示します。

 

01. プラウド新潟米山

02. プラウド富山神通本町

03. プラウド高崎あら町

04. プラウドつくば

05. プラウド水戸三の丸

06. プラウド郡山

08. プラウド広島舟入幸町

09. プラウド宇都宮

10. プラウド水戸桜川

11. プラウドシティ金沢

12. プラウド南千田東町ガーデン

13. プラウド南千田東町テラス

14. プラウド宇都宮馬場通り

15. プラウドタワー岡山

16. プラウドタワー郡山

 

 

郡山市清水台の北一ビル(4階建て)で何やら工事が始まりました。改装工事でしょうか? 解体工事でしょうか? このビルも相当に老朽化していると思われますので新築を期待したいです。八幡坂周辺は、近年お洒落な店が増えている。お洒落な感じの路面店が入居できる新商業スペースが欲しいところです。

 

 

八幡プラザビル一号館に軒を並べるお洒落な店舗群

 

 

日の出通り入り口で通りを挟んでビル建設が始まると期待していましたが、老舗資本である橋本地所のみが再開発ビルの建設を開始、反対側の某社は再開発ビル建設工事に入ることができずに結局、コインパーキングの工事を始めています。企業力の違いが際立つ動きになりました。それにしてもJR郡山駅西口の一等地にコインパーキングを新設する・・・。賑わいを創出する施設を自ら建設することもなく、人の褌で相撲を取ると言われても仕方がない、某社の余りの対応に開いた口が塞がりません。開発出来ないのなら開発できる企業に土地を譲渡し、この場所から手を引いて欲しいです。

 

無残なコインパーキングが出現

 

橋本地所の「(仮称)Maggy駅前」(5階建て)テナントビル建設工事

 

公金を投入し旧トポスビル解体更地化した土地にあるコインパーキング。再開発されないまま放置状態が続いている。残念だが大町再開発の足枷となっている印象だ・・・

 

 

正月明けの「七日堂詣り」でお馴染みの郡山市堂前町の名刹「如宝寺」で、書院が東日本大震災以降の余震で建物に被害を受けてしまった。修復等を試みたが残念ながら無理だったようです。旧書院を解体し、新しい書院を建て替えすることになり、現在新築工事が進んでいます。完成は2024年(令和6年)の秋頃を予定しています。

 

如宝寺の書院

明治17年、明治天皇東北巡行の休憩所として白河に「陽春館」として建設されました。明治28年に如宝寺へ移築され、書院として150年間使用されてきました。

 

本堂も改修中

建て替え中の新書院

新書院のイメージパース

 

 

 

郡山市西田町の「雪村桜」の画像です。室町時代から戦国時代の画僧「雪村」が晩年を過ごしたとされる庵と樹齢400年の枝垂桜となります。画像の庵は後世に建てられたものらしいです。周辺は竹林が拡がり往時は大変美しい里山だったことが偲ばれます。このように郡山・三春周辺は樹齢数百年の桜の古木が多いです。それらを巡る観光客が近年本当に増え、一大観光地化しています。