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【人参被害】収穫前に跡形もなく消えたワケ

人参は、発芽さえすれば栽培はほぼ成功だと言われます。

ならば、今年の人参栽培も成功だわ・・・と喜んでいたところ、まさかのびっくりする光景を目にしてしまいました。

収穫を目前に、土の中から人参が忽然と姿を消していたのです。

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人参は発芽で決まる

人参の種は、水分の吸収率が非常に悪いため、とにかく発芽するまでは土を乾かさないようにすることが大切です。

晴れた日には、朝晩2回の水やりが必要となりますが、それが難しければ不織布をべた掛けにして土の表面の乾燥を防ぐという方法もあります。

 

そんなことがわかるようになったのは、畑で人参を育てるようになってから3年が経ったころであり、昨年はようやくまともに人参を収穫することができました。

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人参の成長の様子

そんなわけで、今年は人参栽培に自信があったのですよ。

種を蒔いてから不織布をべた掛けにし、さらに水やりも丹念にしたおかげで、きれいに発芽も揃ったし。

発芽さえすれば、ほぼ成功だって言うじゃなーい?

 

あとは、人参の葉っぱにキアゲハが卵を産み付けないよう、不織布のトンネル掛けをしておけば、もうこれでカンペキでっす!

 

1カ月後には、葉っぱを間引きました。

 

さらにその1か月後にも間引いて、追肥をしました。

 

間引いた人参の、このビジュアルがたまらなく好きです。
葉っぱ付きの人参の姿なんて、お店では見ることがないですから、これぞ家庭菜園の醍醐味です。

人参の根の長さが15cmになると、今度は肥大していきますから、さらに1カ月後には収穫できるはずだと踏んでおりました。

人参が消えた

人参の種を蒔いてから3か月が経った8月の初め。

どれどれ。
太った人参を見てやろうじゃないの、と、不織布のトンネルを外してみました。

ー----ん?
なんだか葉っぱがミョーにダルダルとうねってない?

 

え?
土の上に大きくなった人参のオレンジ色が見えてもいいはずなのに、どこいった?

 

葉っぱの部分をひっぱると、なんの抵抗もなくスルッと抜けた。
え?え?
人参どこよ?

人参が鎮座していたと思われるところには、ぽっかりと穴が空いているし。

人参、忽然と姿を消す。

南米チリの鉱山地帯に突如あらわれた巨大な穴のニュースを見たばかりだけれど、それに匹敵するくらい私の頭の中は疑問符でいっぱい。

おかしいな・・・と思いつつ、お隣の人参を抜いてみたところ・・・。

 

ああああああー!
この見事な食いっぷりは、ネズミだなーっ?

 

くぅぅぅぅ~。
この残った人参は、今晩食べようと残しておいたものですかね?

それにしても、人参1本きれいに残さず食べ尽くすなんて、なんてお行儀のよいネズミでしょう。
他にも、穴がぽっかり開いた箇所は4か所あったので、ご家族で人参バイキングでもしたんですかね。

そういえば、不織布のトンネルの裾の下の土に、不自然に開いた穴があったなぁ・・・ということを、今更ながら思い出したので、夜な夜なその穴からお食事処に通っていたんでしょうね。

まったく!
土の中だからといって、安心はできませんね。

というわけで、人参すべて撤収。
もう少し太らせたかったけれど、これ以上ネズミに食事を提供するわけにはいきますまいっ!

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今年は、ジャガイモ被害に始まり、根菜類全滅ですなぁ。
来年は、ネズミやアライグマ対策を考えないといけないなぁ。

 

まっ!
こういう試練があるから、さらに家庭菜園への意欲が湧くってもんよね!

強がりではありません、決して。

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