4月27日(土)夜のお食事交流会(という名の飲み会)in居酒屋楽園久留米

★参加費¥5,000 ★開催時間19:30~★定員まで残り3名(事前のお申込み必須です)
★会場『居酒屋 楽園 久留米』福岡県久留米市東町33-9 鷲崎ビル1F 西鉄久留米駅より徒歩3分一番街アーケード入り口を左へすぐ

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【第五の人生】6の章:引きこもりたい時でも、新たな出会いは向こうからやってくる

【第五の人生】
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〜萬里は祈祷師シリーズはノンフィクションですが、第五の人生7年以上前の話から始まっています〜

*登場人物*

  • 萬里→祈祷師ですが、生活のためにバイトに行ってます。ついに、鬱から双極性障害と診断受けて心療内科へ通院中。ストレスを排除したくて、離婚を決意し子供を連れて家出しました。
  • ガマちゃん→高校の時の同級生、当時から霊感があると聞いていた。学生時代に仲良かった訳ではないが、大人になってから密に付き合いが始まった。
  • 玉子→ガマちゃんが最近お付き合い始めたという彼氏。営業マンでびっくりするくらい常に言葉が丁寧。(萬屋事務局代表メンバー)

精神科系の薬飲み始めて、極度の便秘症になってしまった。

元々、便秘なんてなったことないもんだから、苦しくてしょうがない。

そして、追加される便秘薬もどれが一番自分に合うタイプなのか、わかるまでは全部試してみる。

 

ほとんどが腹痛を伴う下痢、毎日毎日。体力を奪われる。

ちょうどいいを探すのには、また時間がかかりそうね・・・。

 

毎日自分が何をしているのかわからない、ボーッとやるべきことを惰性で繰り返しているだけ。こんな状態で人に会いたくはないので、ずっと体調不良を理由に『お尋ね』は断っている。

 

あんまり静かだと不審に思われるから、時々Facebookには、なんてことない内容を投稿している。

ごく身近な人にだけは伝えているので、時々友達は様子を見に訪ねてきてくれるから、こういう時に改めてしみじみ思う、やっぱり友達ってありがたい。

 

冬の寒さや春の暖かさはなんとかいいんだけど、ラーメン屋さんの裏での仕事は夏場は地獄。

 

ここの造りが、環境的に萬里の作業向けに作っていなかったせいもあるけど、スープ室の釜の熱気が押し寄せる中、エアコンはなく外気と扇風機だけの中で、夏場は40度にもなる。

 

水分は必死で摂ってるけど、下剤のせいもあって、常にげっそりした状態で仕事をしていた。

 

イベント好きのガマちゃんも、誘いたそうだけど体調を考慮して「萬里ちゃんが元気になったら。」って待ってくれてる。

 

ガマちゃんもシングルマザーで、仕事しながら子育てしてるから、連絡もマメにしてくれるし、不自由なことや必要なこととか、気が付いてくれることは多い。

 

この頃、よく思ってたのは、友達に対して「いつもみたいに、面白いこと言えなくてごめんね。」って感じだったかな。

 

ある日、ガマちゃんから告白。

「彼氏ができた。すごく知識が多い人だからいろんな話ができるよ。萬里ちゃんのことも色々話してるし、興味持ってるから、今度紹介するね。」

 

「あ、うん。」

できれば、もっとベストな状態の時の私で人とは会いたかったけど、もう交際してるってことなら、どっちにしろ近々会うことになるだろうね。

 

それからも、ちょいちょい彼氏の話は聞かされていた。

仏教に詳しいとか、神様や歴史についても知識か深いとか、萬里がどんな人かを聞いても、すんなりと受け入れて真面目に聞いてくれるとか。

 

本当のところ、誰が誰と付き合おうが、人の恋愛とかどうでもいいし、現状態では特に相手が期待するほどの話もできない。

ただでさえ人と会いたくないのに、初対面の人とかプレッシャーも感じる。

 

でも、考えたら昔から友達の彼氏(彼女)や旦那(嫁)は、必ず紹介されてたな。

見極めて欲しいとか、相手知ってた方が後々付き合いしやすいからとか、何かあった時の相談もしやすいからとか、そんな感じかな。

 

普通の状態でも基本的に愛想悪いし、黙ってたら怖い印象を持たれるから、せめて愛想良くするようには努めないとね。

改めてセッティングされても萬里が出て行きたがらないと思ったのか、その日は突然やってきた。

 

バイト中、いつものように裏で作業していると「萬里さんに、お客さん来てますよ〜!」って、ルーちゃんが呼びに来た。

 

食事終えてからの呼び出しだったのかな、外で待ってたから出て行くと、ガマちゃんと一緒の男性がペコリと頭を下げている。

 

ガマ「お付き合いしてる玉子さんです。お出かけついでに連れてきたよ!」

 

萬里「ご飯食べにきてくれたんやね!ありがとう。そして、はじめまして萬里ですm(_ _)m」

 

玉子「ガマさんとお付き合いさせて頂いております、玉子と申します。萬里さんのお話は予々お伺いしておりました、よろしくお願いします。」

 

なんてバカ丁寧に挨拶する人なんだ!?

 

萬里「いつもそんなに丁寧な人なの?」

 

玉子「はい、だいたいこんな感じです(^^;;営業の仕事をしておりまして。」

 

萬里「なるほどね〜。なんかすごい知識が豊富やて聞いてるよ!」

 

玉子「いえいえ、仏教とかが好きなだけで、大したことはないです(^^;;」

 

ガマ「今日は顔合わせとこうと思って寄っただけだから、仕事中にごめんね。」

 

萬里「いーよー。時々外に出ないと息が詰まりそうやし。」

 

玉子「是非また今度、ゆっくりお話しさせてくださいm(_ _)mお会いできて良かったです。」

 

萬里「うん、もうちょっと元気になったらね(^_^;)」

 

二人で萬里の病気の話はしてたと思う、色々察して、とりあえず今日のところは顔合わせで、社交辞令のように「また今度」とは言ったけど、付かず離れずしばらく誘いはないだろうと思う。

 

とにかく今は人脈広げるとか、そういうことに意識がついてかないし、仕事と子供のことで精一杯。

 

ガマちゃんの彼氏。ってだけの認識でお会いした玉子、人当たりの良い人だなと思ったくらいだった。

さほど意識してはいなかったけど、どこでどう繋がるかわからないのが縁。

これが、玉子とのファーストコンタクト。

 

ガマちゃんも離婚2回してて、男はもういらんとか、めんどくさいと言ってたけど、やっぱり女なんだな〜。

生き生きしてるわよ!

 

前々から度々聞いていたけど、今回もそうみたいね。

ガマ「好き好きって向こうの押しが強くて、しょうがなく付き合ってあげた。」

 

モテる女は大変ですね。

 ♪いつも読んでいただきありがとうございます♬
フムフム、そんなこともあるんだ〜!まぁ、なんやわからんけど頑張ってくれたまえ!!

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