皆さん、こんにちは

 

お元気ですか?

 

 

 

~ポーランドからのお婆さん~

 

 

先日、あるポーランドから移民されたお婆さんに会いました。

 

もちろん、移民されたのはだいぶ昔のことです。

 

現在は80歳になられています。

 

昔は体操の選手として相当体を鍛えていた様ですが、ある時背骨を痛めた様でそれ以来苦労されている様でした。

 

彼女は「アメリカは最近おかしくなってしまった。」と言っています。

 

「近所に住む高校生が誕生日のプレゼントにシボレーのコルベットとかフェラーリを買ってもらっているのよ。物に対しての感謝の気持ちが失われてしまっている。」と嘆いていました。

 

彼女は強制収容所の生き残りです。

 

第二次世界大戦当時のヒトラーによるユダヤ人への強制収容所はよく知られています。

 

しかし、スターリンによるポーランド人に対しての強制収容所の事は知られていません。

 

実は、私もあまり知りませんでした。

 

 

 

ポーランドはドイツとソ連に挟まれた悲惨な国です。

 

ドイツにもソ連にも虐められてきました。

 

彼女は18人家族でしたが、生き残ったのは妹と彼女の二人だけだと話されていました。

 

ウィキペディアによると15万人がソビエトにより殺され、10万人の女性がレイプされたそうです。

 

人って本当に残虐になれるのですね。

 

軍事政権のドイツや共産党政権のソ連では、人の命よりも政権の意向や権力者の意思が何よりも重要です。

 

中国共産党がウイグル人を虐殺するのも国の体制によるものが大きいです。

 

ここが難しいところです。

 

中国を非難すると中国人を非難しているように捉えられることがあります。

 

しかし、環境や体制が人を変えてしまいます。

 

この事を理解できないと、世界を俯瞰して見る事ができないですよね。

 

メディアはこの事を上手に伝えていません。

 

ですから、様々な事件や偏向報道による世論の誘導が行われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

~アジア系へのヘイトクライム~

 

最近、アメリカではアジア系の特に女性に対してのヘイトクライムが起きています。

 

アトランタでもあり、ロサンゼルスでもありました。

 

アトランタでは6人の女性が殺害されました。

 

マッサージをするスパを狙った事件ですが、明らかにアジア系を狙った事件です。

 

この様な事件がコロナ禍の中で頻繁に起きています。

 

 

この様な調査が出ています。

 

AAPI(Asian American and Pasific Islanders)という非営利団体の調査結果です。

 

3800件ものアジア系に対するヘイトクライム事件があったようです。

 

 

その中で、女性に対する事件が69%もあるようです。

 

 

土曜日にロサンゼルスとサンフランシスコでこの様な大々的な抗議が行われました。

 

アジア系と言っても中国系の人々が多いです。

 

 

 

この様なビデオも注目を集めています。

 

ほぼ全部中国系です。

 

この女性が中国系アメリカ人に対して、「中国に帰れ!」と言ったとことが報道されています。

 

先日、中国の方お話する機会がありました。

 

しかし、2時間くらいお話ししましたが彼の立場の主張をするだけで結局平行線で終わってしまいました。

 

もう、彼の状況を受け入れてくれと押しが凄すぎます。

 

メインストリーム・メディアはこの様な事はいけないと大はしゃぎです。

 

これとあの左翼のブラック・ライヴス・マターと同じにするのですから人々の考えがおかしくなります。

 

メディアって本当に無責任です。

 

拝金主義ですから、注目を集めるように言葉巧みにするだけです。

 

中国の移民に対する規制は1875年のPage Actから始まっていたようです。

 

この頃アヘン戦争などで移民してきた中国の女性が売春婦として働いていたので、それを規制するためのようでした。

 

このおかげでアジア系の女性は性の対象として見られるのがアメリカの常識のようになってしまったと日系アメリカ人のフィルムメイカーは書いています。

 

 

 

 

 

現在、中国とアメリカの対立が深まっていますから、アメリカによるウイグルの人権に対する抗議に対抗してこの様な問題を作り出し対抗しているように思います。

 

ハッキリ言って、中国は墓穴を掘るだけです。

 

全くレベルの違う話を、メディアを使って同じレベルのように見せかけているだけです。

 

冷静にこの件を見れば良く分かります。

 

 

 

 

 

 

~人種差別は個々人の捉え方次第で、終わりのないテーマ~

 

人種差別って経験しないと分からないものです。

 

また、経験してもその経験から自らを守るために人種差別をするようになる人もいるし、自らの人格や愛を成長させる人もいます。

 

これは人生経験の一つです。

 

成長していくために通過しなければいけないものです。

 

私の娘が妻に言った事があります。

 

「私だけがクラスの中で黒人じゃなくって、ラッキーだわ。」ですって。

 

それを聞いて親としてはショックでした。

 

「そんな風に感じていたんだぁ。」と考えさせられました。

 

まず、彼女自身は浅黒いアジア系の女の子です。

 

日焼けをした女の子です。

 

クラスでも友達が多そうですし、多分YouTubeなどの雰囲気から何か劣等感を受けてしまうのでしょう。

 

本当に繊細な内容です。

 

しかし、Youtubeを見るなとも言えません。

 

見すぎるなと時間を決めることはできます。

 

これがグローバル化です。

 

この流れを止めることは誰にもできません。

 

その中でどの様に自らの誇りを培っていくかが本当に子どもの教育にとって大切になっていくと思います。

 

そうしなければ、子供たちはグローバル化の餌食です。

 

つまり、自尊心を持つことが難しくなるのではと思います。

 

自分には何が天から与えられているのか分からないというのはかわいそうですよね。

 

親としていつも子供が好きなことを探してあげたいものです。

 

その上に今のアメリカ民主党政権では、大きな政府に向かっています。

 

これが世界的な傾向です。

 

コロナ禍での国からの経済的援助は当然必要です。

 

「アメリカの国民の多くは国が幾らくれるか?どれだけ楽にタダ金をもらうか?」考えるようになってしまいました。

 

ワクチンにしても国家事業です。

 

全てが国力や政権中枢の意向次第です。

 

これが強くなっていけば、ある国や民族に悲惨な出来事が訪れてしまう可能性がある事は否定できません。

 

さて、この様な世界的状況の中で私達には何が出来るのでしょうか?とかと考えさせられます。

 

さらに無力にさせられるのでしょうか?

 

これからは個人の創造力や意思力で幸せ度が変化してくるのではと思います。

 

愛でどのように組織をしていくか?

 

これもまた創造力ですよね。

 

愛って個人から全体に染みとおっていくものですよね。

 

この事がずっと気になって、何日か経った後に聞いてみました。

 

「何でそんなに肌の色を気にするの?」

 

すると、「私は私の肌の色は好きよ。」と言ってくれました。

 

少し安心しましたが、これからの子供たちは小さいころからこの様な事を比較しながら成長していくのかなぁと考えさせられました。

 

結構なプレッシャーですよね。

 

多様性の長所と短所です。

 

ですから、親子関係をよくするしか子供を守ってあげる方法はありません。

 

親が子供に「貴方が一番だよ。」って言ってあげるしかありませんよね。

 

人種差別など存在しません。

 

私は人種差別が存在していると思っていましたが、考えが変わりました。

 

差別と思えば差別ですが、白人を含めて皆差別されていると思っている中で差別されていると被害者意識を持っても仕方ないですよね。

 

自らの持っているものをさらに成長させて、強く生き抜くしか方法はないと思います。

 

まして、日本文化は世界に誇れるものがたくさんあるのですから。


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