本日もブログをご覧いただき
ありがとうございます。
山梨でスピリチュアルカウンセリングを行っている、魂と心の調整屋 AquaLight (あくあらいと)です。
今回は、意外とやってしまっている【生贄思考】をテーマにお話させて頂きます。
生贄思考
何かを得るためには、何かを手放さなければいけない。
好きな事を我慢したのだから、望みが叶う筈だ。
この様な生贄思考って、意外とやってしまいがちです。
どうしてこのような思考となってしまったのでしょうか。
神話的背景
日本書紀には、皇極天皇元年(642年)に雨乞いの為に、牛馬を生贄にしたと言う記録があります。
神話でも、ヤマトタケルの妻であるオトタチバナヒメは、ワダツミの怒りを納めるために生贄となったお話しや、ヤマタノオロチの生贄としてクシナダヒメが奉げられようとしていたお話もあります。
このヤマタノオロチのお話では、スサノオがヤマタノオロチを退治して生贄となるのを阻止した事になっていますが、クシナダヒメの両親であるアシナヅチ・テナヅチにとっては、クシナダヒメを差し出す先が変わっただけのような気もします
生贄的思考
この様な背景から分かるように、私たちには何かをなすためには犠牲(対価)が必要という思考がどこかに刻まれてしまっているように感じます。
例えば、金運を上げるメソッドとして【素手トイレ掃除開運法】というモノアがあります。
これはトイレ掃除をする際に、素手で壁や床和もちろんの事、便器の中まで掃除すると、烈火を持って不浄を浄化する烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)さまの御加護を受ける事が出来、開運するというお話し。
確かに水廻りを綺麗にすることは、氣の流れが良くなるので運気は上がります。
でもね、トイレは様々なウィルスの温床です。
人体への危険性を考えると、素手で掃除をする事はとても危険な行為です。
この様な危険を冒し、素手でトイレを掃除した(犠牲を払った)のだから、金運が上がる筈だと思ってしまう。
更にその考え方を信じ込んでしまうと、素手でトイレ掃除をしなければ金運を上げる事は無理!となってしまいます
これは正しく
やりたくない事をしなければ、欲しいものは手に入らないという思考そのモノです!
やりたくない事をする事を対価にしたり、手放したくないモノを手放す事によって、願いを引き寄せようとする事は、波動の法則やエイブラハム(宇宙の集合意識)の教えに反する事になるので、願いを現実化させていく事が困難となってしまいます。
トイレ掃除開運法で成功してきた方々は、トイレ掃除以外にも運気を変える重要な何かを行ってきたから運気が好転して行ったのではないかと思います。
ねばならないは疑う
もし あなたが受け取る情報の中に、ねばならないという言葉が含まれていた時は、疑う事をオススメします
何故なら
【ねばならない】という言葉は、現代における生贄の呪文だから!
希望する学校に行くためには 勉強しなければいけない
希望する学校に行くために 勉強がしたい
この違いです。
結果が出やすい方は当然後者です
ねばならないを続けていく事で波動は間違いなく下がっていってしまいます!
そしてもう一つ事があります。
【ねばならない】が含まれていた時は、一旦立ち止まって、
本当に望んでいる事なのかどうかを、再度自分自身に聞いてみる!
うまくいっていない時は、成功法と書かれているモノに目が止まってしまいがちですが、そこに書かれている【〇〇すべき】を何の疑いも持たず実践する事はNGです。
それよりも、あなたがやりたい(楽しい)と感じた事を選択していく事の方がとても大切なのです
お読み頂きありがとうございました
あなたに幸せが訪れますように
《残りわずかです》