ダイエットの基本原則【その1】 自律神経を整える

ダイエット豆知識
まっしー
まっしー

「自律神経」ってご存知ですか?

体を無意識にコントロールしている「あれ」です。

自律神経のバランスが体調の好・不調を左右すると言われれますが、ダイエットにも関係するって知っていましたか?

健康的に考えれば、自律神経のバランスが整っていると体調が良く、自律神経のバランスが乱れていると体調は悪くなると言われています。

ダイエット面で同様に考えると「自律神経のバランスが整っていると太りにくく、逆に自律神経が乱れると太りやすくなってしまう」という関係があることがわかっているようです。

今回の記事では、自律神経とダイエットの関係について紹介していきます。

自律神経を整えて健康的なダイエットを心がけましょう!

そもそも自律神経って何?

自律神経とは、内蔵の働きや体温調整など人間の基本的な生命活動をコントロールしている神経のことです。

意識しなくても(寝ていても)息をする、心臓が動く…などはみんな自律神経が機能しているからです。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。

「交感神経」は仕事をしているときなど日中に活動しているときに優位になります。

一方、「副交感神経」は主にリラックスしているときに優位になります。

この2つの自律神経は相反する働きをしていて、人の体はいわばやじろべえのように自律神経のバランスをとって機能しています。

この2つの自律神経のうち、どちらか一方が過剰に働いてしまうような状態を自律神経のバランスが乱れていると言います。

たとえば仕事をしているときに、本来は交感神経が優位になっているはずなのに、副交感神経が過剰に優位になっていたり、逆に就寝前に交感神経が過剰に優位になっているケース。

日中だるくて仕事にならないとか、寝る時間をとっくに過ぎているのに全く眠くならないということが起きてしまいます。

このようなことが続くと体を害してしまいます。

自律神経が乱れない生活をすることが大切です。

自律神経が乱れる原因はこれ!

過剰なストレスが自律神経のバランスを崩す。

ストレスは、最大の注意が必要です。

人間関係や仕事が原因の精神的ストレスには特に注意です。

ストレスは交感神経が優位になります。ストレスにより交感神経が優位の状態が長く続き、自律神経が乱れた状態が続くと、精神面からくる病にかかるリスクも高くなります。

現代社会では様々なストレスがあるので、意識してリラックスする時間を取る必要があると言えるでしょう。

生活リズムの乱れが自律神経の乱れに。

生活サイクルがバラバラな生活をしていると、体にストレスがかかるとともに、自律神経も乱れてしまいます。

例えば、夜になってもなかなか眠くならない…とか。

言い換えれば体内時計が狂ってしまった状態になっているということ。

そんな状態では体の各部が正しく機能しなくなってしまうことは想像できるのではないでしょうか。

規則的な生活をすることが自律神経の働きを正常にすると覚えておきましょう。

自律神経の乱れが太る原因になる?

自律神経の乱れからくる体の不調の中で太る原因になると考えられものは、

  • 血流の悪化
  • 便秘

です。

1、血流が悪化する。

自律神経が乱れると、体の働きが鈍くなります。

特に交感神経が優位に立っていると、体の緊張状態が続き血管が細くなって、血流が悪化してしまいます。

血流が悪いということは体の代謝が悪くなることにつながりますから、脂肪を糖に代えてエネルギーにするといった機能も低下します。

そうなると体に脂肪が残りやすくなりますね。

2、便秘になる。

自律神経の乱れは、体の動きを鈍くします。

筋肉は緊張し、内臓も働きが落ちてきます。

腸も例外でなく、自律神経が乱れると腸の動きが悪くなり便秘を引き起こします。

腸の動きが悪くなると便秘をおこしやすくなり、下っ腹が太っているなんて状態になってしまうわけです。

※その他

ストレスからのイライラで、つい暴飲暴食してしまったなんてこともありませんか?

これも自律神経の乱れからきているかもしれませんね。

イライラしているときほど、落ち着いてゆっくり食事をとることをこころがけましょう

日頃から自律神経を整える意識を

自律神経を整えればすぐに痩せるというものでもありませんが、痩せやすい体にするために自律神経を整える努力をしてみてはいかがでしょうか。

言ってみれば「痩せる下地作り」です。

ダイエットを一生懸命しても生活リズムがめちゃくちゃでは、アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるようなもの。

自律神経を整えて体本来持つ機能が正常に働くようにしてから、ダイエットに取り組む方が結果として健康的にしかも痩せる体を手に入れることができると考えられます。

”急がば回れ”ってことですね。

ぜひ自律神経にも着目してみてくださいね。

自律神経を整える方法

1、規則正しい生活をする。

朝起きる時間、夜寝る時間をできるだけ毎日同じ時間にしましょう。

決まった時間に起きて決まった時間に寝ることで、規則正しい生活をすることができます。

朝起きたら日を浴びるのもいいですね。副交感神経から交感神経優位へとスムーズに移行することができますよ!

そして夜は入浴でリラックスしたあと、体が冷めてくるのに合わせて床に就く。

2つの交感神経がスムーズに入れ替わるように考えた生活を心がけるのもいいですね。

2、 質の良い睡眠

脳の疲れをとるのも、自律神経を整える大切なポイントです。
脳は寝ている間に修復されるので、睡眠の質が重要。

寝る直前までスマホを見ているのはやめましょう。

画面を見ている間は脳は覚醒しています。

すぐに睡眠に入れなくなるので注意です。

3、姿勢を正す。

パソコンやスマホの操作で背中や首の姿勢が悪くなりがちです。

姿勢が悪くなると筋肉の緊張がほぐれにくくなってしまうので、血流が悪化してしまいます。

パソコンやスマホを使うときは、ずっとやり続けないようにして、たまに体をほぐして姿勢が悪くなるのを予防しましょう。

たまに深呼吸をするのもいいですね。

→ ダイエットにヨガ!いかがですか?

まとめ

今回は自律神経についてダイエットの視点で考えてみました。


自律神経を整えたらすぐに痩せるというものではありません。

ダイエットよりも健康を意識した内容といえるでしょう。

ですが、病気して痩せたくはないですよね。

あなたは痩せることが目的ですか?

痩せて何かしたいことがあるから痩せたいのではないですか?

であればダイエットをするなら健康的に行わないと本当にやりたいことができませんよ。

ダイエットの基本は”規則正しい生活”です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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