よっし〜 気ままにツーリング

よっし〜のバイク、ツーリング、ダイビングブログ、カスタマイズ

ワゴンR MH23S FXにスティングレーのメーター移植【第二回】

みんカラで載せてますと、もう少し詳しく教えて欲しいとのリクエス
がありましたので、続編となります。

基板改造の詳細ですが、ランプチェック回路は解説しますが
回路図はアップしません。紹介内容で解らなければ改造は無理だと思います。
最低限、
専門用語、回路設計、基板パターンの見方、銅箔カット、レジスト版の
削除、半田付け、などの電子回路を作ることができる方が、前提です。

今回は、サイドブレーキランプ制御、ランプチェック解説となります。

【要注意】

1.基板を改造するため、全て自己責任でお願いします。
 基板改造の依頼や修理、カスタムに合わせた回路設計依頼などが来ますが
 全てお断りします。あくまで自分の為の改造したものを、ご紹介してます。
2.回路を理解せず、改造すると破損、焼損して使えなくなります。
3.ランプチェック回路はやり方も解説しますが、回路図は自分で考えて
下さい。簡単な2石のTRスイッチ回路です。

サイドブレーキランプをCPUから独立】


基板カット

サイドブレーキランプをメーターのCPUから独立させるには、写真の○
所をカットします。
これで、サイドブレーキランプは消えています。

カットした上のスルーホール穴は、ランプチェック回路の構築の為、緑の
レジスト印刷をカッターで銅箔面が出るまで、裏表を削っておきます。

サイドブレーキランプを制御する。】

今、回路的にどうなってるか?  が解りますか?

LEDが、スタティック点灯でCPUで制御されてるカソード側がカット
されてる状態ですね!

ではカソードをグランドレベルにすれば、サイドブレーキランプは
CPUとは関係なく制御出来ます。

メーターにはサイドブレーキ制御信号が来てませんので、メータ外部
から取得します。その為、ブレーキ用のLEDカソード側から緑の線にて
メーター外に0.3sq位の電線を出します。1m位あれば良いと思います。
サイドブレーキLEDカソードと同箔の所のレジストを削り緑の線を半田
付けします。半田付け箇所はボンドで固定したほうが良いと思います。

オーディオパネルをバラして、オーディオコネクタ部白から、サイド
ブレーキが、かかるとグランドレベルになる信号に繋ぎます。
若草色の電線に繋ぎます。

私の場合は、社外オーディオに交換してますので、白のコネクタの反対側
がありましたので、そこにギボシ接続します。

サイドブレーキランプの制御完了

ランプチェック無しなら、たったこれだけで、ABSランプを消してサイド
ブレーキランプを消して、サイドブレーキランプ制御が可能です。


難題のランプチェック回路

ランプチェックの具体的な説明になります。簡単な専門用語も出てきます
が、説明はしません。理解出来てる人向けです。

ランプチェック回路は、CPUがソフト的に構成してます。

今回どのような方法で構成したかは、賛否両論なので、改造される
方が、コレでも良いか? と、妥協し納得してやり方を決定します。
それらしく動かしてるだけで、完全ではありません。

1.サイドブレーキランプ制御完了したらLEDのカソードをNPN型の
TRを使用しオープンコレクタで、ワイヤードでノットOR制御します。

 

これはOR論理です。ノットORは出力が反転するだけです。
NOR論理ですのでNPNのTRが2個あればオープンコレクタのNOR回路
が構成出来ます。

回路的には、
 ・サイドブレーキ信号がグランドレベルになる。
 ・ランプチェック回路の最終段をオープンコレクタにする。
 ・コレクタをLEDのカソードに繫ぐと、両方の信号でLEDを制御
  出来ます。

ここまで、サイドブレーキランプの、制御が2つから動かせる
様に出来る。所まで解説しました。

2.CPUで制御してるランプチェックを探します。

今回はサイドブレーキLEDの右側に有るチェックランプLEDの
カソードから信号を使用します。
ってことは、ランプチェックの時は同期して動作しますが、実際に
サイドブレーキランプの右側に有るチェックLEDが点灯すると
サイドブレーキランプも同時に点灯すると言うことです。
この点は、妥協しませんとチェック回路がかなり難しくなります。

あと、シフトを1に入れるとポジションは空白になります。
そういうものなんだ。と思えば気になりません。

3.右側LEDのカソードに1段目PNP型のTRのベース抵抗47Kを付けて接続
します。TR回路はエミッタフロアです。PNPのエミッタを12Vに
そのままつなぎます。HFE(増幅率)は1になり、単なるスイッチング
回路になります。単に信号を反転してるだけです。

コレクタ出力から10kのベース抵抗をつけてNOR回路の2段目TRの
ベースに繋ぎます。二段目NPNのTRのベースは10kでプルダウンします。
NPNのコレクタは、先程削ったスルーホールにハンダします。

ここまでで、ランプチェック回路が完成した。
 整理すると
  ・同期するチェックLEDから47kのベース抵抗つけて
   1段目のPNP型TRベースに繋ぐ
  ・1段目はエミッタフロアでエミッタを12vラインに繋ぐ
   コレクタは、ベース抵抗10kをつけて2段めのNPN型
   TRのベースにつけます。
  ・2段めのTRはコレクタをワイヤードNORでサイド
   ブレーキLEDのカソードに繋ぎます。
   

4.ノイズ問題
エンジンノイズにて、サイドブレーキランプがエンジン回転数に応じて
光ります。これを対策するために、ワイヤードORのオープンコレクタを
47kの抵抗でプルアップします。
そうすると不安定なオープンコレクタでは無くなり未点灯時にはHIレベルを
固定することができます。

この47kの抵抗でコレクタ出力を安定させます。

メーター基盤改造完成



改造は自己責任です

一部新たな写真を追加しました。

今回のテーマは、これにて終了します。

・ABSのLEDアノード側の抵抗取外し
サイドブレーキLEDの切り離し
・回路的には2石で構成したスイッチ回路とサイドブレーキ信号をワイヤードNOR
で接続しサイドブレーキランプのLEDカソードに接続する。

これで完成します。頑張って下さい。

チャレンジする方は、焼損に十分注意して、全て自己責任でお願いします。
一切のクレーム、責任はおえません。
回路図に関するご質問にもお答えしません。
この説明と、写真で出来ない方は、改造しないことを強く推奨します。

基板を設計したり回路改造したりする方であれば、パターンも追っかける事が
できます。
基板は変わってる可能性は高いので、パターンが追っかけれて、回路理解出来ないと
基板を壊してしまいます。ケースバイケースですから、全くこれでOKとは言えない。
写真と解説で判断して改造をしてください。

結果責任までは負えません。


ランプチェック回路無しでも、サイドブレーキランプ制御は可能です。
回路に自信がない方は、そこまでにしたほうが良いと思います。

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【R35ツーリングクラブ 広島、福山、岡山でのツーリングメンバー】

ツーリングシーズン到来(笑)

月1回定例ツーリングが開催されてます。
前回は島根県浜田市・野坂桜並木 ツーリング12台で12名の参加でした。

安全面を考慮してタンデム参加は出来ません。

次回は、6月12日(日)千屋ダム です。

参加 排気量は250cc以上です。

毎回数名の女性ライダーさんも参加されます。
(女性ライダーさんも募集中です。)

fukuyamar35.wixsite.com


参加ルールは、ホームページからご確認し、お試しツーリングから、ご連絡下さい。

結成8年目のツーリングクラブです。

今回メンバーが新しくチームステッカーを作成しました。
ゴールドとシルバーカラーです。(メンバーさん個人が作りましたので、有償です。)

私もオリジナルのステッカーをデザイン中です。いつ完成することやら(笑)

【最後に】

いつもはソロの皆さん!
ぜひ岡山県でマスツーリングをしませんか?
R35の岡山メンバーが増えると、活動範囲も広がります。
関西方面へのツーリング計画なども企画できると楽しいですね!
ぜひブログからコメント下さい。非公開でご返信します。

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