駐妻だけど英語(英会話)ができない……上達の鍵となる勉強法とは?

こんにちは、まさぽんです。

今回は駐妻(駐在妻、ちゅうづま)の英語学習というテーマを詳しく解説します。

かわうそかわうそ

駐妻ってなんですか??


まさぽんまさぽん

夫の海外赴任に帯同・駐在する妻という意味です。


かわうそかわうそ

へえ!でもそれって日本で暮らすよりもかなりハードですよね?


まさぽんまさぽん

英語のレベル次第で生活のしやすさは大きく変わってくるよ。

駐妻の方々は不慣れな海外での暮らしを余儀なくされるわけですから、憧れと勢いだけで飛んで行ける海外旅行とは違い、強い覚悟が必要となります。

子供の世話などがあれば特に、なかなか気の休まる暇はないでしょう。

それでも向上心を保ち、しっかりと現実を見据えるために、今から英語学習に取り組む方もたくさんいるはずです。

本記事では「英語ができる駐妻」と「英語ができない駐妻」の違いを明確にした上で、具体的にどういった英語学習を進めていけば良いのか?という基準を明らかにしていきます。

ぱんだぱんだ

駐妻じゃないのに、どうやって彼女らの事情を明らかにしていくつもりですか?


まさぽんまさぽん

いまはSNS時代だから、あちこちにヒントが落ちているのですよ。

というわけで、行ってみましょう。

この記事の信頼性
筆者であるまさぽんは、過去に米国へ留学経験があり、現在は英検1級を保持しています。これまでに体験した英語教材・講座は100種類以上で、全ての教材の評判や口コミを随時チェックしつつ、自身も常に英語力の研鑽に励んでいるため、独自の選別眼を養っています。メールやZoomなどでこれまで多くの英語初心者~中級者まで学習アドバイスや学習計画を提供しています。自らも外国人の集まる場に何度も足を運ぶ中で、日本人英語学習者が基礎から英語を体系化してムリなく学ぶためのノウハウや、途中で挫折するメカニズムなどの研究を6年以上継続しているため、自身のメルマガ読者からも高い信頼を獲得しています。

 

この記事がオススメな人

  • 駐妻という言葉を始めて知った人
  • 将来的に駐妻になる可能性がある人
  • すでに駐妻になっているが、英語が苦手な人

 

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留学やワーホリ、海外赴任で成果を出すには高い英語力が必要ですが、もしもあなたが英語初心者であれば、「英文法を根本から学び直すこと」により、日常英会話を身に付けるための基盤を最速で整えることができます。

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駐妻と英語の関係

かわうそかわうそ

駐妻って英語で言うと何ですか?


まさぽんまさぽん

“expat wife” だよ。夫が外交官だと “diplomatic spouse” と言う。

「駐妻=英語ペラペラ」というイメージがありますが、実際のところは必ずしもそういうわけではないようです。

海外に移住する際には、言葉が障害になることが多く、特に英語圏の場合は、新しい文化や言語に慣れるのは容易ではありません。

駐在員の夫は会社付属の語学教室や駐在員向けのサポートグループなどの学習資源を利用できることが多いですが、多くの場合、駐妻の方々にはこうした環境が用意されていません。

何らかの方法で英語を学習しつつ、自力で現地の人間関係を広げていく工夫が必要となりますね。

英語ができない場合

もともと英語ができる方も中にはいますが、実際には英語ができないことも多いようです。

それゆえ、現地に滞在している「駐妻コミュニティ」に所属することで、間接的に情報を得ているパターンもあります。

ただしコミュニティはそれほど大規模ではないため、人間関係が固定化されていたり、閉鎖的なコミュニティ内カーストが存在します。

日本でも「ママ友カースト」と呼ばれるものがありますが、海外ではそれがさらに濃縮された感じになります。

ぱんだぱんだ

英語が不得意だと、現地でひきこもりやぼっちになりがちですね。それで駐妻コミュニティ内で情報や遊び仲間を募るわけですか。


まさぽんまさぽん

留学生コミュニティと一緒。英語に不慣れな人ほど日本人同士で固まって情報をやり取りする。


ぱんだぱんだ

英語がある程度できれば、さぞかし現地で自由な生活を送れるんでしょうね。


まさぽんまさぽん

意外とそうでもないよ。英語力が中途半端だと、現地の友人とのやり取りにも苦労するし、日本人だけで固まるのもプライドが許さないから、逆に大きく自由が制限される。


ぱんだぱんだ

じゃあ、やるなら徹底的に英語を極めた方が良いということですね……。

必要な英語力の目安

駐妻コミュニティに属すかどうかはさておき、現地の文化や観光を思い切り楽しんで、あわよくば現地で再就職をするような場合、CEFRにおける「C1」レベルまで高めておくと、かなり有利になります。

CEFR(セファール)とはCommon European Framework of Reference for Languagesの略で、言語学習者の能力を測定するための共通ヨーロッパ言語参照枠。欧州評議会によって開発され、言語学習者の能力をA1からC2までの6つのレベルに分類される。各レベルは、読解、聴解、会話、文章表現、文法、語彙などの言語的スキルを評価する詳細な記述を提供しており、言語学習者が自分の能力を把握する上で役立つ指標とされている。

かわうそかわうそ

CEFRでC1レベルってどのくらいですか?


まさぽんまさぽん

英検なら1級でTOEICなら950点以上。TOEFL ibtなら95点以上で、Ieltsなら7.0以上だね。


かわうそかわうそ

すごくレベル高いってことですよね😂


まさぽんまさぽん

ただ観光を楽しむだけなら、そこまで高くなくても大丈夫だけど、どうせならハイレベルな英語力を目指した方が勉強も楽しめると思うよ。

実際はスーパーマーケットでの「袋いりますか?」程度の英語が分かれば、生活は成り立ちます。

しかし、現地で豊かな人間関係を築き、現地のイベントに参加したり、(語学学校以外の)スクールに通う場合は、日本語と同じくらいの英語力があれば、不要なトラブルを回避しやすくなるのです。

ぱんだぱんだ

現地で扶養内でパートタイム就労をする場合でも、やはりハイレベルな英語力は必要でしょうか?


まさぽんまさぽん

スタッフが日本人しかいないジャパニーズレストランとか、日本の食材を取り扱うスーパーで働くなら英語力は要らないけど、専門職に就くなら現地人とのコミュニケーションが発生するからねぇ……。


ぱんだぱんだ

英語力だけでなく、やはりコミュニケーション力や異文化適応力も重要なファクターですね。

英語でコミュニケーションが取れるようになると、移住先での就職や教育の機会が増えるだけでなく、現地の人と有意義な関係を築けるようになり、長期滞在を前提とした社会貢献ができるようになります。

さらに、英語で書かれた資料を読むことができれば、本を読んだり、字幕のない映画を見たりと、レクリエーションの可能性も広がるので、海外生活がより楽しくなることは間違いありません。

キャリアアップの道が開けるだけでなく、新しい文化に馴染みやすくなるわけですね。

駐妻の英語勉強法

現地に滞在している駐妻さん達は、どのようにして英語を勉強しているのか?

ここからは、駐在員の妻が英語を学ぶための方法について説明をします。

今はパソコンやスマホで受けられるオンラインコースも数多くあり、経験豊富な講師がマンツーマンで指導してくれる個別指導サービスも増えています。

しかし、すでに英語でコミュニケーションが取れるなら、現地のクラスやセミナーに参加し、自分と似たような興味を持っている学習者たちと英会話をしながら、専門のスキルを磨くことができます。

英語初心者からスタートし、最終的には現地で「外国人扱いされなくて済む」レベルの英語力を養うとした場合、集中して学習を進めても最低3年はかかると見込んでおいた方が良いでしょう。

講座に参加したり、個人レッスンを受けたりする女性もいれば、本を読んだり、ポッドキャストを聞いたりする独習方法を好む女性もいるため、一概に「このやり方がベストだ!」と断言できるものは(残念ながら)ありません。

が、どのような方法であれ、英語を学ぶことは、コミュニケーション能力を高め、文化を理解し、現地で趣味仲間を増やせるなど、日々の生活を豊かにしてくれることは間違いないと思います^^

英会話の上達に必須のツール

最近は便利な英語学習ツールも増えており、やろうと思えば一人でどこまでも英語力を伸ばせる時代が到来しました。

あくまで補助教材に過ぎませんが、毎日取り組めばかなりの上達を見込めます。

  • Podcast, Audibleなどのラジオ番組
  • Grammarlyなどの自動添削ツール
  • DeepLなどの翻訳ツール
  • Weblioなどの辞書ツール
  • Ankiなどの単語帳ツール

代表的なツールはこのあたりですが、この他にも現地で交流イベントに参加できるMeetUpや、アプリで外国語のやり取りができるHelloTalkなども多くの人が使っています。

ぱんだぱんだ

あ~、陰キャには厳しいツールですね……。


まさぽんまさぽん

知らない人だらけの交流会への参加に二の足を踏む人は多いよね。まあそこを勇気出して突破すれば案外楽しかったり、新たな道が開けたりするんだけど。


ぱんだぱんだ

なんかもっと日本人が気軽に英語を楽しめるところってないんですかね。駐妻コミュニティにも当たり外れがあるだろうし。


まさぽんまさぽん

そういう声をメルマガの読者様からよく頂くので、何かしら作れたら良いなぁとは考えております。

また、極力人と関わらずに済ませたい方は、ChatGPTなどの人工知能ツールを使って、英語の問題を課したり、機械添削を依頼するという手もあります。

語学学校(ESL)はピンキリ

駐妻さん方が現地で英語力を伸ばそうと思った時、ボランティアで英語を教えてくれる無料の語学学校(ESL)があります。

地域によっては日本人ばかりの学校もありますが、日本人がゼロの学校もあるみたいですね^^

ただし、ESLとは元は移民で英語ができない人向けに第二言語(English as a Second Language)を習得させる目的で作られた学校なので、教える人やテキストの質が低かったり、教室のメンバー同士で仲が悪かったりすることがあるのはデメリットです。

中には「この文法が分からないんですけど」と質問しても華麗にスルーされたり、別の人の宿題を渡してきたりする先生もいるようです😲💦

ちなみにChatGPTはこう言っていました👇笑

ぱんだぱんだ

まあ無料とか格安のコミュニティはだいたいそうなりますよね。有料の語学学校はどうなんでしょうか?


まさぽんまさぽん

価格が高ければ良いってものではないけど、やっぱりお金を受け取る以上は一定の質を担保する責任が生じるから、相対的にはまともな所が多いはずよ。


かわうそかわうそ

海外の語学学校ってどうやって探すんですか?😥そもそも英語ができなければ英語で検索するのもままならない気が……💦


まさぽんまさぽん

Language Internationalという語学学校の検索サイトがあるよ。日本語で検索できるし、コースも目的別に詳細に調べられて、現地の生徒の様子が動画で掲載されている。

持っていると役立つ資格・スキル

そんな駐妻の方々が、いざ英語をCEFRのC1レベルまで極めたとして、どういった資格やスキルがあると現地で働く際に有効なのか?

現代はUdemyなどのオンラインスクールもあるので、基礎から様々なスキルを1人で受講することができます。

英語圏で持っていると就職に有利になる資格や検定試験(主にアメリカ)としては、たとえば以下のようなものがあります。

◆ USCPA(米国公認会計士)
◆ EA(米国税理士)
◆ BATIC(国際会計検定)
◆ MBA(経営学修士)
◆ CAP(米国上級秘書資格)
◆ CFM(米国公認経営管理士)
MDRT(生命保険・金融関連の会員)
◆ NCLEX(米国看護師資格)
◆ FPGEE(外国薬学大学院同等試験)
◆ MR認定証(薬剤師)
◆ MPH(公衆衛生学修士)
◆ CITP(認定情報技術者)
◆ CISA(公認情報システム監査人)
◆ 通関士
◆ オラクルマスター
◆ JEES(日本語教育能力検定試験)
◆ 調理師免許(日本)

英語力の証明としては、アメリカ系の企業なら、TOEFL、イギリス系ならIELTS、ケンブリッジ英検などが有効です。

また、現地で人付き合いをスムーズにするには、自動車の運転免許も現地で取っておくと便利ですよね。

ぱんだぱんだ

あれ?国際運転免許じゃダメなんですか?


まさぽんまさぽん

あれは1年しか有効期限がないので、短期留学やワーホリ向け。

まとめ

今回は、海外に滞在する駐妻の英語学習というテーマについて、実際に現地にいる人々のリアルな声を紹介しました

英語は日本にいるうちに極めておくに越したことはありませんが、多くの場合はそうトントン拍子には英語力は上がらないのが実情かなあと思います。

現地でまったく英語が出来ない場合、言葉が通じなくて差別的な対応をとられたり、他者の失礼な態度に悔しい思いをすることがあります。

トラブルが起きた時に人に依存せず、自力で解決できるようにするためにも、英語力はできるだけ高めておくと後々便利ですよね。

英語を本気で習得したいなら

ちなみに僕は普段、英語初心者向けに、「どうすれば基礎から “確実に” 英語を習得できるのか?」といったテーマで情報を発信しています

過去にアメリカに留学した当時は、現地生活の厳しさを思う存分に味わったので、現地に滞在中の駐妻の方々の心情もおそらく理解できるのではないかと思います。

僕は特に、英会話をする際に必須となる「英文法」の学び方について僕は徹底的に洗い出しています。

まずは文法理論を意識して学ぶ段階、その次に文法を忘れて使い倒す段階があります。

「1から正しい英文を書けない……」「英会話がぜんぜんできない……」という方は、まず僕のメルマガを購読してみてはいかがでしょうか。

僕の経験をベースにして、1日1通ずつ「英語の極意」をお伝えします。

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前向きに頑張る意思をお持ちの方は、ぜひ僕のところへ来てください^^

では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。