受験生が最も欲しているもの。
合格
この2文字を掴むために
受験生は今必死で勉強していると思います。
今回はそんな受験生が、「合格」を掴むためのお話です。
11月にもなりましたので
いよいよ受験まで3、4ヶ月を切った受験生は多いはずです。
そんな今のこの時期だからこそ
絶対にしてほしい勉強法を2つご紹介していきます。
今回ご紹介する2つの勉強法は
タイトル通り「合格勉強法2選」です。
「合格」のことだけを考えた勉強法です。
はっきり言って
この2つの勉強法を本当に漏れなくしっかりやって
「合格できない」なんてことは考えられません。
「これやって無理ならもう無理」
と言えるくらい本当に強力な2つです。
ちなみに今回ご紹介する勉強法は
「合格する受験生」はもちろんのこと、
「逆転合格する受験生」もしている勉強法です。
一般に公開されているのかは知りませんが、
もしかしたら明かされていない
裏でこっそりされている勉強法かもしれません。
合格したい受験生は必ずやってください。
みなさんに合格を掴んでもらうためです。
2025年の受験で合格するのは「誰」ですか?
「誰」が行きたい学校に行くんですか?
「俺しか考えられない」
「私しかありえない」
最後は「気持ち」です。
気持ちを整え、ぶち上げるためにも
ぜひ最後までお付き合いください。
中身に入ります。
目次
◆【合否を分ける】11月に絶対すべき合格勉強法2選
【合否を分ける】11月に絶対すべき合格勉強法2選
①過去問演習
「オススメの問題集は何ですか?」
本当によく聞かれる質問です。
素晴らしい良書がたくさん出版されていて
1冊に絞ることが非常に困難な時代になりましたが、
それでも「1つ揺るがない真実」があります。
===
「過去問」だけは
最もオススメできる問題集である
===
「オススメ問題集は過去問だ」
こんなことあまり誰も言いませんが、
僕はこう言い切りたいと思います。
なぜなら
合格するために最も必要な問題集は過去問だから
です。
賛否両論が100%出てくることですが、
究極、学校で配布された問題集と
過去問だけやっていれば受かるのが「受験」です。
なのでオススメ問題集は「過去問」のみになる。
だってすでに学校配布の問題集があるのでそれをやって、
あとはオススメ問題集である
「過去問」を買ってやれば終わりだから。
まあこれはかなり極論ですが、
僕がみなさんに一番伝えたかったのは
「それだけ過去問は強力ですよ」ということです。
というか問題集史上、最も強力です。
このことは今回最も重要な内容ですので
必ずインプットしておいてください。
さて、ここからです。
1つ目のテーマ通り、
11月に絶対すべき合格勉強法の1つ目は「過去問演習」です。
「過去問演習」とだけ聞くと
「はい、過去問を解けばいいんですよね」
と言う人が必ずいますが、これは大きな間違いです、。
過去問演習は「やり方」を間違えれば、
間違いなく落ちる「地雷勉強法」になります。
本当に注意して過去問演習に当たるべきです。
「やり方」は次の4つです。
===
【過去問演習のやり方】
(1)制限時間を計って解く
(2)採点して合格点との差(合格点差)を計算する
(3)合格点差を取るための戦略を練る
(4)各大問ごとの目標点と時間を決定する
===
この4つは絶対にしてください。
この4つをしなければ「落ちる」と思ってください。
強く言っていますが、
本当にみなさんには合格してほしいですのでご理解ください。
ちなみに過去問は、全年度を古い年度から順番に
極まるまで繰り返し、問題集を極めるようにしていってください。
この前提で(1)から順番に解説していきます。
(1)制限時間を計って解く
シンプルに時間を計って、過去問をしてください。
過去問を解くときは真剣勝負です。
できれば「土日の朝」を使って
本番に限りなく近い環境で緊張感を持って解いてください。
なのでたとえば、
「土曜日の午前中に一気に全教科を解く」
のような過去問演習が望ましいです。
くれぐれも
・夜にダラダラ過去問を解く
・集中できない、疲れた状態で解く
・時間を計らずに過去問を解く
ことのないようにしてください。
これは絶対に厳守でお願いします。
(2)採点して合格点との差(合格点差)を計算する
過去問が全教科解き終われば
記憶が新しいうちに、速攻で○つけして、採点します。
「添削」が必要な箇所があれば、先生に見てもらってください。
ここからが重要です。
合計点が出れば
必ず「合格点との差(合格点差)」を出してください。
これは絶対です。
合格点差は
「みなさんが合格するまでの距離」だと思ってください。
たとえば、全教科の合計点数において
(合格点)430点
(みなさん)400点
であれば、合格点差は「30点」です。
この「30点」が「合格するまでの距離」です。
つまり、これからみなさんは
「この30点を死ぬ気で取りに行く勉強をしなければいけない」
ということになります。
なので合格点は必ずリサーチして、
点数を控えておいてください。
だいたいは過去問に載っていますが、
載っていない場合はネットで調べるでも、
先生に聞くでもいいので必ず「合格点」を明確にしておいてください。
「合格点が非公開の学校」はどうしようもないので
「どれくらい取れれば受かるか?」という
ざっくりした数値をリサーチしたり、
先生に聞いたりして対応しておいてください。
「合格点差」が明確になれば次です。
(3)合格点差を取るための戦略を練る
「合格点差」が計算できれば
ここからは「合格点差を取るための戦略」を練っていきます。
先ほとの例を使うと
「30点取るためには何をすればいいのか」の戦略を立てていきます。
そのためには、細分化していく必要があります。
たとえば、
「国数英の3教科受験」であれば次のようになります。
===
◆合格点差30点を取るための戦略
・国語(+8点)... 大問1で+3点、大問4で+5点
・数学(+12点)... 大問1で+4点、大問2で+5点、大問5で3点
・英語(+10点)... 大問2で+3点、大問3で+3点、大問4で+4点
===
こんな感じで、各大問ごとに細分化して
具体的に上げる点数を数値化していきます。
これにより、
各大問ごとに取るべき点数が明確になるので
「これからの勉強」が決定しやすくなります。
たとえば、「数学:大問2で+5点」であれば
5点取るために「関数」の
・面積関連の問題
・二等分線の問題
・等積変形の問題
を解きまくって極める。
のような「これからの勉強」が決まります。
このように
「合格点差を取るための戦略のゴール」は「これからの勉強の決定」
です。
最後は
「これから具体的にどんな勉強をしていくのか?」
を決めてください。
ここまで落とし込めれば
最後に次の2つを決めて終わりです。
(4)各大問ごとの目標点と時間を決定する
「過去問演習」の4ステップ目は
「各大問ごとの目標点と時間を決定する」です。
次のような感じです。
===
【英語】合格点75点、試験時間50分
大問1...10点(5分)
大問2...18点(8分)
大問3...8点(5分)
大問4...20点(17分)
大問5...19点(15分)
===
各大問ごとの目標点と制限時間を決め、明確に数値化します。
これは忘れやすいので
必ずどこかに書き出しておいてください。
書き出したものを見るか意識しながら
各大問ごとにこの目標点と制限時間が獲得できるように
これから「過去問演習」していきます。
この繰り返しで
徐々に合格点に近づけていくのが過去問演習です。
ここまでできれば、次の合格勉強法です。
【合否を分ける】11月に絶対すべき合格勉強法2選
②大問演習
過去問演習が終われば
ここからは「大問演習」に入ります。
大問演習は、次の2つの勉強のどちらか、あるいは両方をします。
===
(1)過去問以外の大問演習
(2)過去問の大問演習
===
過去問演習が終わった時点で
「大問ごとにどんな勉強をするのか?」が確定されています。
「大問演習」がしやすい状態です。
その大問の点数を1点でも上げる勉強を
「過去問以外の問題集」か「過去問そのもの」を使って
演習しまくっていきます。
ただ2つ目の「(2)過去問の大問演習」は
「過去問を全年度解いてからするもの」なので
基本的には「(1)過去問以外の大問演習」をしていきます。
なので、全体の流れは次の通りです。
===
過去問演習
↓
過去問以外の大問演習
↓
過去問の大問演習
===
過去問以外の大問演習は
・お手持ちの問題集
・学校教材
・市販の問題集
などを使って、各大問ごとの点数を上げる勉強をしていきます。
たとえば、「国語の大問3:古文」。
この点数をどうしても上げたいのであれば
・お手持ちの問題集の「古文の問題」
・学校教材の「古文の問題」
・市販の問題集の「古文の問題」
といった感じで
「古文の問題」を片っ端から洗い出し、
古文を集中砲火して、極めにいきます。
ある程度、納得いくくらい極まればまた過去問演習に戻り、
実際に「国語の大問3:古文」の点数がどう変化したのか?
を確認します。
あとはこの繰り返しです。
ここまでで
===
過去問演習
↓
過去問以外の大問演習
↓
過去問の大問演習
===
のうちの
===
過去問演習
↓
過去問以外の大問演習
↓
過去問の大問演習
===
の上2つがクリアできている状態です。
全年度できれば、そこから「過去問の大問演習」に入ります。
過去問の大問演習
・国語:大問3
・数学:大問2と4
・英語:大問3と5
こんな感じで
「どうしても弱い大問のみ」をピックアップして
その大問を集中砲火です。
たとえば、「数学の大問2」であれば
2020年度:大問2
↓
2021年度:大問2
↓
2022年度:大問2
↓
2023年度:大問2
↓
2024年度:大問2
といった感じです。
「大問2」に絞って、「大問2」だけをするイメージです。
全年度すれば「この大問は弱い」という大問が
炙り出されていますので、弱い大問を集中砲火して極めにいきます。
よく覚えておいてください。
===
部分的に点数を上げる。
だから、全体の点数が上がる。
===
この戦略です。
この戦略を全教科やっていき、
合格点差を全て埋め合わせ、合格点が取れるまでやり続けます。
(1)過去問を周回しまくる
(2)合格点が安定して取れる
(3)合格に近づく
ぜひ「過去問演習」と「大問演習」で
この3ステップを実現してください。
さて、11月になりました。
泣いても笑っても、あと数ヶ月です。
合格を勝ち取れるか?
合格を勝ち取れないのか?
すべては「これからの勉強次第」です。
過去問をベースとした
過去問集中の勉強を早々に始めてください。
そして「合格点を取るために今自分がすべきことは何か?」
寝ても覚めても考え続けてください。
合格する思考の連続が、合格を手繰り寄せます。
来年、第1志望校合格を掴み取るのは「誰」ですか?
では今日も "合格するために" 勉強してきてください。
これからもこのチャンネルでは
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