暖かくなり過ごしやすい季節が訪れる頃…
我が家のあちらこちらでフワフワと舞う猫の毛。
フワフワ舞う猫の毛をコレでもかと掃除機で吸い込む。
死闘の末、猫の毛との戦いに私は勝った。
祝杯代わりのコーヒーを飲みながらホッと一息つく。
すると視界の片隅に何やらフワッとしたものが映り込む。
マジか……
あれだけ入念に掃除機をかけたはずなのに、どこからともなく現れる「猫毛」
敵はなかなか図太かったのだ。
たんぽぽの綿毛のようにフワフワ漂う猫の毛。
もう、一生勝てる気がしない。
きっと猫飼いの皆様にとっては、あるあるの話だろう。
さてさて…
前にもチラっと書いたけれど、ふくちゃんのお肌は結構デリケート。
本人曰く頑丈そうに見えて実はマシュマロの様に柔らかで繊細なお肌の持ち主だそうです（笑）
なので、よく抜け毛が取れるからと調子に乗って、ガシガシとブラッシングすると白いお粉（フケ？）が発生します。
普通の猫ちゃんなら大丈夫でも、ふくちゃんには刺激が強くて断念したブラシも多々あります。
今回はそんな断念したブラシを紹介したいと思います。
ふくちゃんみたく敏感お肌の持ち主の猫ちゃんの参考にしてもらえるといいな。
まずは、世の猫飼いさんから絶大な人気のファーミネーター。
実はウチにもあるのですが残念ながら、ふくちゃんには刺激的過ぎました。
なので数回使った後、お蔵入りとなりました。
残念…
「そんなにゴッソリ取れるのならウチの子も試してみたいわ♡」
ゴッソリと取れた山の様な猫毛を想像しながらポチったのが、ふくちゃん一歳の春。
早速試してみたのですが、ブラシを入れる度に表面に出てくる白いお粉の方が気になって気になって…
ふくちゃんがデリケートなお肌の持ち主だなんて思いもしなかったので、私のやり方が悪いのかな？と、その春は断念しました。
秋になりゴッソリ取れる毛が見たくて再びファーミネーターを試してみました。
春の失敗を教訓にそろ〜り、そろ〜りとそれはそれは優しくブラッシングしてみる。
が、優しすぎると全く毛が取れないのです。
そこで、しっかりとブラッシングすると噂通りゴッソリ毛が取れるではないか！
こんなにも取れるものなのかと飼い主的には超感動ものでした。
でもやっぱり、ブラシ（歯？）に負けてか表面に白いお粉が発生するので断念しました。
ひょっとするとただ単に飼い主がファーミネーターを扱うのが下手なだけかもしれないけど…
その後、ふとファーミネーターを試したい衝動に駆られた時がありました。
ファーミネーターを手にすると、途端に嫌そうな雰囲気を醸し出してくるふくちゃん。
肌への当たりが好みじゃない？
はたまた飼い主のファーミネーター扱いが下手なのかしら？
真相は闇の中ですが、ふくちゃんファーストのため、それ以降ファーミネーターの使用は諦めました。
続いてのブラシは、ピロコーム E1(やわらかめ) 。
このブラシ、面白いほどゴッソリ毛が取れるので気に入ってしばらくの間使っていました。
が、何度も言い過ぎではありますがそこはデリケートなお肌の持ち主のふくちゃん。
やはり刺激が強いようで、ふくちゃんのお気に入りが見つかる毎に少しずつ出番が少なくなりました。
でもファーミネーターに比べると、多少は当たりが優しいので白いお粉の発生はマシな様です。
なので換毛期真っ最中で酷い時には、今でもたま〜にお世話になることがあります。
ピロコーム E1（やわらかめ）はブラシ（歯）部分のしなりが結構あるので、無理なくゴッソリ抜け毛を掻き出してくれる感じです。
そのため一回のブラッシングだけでも、かなりの量の毛が取れるので気持ちが良いのなんのって♡
ふくちゃんも、そこそこ身を委ねてるので気持ちいいんでしょうね。
まぁ、デメリットはやはり抜け毛が多い時に肌を少し引っ張られる感じが気に触る時もあるようですが…ふくちゃんのご機嫌が斜めになり出したら素早く撤収です。
とは言え、ふくちゃんの肌がもう少し強かったらファーミネーターもピロコームも未だ現役バリバリで使っていたんだろうなぁ…
ダブルコートの猫ちゃんにはファーミネーターもピロコームも最強のブラシには間違いないしね！
それにしてもダブルコートの猫ちゃんは、一年中換毛期な感じで抜け毛がホント大変ですよね…（もしかしてウチだけ！？）
ふくちゃんのブラシ体験談がブラシジプシーの猫ちゃんたちに少しでも参考になりますように…
とかなんとか言いつつも、ふくちゃんの最強ブラシ旅もまだまだ続くのです。
