今回は、本格割烹・創作和食をランチとしてリーズナブルに楽しめる東銀座エリアにある和食店をご紹介。
店舗名は「銀座 なか路」と書いて(なかじ)と読む。場所は東現座エリア。歌舞伎座の裏手にあたり、首都高速に架かる亀井橋近く。前の道の角には、連日行列が絶えない有名ラーメン店「銀座 八五」が店を構えている。
移転前は銀座7丁目で「銀座翔(そら)」として営業していた。
店前には割烹「銀座なか路(なかじ)」と書かれた暖簾がかかっている。趣のある店構えだ。
階段から2階へ。
「銀座 なか路」。店主の中路武人氏は、鮨職人である父の影響から自然と料理に魅せられ、その道を志す。その後、創作料理店や料亭で厳しい修業を積み、28歳の若さで独立。「銀座柳庵」「恵比寿ばし 武生」で料理長として経験を積んだ後、2020年9月に「銀座翔(そら)」を開店。リニューアルをして2021年10月14日から「銀座なか路」としてリスタート。現在に至る。
店内は和モダンなテイストで落ち着いた雰囲気。席数は25席 (カウンター7席 テーブル18席)
蟹クリームコロッケと岩中豚肩ロースと筍の玉子とじの2品は、残念ながら売り切れ。
限定10食の「鮭いくら雲丹のせいろ蒸しご飯」価格: 1800円(税込)をオーダー。サラダ、小鉢、香の物、味噌汁が付いたセットになっている。銀座翔時代からの看板メニューだ。
なんとも贅沢なビジュアル!食材はすべて毎日市場で厳選したものを使用。
彩り豊かなビジュアル。緑色のミツバに薄ピンク色の焼き鮭のほぐし、まるで宝石のように赤く輝くいくら。そして黄金色の雲丹!想像以上にボリュームがある。ご飯は蒸したてでふっくら&熱々!福井県越前大野の品評会Sクラス「こだわりの米」を使用しており、素材との相性も抜群だ。しっとり柔らかい鮭の食感、そして口の中でプチプチと弾けるいくらの食感が楽しい。雲丹はクセが無く甘い。職人の手仕事と技術が光る贅沢な味。味だけでなく見た目も美しい。素材本来の味を活かした創作和食。大変満足のいく食事だった。
『銀座 なか路』は、本格割烹がカジュアルに楽しめるお店。味はもちろんのこと、中路氏の接客がとても丁寧なのが印象的だった。和食が好きな人なら通いたくなる名店だ。次回は、隣の席を覗いた際に、その "大きさ" に驚いた「大海老フライ」を食べてみようと思う。夜は四季折々を表現した先付け、刺身、焼物、羽釜ごはんなどのおまかせ料理が一通り楽しめる「なか路コース」や「なか路特選コース」を中心に日本酒やワインも楽しめる。和食・割烹料理が好きな人には超おすすめだ。
住所 | |
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TEL | 050-5590-1977 |
営業 時間 |
11:30~15:00 (料理L.O. 14:30) 17:30~22:00 (料理L.O. 21:30) |
定休日 | 日曜日、祝日 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有 |