新型コロナウイルスの感染のしやすさや
重症化リスクなどは
どうやら人種によって差があることが
わかってきました。

明らかにアジア人に比べて
欧米人のほうが
感染しやすく重症化しやすい
統計が出ているのです。

生活習慣の差もあるでしょうが
おそらく遺伝子による差が
大きいことでしょう。



さて、この人種差というものは
ウイルスだけではなく
食べ物が体に与える影響にも
差があることがわかっています。

また、同じアジア人だったとしても
中国人と日本人で
差がある食べ物があることも
わかっています。

そのため、欧米で流行った
健康法を真似しても
むしろ日本人には害になることも
ありますので注意が必要です。


では、具体的に
どんな違いがあるのか?
「欧米人とはこんなに違った日本人の体質」
という本から紹介します。

欧米の常識で体にいいと言われていて
日本人の体に実は合わない食べ物は
オリーブオイル、牛乳、赤ワイン
ヨーグルト、コーヒー
ナッツ類、チョコレート等です。

オリーブオイル
筋肉質だけど心血管障害になりやすい
欧米人にはいいようなのですが
日本人は心血管障害リスクが低い一方
内臓脂肪がつきやすい体質のため
とりすぎるとデメリットの方が大きいようです。

また牛乳を飲むと骨が丈夫になると
言われたこともありましたが
アジア人は牛乳をあまり飲まないのに
欧米人より骨折が
少ないことがわかっています。

赤ワインは、アルコール分解能力の高い
欧米人にはいいようなのですが
日本人はアルコールに弱いので
アルコールの害のほうが多くなりがちです。

ヨーグルトは腸に悪玉菌の多い欧米人には
効果的なようですが
日本人はもともと善玉菌が多いので
むしろアレルギー反応など
他の問題を発生しやすいようです。

コーヒーは、コーヒーに含まれる
カフェインが欧米人より日本人に効きやすく
飲み過ぎると不安になるので
注意して少飲んだほうがいいようです。

ナッツ類、チョコレート類
肉の脂身、バター等
乳製品は
欧米人に比べて半分しか胃酸が出ない
日本人にとって消化しにくい食べ物で
便通が遅れることがわかっています。

また、日本人の場合
脂質摂取量が増えるにつれて
糖尿病が増えることがわかっています。


ですので、欧米の健康法を見て
素直に実践して失敗しないよう
気を付けたほうがいいですね。

自分の体に合わない健康法を続けると
調子が悪くなるだけではなく
病気にもつながりますので要注意です。