新宿御苑(と、雷電稲荷)に行ってきた | ヒハ ノボル

ヒハ ノボル

発達凹凸ありの小学生男子の母です。
生まれは関西、ほぼ東北育ちで、今は関東在住。
漫画好き。最近の趣味は、フラワーエッセンス。

東京に引っ越して来る前は、

 

「年とったせいか、今は都会に行っても

特に見たいものも行きたいところもないかな~」

 

なんて言ってました。

それが、最近では

「東京暮らし」の楽しさを実感していて、

地味な暮らしながら

「あそこに行ってみたいなー」

という意欲がモリモリ。

 

そんな私ですが。

引っ越して来る前から

「絶対行きたい!」と

思ってた唯一のイベントがこちら↓

 

 

『鬼滅の刃』の原画展!!

これ、コロナのため

「全日日時指定制」の数量限定販売ということで

チケット取るのが難しそうで

「取れるかなぁ…」と気弱になってたんですが!

この度、二次抽選に当選して

何とかチケットを入手できました~~!!

 

 

一次抽選では、

3枠申し込んで全部落選だったので

今回もどうかな~と思ってたんですが

3枠のうち、1枠で当選!

この後、早い者勝ちの一般販売もあるけど

ローソンチケット初心者でPC操作も遅いので

自信なかったから、

抽選の方で取れて、ほんと嬉しい!

 

 

 

 

そんなラッキーがあった、先週。

週末土曜日には

夫の思いつきで、

新宿御苑に行ってきました。

新宿御苑…

有料というのは知らなかった…。

まあ、国立公園なので仕方ないか。

みちのく湖畔公園も有料だったしな~。

 

行ってみたら、有料でも

また行きたいと思うような場所でした!

 

 

久々の、緑いっぱいの景色。

でも、緑のすぐ向こうに巨大ビル。

大都会ならではの景色ですね。

 

 

朝は曇ってましたが、昼前には晴れて

気持ちの良い日でした。

 

 

広大な敷地内には

珍しい生き物もいっぱい。

家の近所では見られないチョウや

派手な模様の虫…カメムシの仲間?↓

 

 

池には、鯉の他にカメが!

 

 

さらに、見たことない鳥も↓

 

 

鶴と亀みたいで

なんか縁起良さそうじゃない、

と思いながら

広い公園をブラブラお散歩。

 

最後に、

温室の植物園にも寄ったのですが

それが、とっても良かった。

 

公園内を結構な距離歩いたせいか

疲れて頭がボーッとしてきていたのですが

温室に入った途端、

頭がシャキッとしてびっくりしたんです。

植物の生命力というかなんというか、

すごいエネルギーだなと感じました。

 

 

タビビトノキ↑

写真ではわかりにくいですが、

あまりの迫力に圧倒されました。

 

ヒノデさんは、

食虫植物(ウツボカズラ)に夢中↓

 

 

夏休みに、国立科学博物館に

「植物展」を見に行ってきたんですが。

正直、博物館の「植物展」より

新宿御苑の温室の方が良かったです。

「実物」が充実してて、

ヒノデさんみたいな子どもは

こっちの方が楽しめると思います。

「植物展」では

専門的な詳しい説明があって

それはそれで良いんだけど、

小さい子供には難しい。

生きた標本も少なかったし。

 

 

そんなこんなで、

新宿御苑、また行きたいです。

パスポート買ってもいいかもしれない。


さて。その帰り道。

JRに乗るために

新宿駅を目指して歩いていると

お稲荷さんがありました。

私は、会釈だけしてスルーする気満々でしたが

夫が道を逸れて、鳥居をくぐっていった。

ということで、3人でお参りしてきました。

 

 

雷電稲荷神社。

なんか、カッコイイ名前。

家に帰ってから調べると、

 

雷電稲荷神社

「稲荷社。
境内左の方にあり雷電稲荷と云。
牛込より引移せし也、愛宕秋葉権現相殿也。(御府内寺社備考天龍寺項より)」


「天龍寺に隣接して雷電神社があるが、この神社は昭和3年4月に花園神社に合祀されたため、その旧地を示すものである。
この神社については、源義家が奥州征伐に行く途中、この付近ではげしい雷雨にあったため、小さな祠の前で休んでいると、一匹の白狐が現れ、義家の前で三回頭を下げたところ、雷雨がたちまち止んだので、義家は無事北進できた。その後、村人はこの小雨を雷電神社と呼ぶようになったという伝承がある。
雷電信仰は恐ろしい雷神を祀り、その被害からまぬがれようとするもので、各地に雷電神社が建てられている。
現在地にはわずかに不動尊の石像や力石があるだけである。また、この神社の前を鎌倉街道が通っていたともいわれているが、詳しいことは明らかでない。(新宿区の文化財より)」

 

…とのこと。

雷電稲荷神社、元は牛込にあったのか!

牛込は、我々が今住んでる地区ですが

牛込の一宮というと、赤城神社

これはちょっと気になる…。

 

写真には撮ってないのですが

お社の向かって左側に、

八角形のミニチュアのお堂と

その下には「カエル」の置物がありました。

八角形カエルの意匠は

補陀落渡海と関連してることが多いそうですが

ここも関係あるのかなぁ…。

 

昭和に入って花園神社に合祀されたというので

花園神社も調べてみまたところ、

新宿駅からも近い場所にある神社でした。

 

ご祭神は

 

倉稲魂命(花園神社)
日本武尊(大鳥神社)
受持神(雷電神社)

 

の、3柱。

倉稲魂命(ウカノミタマ)と

受持神(ウケモチノカミ)は

同一神と言われていて、

どっちもお稲荷さんで祭られることが多い。

花園神社もお稲荷さんだったようです。

そこへ、

昭和3年に雷電稲荷神社が、

昭和40年に大鳥神社が合祀されて

現在に至る、と。

花園神社の3つの社紋は

この3社の社紋を並べてあるんでしょうね。

ただ、

 

創建の由緒は不明であるが、徳川家康が江戸に入った1590年にはすで存在しており、大和国吉野山よりの勧請と伝えられている(wikipedia)」
 

吉野山から倉稲魂命(ウカノミタマ)を

勧請したってことでしょうか。

お稲荷さんといえば

伏見稲荷や豊川稲荷が有名だけど

吉野山から、というのがちょっと気になりました。

吉野は南朝の本拠地だしな…。

まあ、気になるので個人的に心に留めておこうと思います。

 

とにかく、徳川家康より前の時代から

吉野山から勧請された神社があった。

「その後、当地に内藤新宿が開かれるとその鎮守として祭られるようになった。」

と。

 

内藤新宿

なぜか、こっちに来てから

このワードをやたらテレビでよく見る。

自分の住んでる場所だから

脳が情報を拾うんでしょうけど(RAS的に)。

でも、新宿御苑に行った日の前日にも

バラエティ番組で「内藤新宿」の話題が出ていて

私は見てなかったんだけど、

番組でやってたことをおぼえていました。

 

それで、内藤新宿を意識して

神社のことを調べていたら

花園神社のHPを見ているときに

また赤城神社牛込のキーワードにつながりました。

 

 

「かつての新宿は、内藤新宿とか追分新宿とか呼ばれていた宿場町で、その名は「内藤家屋敷地前にできた新しい宿」を意味していました。
内藤氏は
藤原秀郷の末孫で、~略~ 家康が江戸入城の後、内藤氏は布陣していた新宿の地をそのまま拝領し、これが現在の新宿御苑となっています。(花園神社HPより)」

 

 

藤原秀郷…だと?

 

※近江三上山のムカデ退治の伝説で有名。
宇都宮大明神(現・宇都宮二荒山神社)で授かった霊剣をもって

平将門を討ったと言われている

 

 

藤原秀郷の子孫というと、

大胡氏もです。

家康より前、後北条氏(ミツウロコ)の時代に

群馬から牛込に赤城神社を持ってきた氏族です。

牛込に移ってきた大胡氏は

後に「牛込氏」を名乗るようになりました。

一つ前の記事で、日光二荒山神社が出てきますが

そこで「赤城神社とつながる」と書いたのは

藤原秀郷のことがあったからなんです。

 

 

まさか、今回の思いつきの

新宿御苑散歩で、

藤原秀郷に繋がるとは思いませんでした…。

そして、平将門

以前、藤原秀郷を調べていたときも出てきましたが

何となく将門については深入りを避けて

ほとんど調べませんでした。

でもここへきてちょっと気になったので調べたら。

 

平将門の母↓

 

 

県犬養春枝女

(あがたのいぬかいのはるえのむすめ)

 

 

とあったァァァァァァ!!!!!

 

 

同じく一つ前の記事で、

県犬養氏のことを書いていました。

まさか、平将門も県犬養氏の系譜とは…。

つまり、「」です。

 

 

 

 

 

 

 

なんか、情報が大渋滞で

なかなか整理が追い付かない…。

でも、久々に「見せられてる」感がすごい。

 

思えば、この日の帰り道。

印象的なことがありました。

 

電車のホームで着物女性が

人連れ立って歩いてるのを見かけたんです。

「着物、いいな~」と思って

ボーって後ろ姿を見てたら、

真ん中の女性の着物の背中に

ミツウロコの紋

見つけてしまいました…。

キレイな水色の着物の背中に、

白抜きのミツウロコ…。

よっぽど写真撮ろうかと思ったけど

思いとどまりました(笑)

 

 

多分、このミツウロコを見てなかったら

花園神社のことまで

詳しく調べようとは思わなかった。

普段の生活で

ミツウロコそのものを見る機会はそうそうないし、

「3人の着物女性」というのも意味深だし。

新宿御苑を散歩して、

小さなお稲荷さんにお参りしただけなのに

何かあるのか?と思うきっかけになりました。

 

 

いろんなことがつながったものの

まだ先がありそうな感じです。

とりあえす、そのうち

花園神社には参拝しとこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

で、最後に。

鬼滅で始まったので、

鬼滅で締める。

 

この日、行きはバスだったけど

帰りはJRにしようと思ったのは

コレを見るためでした。↓

 

 

JR新宿駅地下通路の

鬼滅の刃の広告!!!

 

新宿御苑散歩で歩き疲れて

文句を言う家族をなだめすかして

頑張って駅まで歩きました。

良く考えたら、駅に行かなきゃ

雷電稲荷に寄ることもなく、

ミツウロコの紋付き着物を見ることもなかった…。

 

雷電稲荷ではヒノデさんと

「雷なんて、善逸みたいだね~」

とか言ってたのですが

そういえば、善逸の出身地は

牛込」なんだよなぁ。(←オタク情報)

羽織もミツウロコ(鱗紋)だし。

 

 

そんなわけで(?)、善逸も撮っといた。

禰豆子ちゃんと一緒に(笑)

 

 

煉獄さんの前は混んでて大変でした。

JRの人か、広告会社の人か、

「立ち止まらないで」というカードを持って

鬼滅目当ての通行人に注意を促してましたね…。

 

文句を言ってたヒノデさんも

現場に行ったらノリノリで

お父さんに写真撮ってもらっていました。

 

「オレは血がキライだから」と言って

鬼滅もアニメはあんまり見なかったんだけど

先日のフジテレビ一挙放送をチラチラ見てたら、

急に冨岡義勇さんが気に入ったようです。

 

我が家には

善逸君人形がいるのですが、

最近になって突然

「トミー(冨岡さん)のぬいぐるみが欲しい!」

と言い出しました。

そしたら、その日。

出かけた川崎大師の参道で

鬼滅のぬいぐるみ全種類売ってるのを

ヒノデさんが発見してしまい

プレゼントの時期でもないのに買ってしまった…。

(いや、20%オフだったんですよ…)

 

 

善逸君と義勇さんと、

蒸気機関車のおもちゃで

無限列車ごっこして遊んでいる、

息子ヒノデ(小学3年生)。

ちなみに息子よ、

義勇さんは無限列車乗ってないぞ。

 

そういえば。

ヒノデさんが善逸(牛込出身)を欲しがって

ミツウロコの羽織だな~とか調べ始めて

しばらくしたら、

東京(牛込)への引っ越しが決まり

色々シンクロがあって、

今に至ってる…。

 

 

 

 

急に義勇さんを推すようになった、ヒノデさん。

これは、義勇さんの出身地も

調べてみた方がいいのか。

 

とりあえず、色々おなかいっぱいなので、

義勇さんのことは、しばらくはいいや…。

 

それよりも、

新宿御苑で見た、謎のといい、

花園神社に合祀されてる大鳥神社といい

「鳥」が気になる。

ヤマトタケルだから、白鳥かな。

鳳凰かもしれない。

そして、

ヤマトタケル(大鳥神社)は

“シリウス”と聞いたことがあります。

最近、シリウスとのシンクロも

ちょいちょいあります。

 

少し前に調べた、白鳥氏のこと

伸び伸びの赤城神社のこと。

ようやく書ける…かなぁ。