皆さん、こんにちは

 

お元気ですか?

 

現在、私はラスベガスに住んでいますが、以前はロサンゼルスにいました。

 

何人かの友人はまだロサンゼルスに住んでいます。

 

そのある一人の友人とはたまに連絡しているのですが、彼は非常に複雑な環境に置かれてしまっています。

 

彼は自営業をしている人なのですが、もう10年くらいになるか分かりませんが家を購入しました。

 

様々な経済的な理由を考えて、テナントを入れることにしました。

 

ある人に一部屋を貸して、家賃を入れてもらうことにしました。

 

ある人とは言っても、家族持ちの方でした。

 

コロナのせいかよく知りませんが、その家族が家賃を滞納しだしました。

 

彼は心優しい性格なので、家賃を請求しながらもずっと2年間も待ってあげました。

 

しかし、一向に払う気配がなく、結局出ていってもらうことにしました。

 

カリフォルニア州には、コロナの期間に家賃を払えなくても追い出してはいけないというような法律が制定されていました。

 

それゆえに彼の行為は暴力行為とみなされ、刑務所に入ることになってしまいました。

 

もちろん、1日くらいだったのですが、それにしても彼の経歴に残ってしまうのでかなりのマイナスです。

 

そして、それから裁判を行い、テナントに出ていってもらうことにしているのですが、これがなかなかうまく行きません。

 

この様な法律のせいです。

 

リベラルな州の法律は、弱者を守ることで票を得ているのでこのようなとんでもない政策になってしまいます。

 

彼は、弁護士を4人雇いましたが、その弁護士も結局裁判で勝つことができないと思い尻尾を巻いて逃げ出してしまうそうです。

 

仕方がないから、その家を売ろうとも思ったそうです。

 

しかし、不動産業者もその様な面倒くさい問題により、かかわることができないとして彼は家を売ることさえもできないと嘆いています。

 

最近二回目の裁判がありましたが、その裁判でも判決は彼の将来を安心させるものではありませんでした。

 

次の裁判に備えるために、新しい弁護士を探すか、それとも彼の持ち家を一度壊し、立て直すことを理由にそのテナントが完全に立ち寄れないくらいの期間を費やすかのどちらかと言っていました。

 

皆さん、どう思いますか?

 

カリフォルニア州は、合法に住んでいる人々の味方なのでしょうか?

 

それとも移民や不法を働く人々が居心地よく過ごせるように作られた州なのでしょうか?

 

 

~カリフォルニア州の簡単な歴史~

 

 

皆さん、ゴールドラッシュってご存じですよね。

 

カリフォルニア州に金が埋蔵されていることで、多くの人々が金を発掘しに東海岸から来ることになりました。

 

1850年くらいのことだと思います。

 

あの有名なジョン万次郎もその頃、ボストンからサンフランシスコに来て、土佐に向かったのを覚えています。

 

カリフォルニア州は、以前はメキシコの領土でした。

 

1948年にメキシコとアメリカで条約が交わされ、アメリカ領となりました。

 

ジョン万次郎がサンフランシスコにいたときは、我が物顔でメキシコ人が乱暴をしていたようです。

 

もう何年も前に読んだ本に書かれていましたが、不思議な感じがしました。

 

ロサンゼルスのメキシコ人はブルーワーカーという感じです。

 

肉体労働や雑用などが彼らの仕事です。

 

もちろん、メキシカン・ギャングは今でも我が物顔で悪さをしていますが…

 

ところで、それよりも面白いことは、本格的にカリフォルニア州に東海岸から人々が移動してきたのは第一次大戦後からでした。

 

なぜかといえば、軍事産業が盛んになって行ったからです。

 

そして、第二次大戦当時から、冷戦が終焉する1990くらいまでどんどんと人口が増えていきます。

 

この記事では、このようない書かれていました。

 

 

1940年から1950年までに53%もカリフォルニア州の人口が増加し、1950年から1960年までに49%の人口が増加しています。

 

軍事産業により、州がどんどん裕福になり、それに伴い不法移民を入れても仕事をさせるだけに裕福さがありました。

 

そして、冷戦終焉後から少しづつ変化していきます。

 

軍事産業が低迷していきます。

 

世界の覇権の二極であった最大の敵ロシアがいなくなってしまいました。

 

ですので、その軍事産業の技術や人々がどんどんとテクノロジーの会社を立ち上げていったのでしょう。

 

アップルもそうですし、シリコンバレーのあるカリフォルニアからいろいろな会社がアメリカのテクノロジーをけん引し、世界のテクノロジーをけん引していきます。

 

そういえばテスラもそうでした。

 

しかし、不法移民を入れすぎ、弱者中心の政策をしだしたことで、転換期を迎えていきます。

 

それが2016年以降からどんどんと目につくようになってきます。

 

不法移民中心の政策に、合法に住む住民が怒りをあらわにしだしました。

 

今では合法に住む人々の税金で、不法移民の人々の医療費を賄っています。

 

そして、現在は税金の最も高い州のカリフォルニア州ですからガソリンももうすぐ7ドルです。

 

そして、テスラがテキサスに本社を移したように、これからも多くの会社がテキサスなど内部のほうへ移動していくことでしょう。

 

約200年弱のカリフォルニア州の歴史ですが、本当に興亡の歴史のように思えます。

 

 

 

~カリフォルニア州の政策から見て分かること~

 

 

結局、移民が政治を動かしていくことがよく分かります。

 

自由の国アメリカですから、どのような思想を持っていても自由です。

 

持ち込まれた思想は、以前のように近所付き合いもないのですから、変化しようがないですよね。

 

別に異文化が悪いと言っているわけではありませんが、人数が多くなると政治勢力になり、文化や教育などすべてを変えてしまいます。

 

沖縄や北海道の土地が中国や韓国の人々に買われていると聞きます。

 

ちょっと心配です。

 

カリフォルニア州には住みたくないと出ていく人がたくさんいます。

 

その様に日本人がその土地に住めないと出ていくニュースはあまり聞きたくないですね。

 

 


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