皆さん、こんにちは

 

お元気ですか?

 

私はラスベガスに住んでいます。

 

先日、アメリカ人のおじいさん、おばあさんたちに会いました。

 

彼らはロッドスチュワートのコンサートに参加した後でした。

 

皆さん、ロッドスチュワートって知っていますか?

 

 

私もあまり知りませんが、学生の頃、彼のハスキーなボイスが有名だったのを覚えています。

 

スコットランド系イギリス人で、今でも活動していることに驚かされます。

 

ポスターなどを見たりしますが、実際コンサートに参加した人に会ったのは初めてでした。

 

「彼は何歳ですか?」と聞いてみると、「77歳くらいかなぁ」と答えてくれました。

 

「どうでした?」と聞くと、「彼は少しスローになったけど、本当によかったよ」と言っていました。

 

ロックミュージシャンでスローな動きになっても頑張るんだと思い、想像すると笑ってしまう瞬間もありましたが感心してしまいました。

 

今の世の中、人生100年なんですね。

 

まだ、人生100年は考えられませんが、ちゃんとペース配分をしっかりとして考えていかなければいけませんね。

 

約100年間に人生を何周くらいするのでしょうか?

 

還暦は60年です。

 

十干十二支(じっかんじゅうにし)の最小公倍数が60だからです。

 

この60年の人生である面全ての人生経験を通過して、人として一人前になり、60歳から新たな人生の始まりという意味が還暦です。

 

それからまた60年周期で学びきれなかったことをもう一度復習しなければいけないのでさらに60年生きて120歳までにが本来の人生なのかなぁと考えたこともあります。

 

また、何に対しても周期があるなぁと思うことが又ありました。

 

それがマクドナルドのロシアからの撤退です。

 

 

 

~マクドナルドが30年後にロシアから撤退~

 

 

皆さんはこの出来事に対したどの様の思うことがあるか分かりませんが、私にとって冷戦の終焉は私個人として国際社会に対して多くの考えを抱かせてくれました。

 

まだ学生の頃だったので、悩みながらこれから日本はどうなるのだろうか?世界はどうなるのだろうか?経済とは何なのか?などなど考え、様々な本を読んでみました。

 

それもあり、外国で暮らしてみたいと考えてみました。

 

アメリカに行くべきか、ロシアに行くべきか、中国に行くべきかなど考えていたことを今でも覚えています。

 

ですから、この当時のマクドナルドの第一号店がロシアに開店したことを覚えています。

 

物凄い行列ができていて、こんなにも社会主義に人々は自由主義経済を求めていたのかと思わせるような記事や写真があふれていたからです。

 

そのマクドナルドが、ロシアのウクライナ侵攻に際し、人道的な理由により経済基盤を持つことはできないなどを理由にし撤退を表明しました。

 

3月から約800店舗の店が閉まり始め、完全撤退となっていきました。

 

世界に基盤を持つマクドナルドの総収益の9%がロシアが作っていたようです。

 

2021年の収益は23ビリオンドルなので、約2兆6千万円くらいなのでしょうか?

 

それの9%ですから、かなり多くな収益です。

 

また、ロシアはマクドナルド店舗数では約10位にランクしています。

 

 

もちろん、日本は店舗数で世界第二位です。

 

続いて中国なのですね。

 

現在のロシアは西側の経済制裁にかなり反発しています。

 

ですから撤退するにもかなりの金額が必要とされています。

 

12ビリオンから14ビリオンともいわれています。

 

これでも将来的には得策なのだそうです。

 

そして、株価はそんなに下落していません。

 

投資家や経済界はロシアのグローバル経済からの切り離しはもう方向付けられたシナリオなのでしょうね。

 

今では、マクドナルドを懐かしみ最後の味を楽しもうと行列ができているそうです。

 

ロシアはどのように変化したのでしょうか?

 

30年も自由経済下で活動してきましたから、冷戦当時のソビエト連邦を知らない若い人々はたくさんいるのでしょうね。

 

以前、ロシアのから来てアメリカで育った女の子と仕事上で付き合ったことがあります。

 

彼女は日露戦争でロシアが勝利したと思っていました。

 

ロシア人としての教育と若い人々の世代からの影響とこれからの将来を担っていくロシア人はどのようになっていくのでしょうか?

 

ロシアに対して不安と希望や期待が複雑に絡み合っています。

 

 

 

 

~周期をもって訪れる疑問「国家とは何か?」~

 

このロシアの出来事は、訪れるべくして訪れたものだと思います。

 

他国を侵略する行為は全く正当化できるものではありませんが、ギリシャ・ロシア正教とユダヤ・キリスト教の文化の衝突がこのような結果を作り出したのだと思います。

 

私はロシア文学は正直あまりまだ肌に合いません。

 

ちょっと暗すぎるところがあります。

 

でも、非常にまじめで我慢強い民族性や文化を表しています。

 

それに対して、純粋なプロテスタントというよりも物質的な要素が影響するユダヤ・キリスト教文化のアメリカは西洋文化の象徴です。

 

この文化の衝突がこの戦争であり、マクドナルドの開店から閉店までの30年間で具体化されたのではと思います。

 

やはり、ロシアの人々は気が合わなかったのではと思います。

 

さて、日本文化はどのようになるのでしょうか?

 

敗戦後、77年になり、沖縄返還から50年になりました。

 

周期をもって、それぞれの文化に投げかけられている疑問があると思います。

 

文化は、家族を作り、国家を作りましから。

 

日本民族、日本文化はこれから形骸化してしまうのでしょうか?

 

お寺や神社などや正月や様々な行事だけが残り、中身は何もなくなってしまうのでしょうか?

 

私は30年くらいアメリカに住んでいますが、私の心の中でいつもアメリカ文化と日本文化が衝突しています。

 

私の心の中で、新しい文化を作り出そうとしています。

 

そのそれぞれの文化が、様々な形で家族愛や国家愛に現れてくるのだと思います。

 

これは現在の若者が直面している課題であり、乗り越えていかないといけないものだと思います。

 

最近、アメリカでまた人種差別の無差別銃撃事件が起こりました。

 

 

白人の18歳の男の子が13人を殺害しました。

 

この人は、黒人とユダヤ人に差別意識を抱いていたそうです。

 

ユダヤ人の差別って本当に根深いです。

 

プロテスタントとユダヤ教が衝突しています。

 

このユダヤ人に対するヘイトクライムは、黒人に対するヘイトクライムと同じくらい強いです。

 

これの心で衝突していたものが、怒りとヘイトに結実し、このような事件になってしまいました。

 

悲しいですね。

 

これから日本ももっと「日本国家とは何か?」と疑問を突き付けられるような出来事が起きると思います。

 

これは周期的に学び続け結論でけるまで起きることですからね。

 

私の長年の人生経験をしてきた心の旅の終結は、良き日本と良きアメリカを結びつけることができればと思っています。

 

 


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